Zusea Revo(逗子)で3kmオープンウォーターを完泳しました

Zusea Revoという逗子海岸で開催されたオープンウォータースイムのイベントで3kmを無事完泳することができました。



これまで一番長く泳いだのはトライアスロン大会での1.5kmで、それ以上は未知の世界でした。プールの練習でも1.5km以上を泳いだことはありませんでした。

来年の佐渡国際Aロングディスタンスの事前審査をクリアするために、オープンウォータースイムでの3km完泳の実績があると有利だろうと考えて出場することにしました。

今の実力だと1.5kmを35分くらいで泳げるので、3kmの予想フィニッシュタイムは1時間15分から20分くらい。ただしあくまで目標は完泳することです。

当日は快晴でした

前日から南風が強く当日の波のうねりが心配でしたが、当日はまずまずの状態でした。会場には泳ぎの早そうな選手が続々と集結。。。全員で230人くらいだったようです。慶応大学のスイムチームも来ています。

予想外だったのが、多くの選手がウェットスーツを着用していないことでした。予想最高気温は32度、確かにフルウェットは暑いのですが、みなさん泳ぎに自信があるのでしょう。

簡易テントを設営していると、いつの間にか8時30分の集合時間になりました。女性インストラクターを中心に全員で準備体操をします。コースのブイの位置はホワイトボードに書いてあるものを確認。。。ブイは全部で6つ、250mに2つ, 350m, 500m, 650m, 750mにそれぞれ1つです。あいにく周回コースは時計回りなので、息継ぎごとに位置を確認することができません。ちょっと心配です。。。

コースマップです

さて、レース開始の9時が迫って慌ただしくフルウェットの上半身を着込みます。応援に来てくれた家族はスタートぎりぎりに間に合いました!急いで記念写真。


実際のレース開始は9時5分過ぎくらいだったでしょうか。。。私は最後尾からゆっくり入水。逗子海岸は浅瀬なので、泳げる深さになるまでかなりの距離を歩く(走る)必要があります。これが結構足に負担に。。。

左肩の神経痛を気にしつつ、ゆっくりペースで泳ぎ始めます。最後尾なのでバトルはなく安心して泳げます。あとはブイをちゃんと目指して泳げるかだけ気を付ければ大丈夫だろうと思いました。
水温は暖かく、ウェットスーツなしでも十分泳げる感じでした。海のうねりは少しあるのですが、ブイが見えなくなるほどではないので大丈夫です。

最初の折り返しまでの750mはなかなか順調に行けました。途中、遅いスイマーを追い抜いたりさえしました。あとはたまにヘッドアップで前を泳いでいる集団を目安に方向を定めました。練習のときのようにしっかりとストリームラインを意識して肘を高く上げて泳ぐと確かにスピードが上がり、前の選手に追い付くことができました。ただ体力も消耗するので続けてはできません。

泳いでいる途中で首のまわりがウェットスーツと擦れてやや痛くなってきました。。。実はワセリンを忘れてしまい、保湿クリームを塗ったのですが、やはりダメだったようです。レース後にヒリヒリと痛み首回りが擦り傷だらけになってしまいました。

しかし、3kmは長いです。。。折り返して再びスタート地点目指して泳いでいる途中で早くも疲れてきてしまいました。気が付けば前の集団もずいぶん先でどんどん引き離されていきます。周囲を泳いでいる選手の数もだんだん減ってきました。

ようやく1周目を終えて折り返し地点に向かって浅瀬を歩きます。少しでもタイムを縮めようと頑張ってランに切り替えた途端、周囲が盛り上がってたくさんの声援をかけてもらいます。。。。でもなんだか大袈裟だなと思ったら、私のすぐ後をすでに2周目を終えてゴールに向かう選手たちがラストスパートをかけていました。。。応援が盛り上がっていたのは私にではなく、彼らに対してでした。。。(あとでリザルトを確認したら、2位争いでした)。しかし何て早いんだ。。。

時計をチェックしたところ、38分を過ぎています。普段のペースよりかなり遅いです。あまり頑張っても大した記録にならないな。。。とここでまず心が折れてしまいました。2周目に入る前に一休みしたい誘惑に惑わされつつ、再び浅瀬を頑張って歩きます。

2周目に入ると波のうねりが高くなってきました。周囲の選手も少なくなって、目標のブイをしっかり見つけないと右に左にずれてしまいます。。。おまけに途中から速い選手の集団がこちらに向かって猛突進してくるではありませんか!すれ違うときに衝突しないようにヘッドアップを頻繁に行うのでスピードが一層遅くなるし、体力も奪われていきます。喉も乾いてきて、早くゴールして水を飲みたいとぼんやり考えながら泳ぎ続けます。

2周目の折り返しを過ぎたころには、もう周辺にはほとんど選手の姿は見えず、ただひたすら一人旅が続きます。波もいよいよ高くなり、目標のブイに向かって真直ぐに泳ぐことができません。方向がずれるたびに、ライフセーバーの人たちが「ブイを見て!」と大きな声で教えてくれます。

そしてようやく2周目の最後のブイを越えて、ゴールに向かって泳ぎます。。。が、周囲に誰もいないので方向がわかりません。。。ゴール方向の目安を事前に確認し忘れたのが痛かったです。。。結局かなり大回りして岸に戻りました。

ゴールしたときの手元の時計では、1時間25分を過ぎていました。2周目は1周目よりさらに遅く、45分以上かかった計算です。会場のアナウンスでは、「残り選手は6名となりました。。。」と言っていたので、私は本当に最後の最後のほうでした。。。。

とにかく疲れた~~~でも何とか完泳できました。

冷たいドリンクを飲んで休んでいると、やがて家族がやってきました。大会参加者には焼きそばとカレーライスがあるので、家族の分もらって皆で日陰でランチ。私は疲れが激しく食欲が湧きません。。。しばらく休んだら元気が出てきたので妻に頼んでゴールの正面で記念写真をパチリ。下がそのときの写真です。


以下がリザルトです。

http://www.zusea.com/common/pdf/zusearevo_3000.pdf

記録 1時間25分47秒
順位 完泳者225名中219番




やはり相当遅かったです!途中で棄権した人もいますが、完泳者のビリから6番でした!(40代男子のエイジではビリ)
ちなみに優勝者のタイムは37分9秒!慶応の学生さんだったようです。一体どうやったらそんなタイムで泳げるのでしょうか。。。?

ウェットスーツは前回のトライアスロン大会で破れてしまったものを、メルコテープで補修したものを着ましたが、結局破れてしまいました。今度はサイズの一回り大きいものを購入しようと思います。

タイムはともかく、長距離を泳ぐのがどんな感じかわかったのは大きな収穫でした。感触としては、ロングの3.8kmを泳ぐのも大丈夫と確信しました。ペースも今回より改善できると思いますが、もっとトレーニングを積んで効率的な泳ぎ方とスタミナ、そして真直ぐ泳ぐ技術を身に着けなければなりません。



コメント

  1. 今更ですが(苦笑)、3キロ完泳おめでとうございます!
    モニオさん、すがすがしい、いい笑顔ですね。格好いいです。
    こういうコース設定だと、たしかに折り返してきた泳者とぶつかりそうで泳ぎにくいですね。
    7月末だとウェットだと泳いでいて暑かったりしませんでしたか?
    順位は後ろの方だったかもしれませんが、メゲずに頑張ったガッツが素晴らしいです。
    自分も水泳はあまり得意ではないので、さぞやしんどかったのではないかと思います。
    今年はトライアスロンに参加されるのですか?またブログの更新楽しみにしています。
    それから、自分は今年こそバイクを買おうと思っているので、バイクに関する話も
    色々ブログにアップしてくださると嬉しいです(笑)。たとえば、初めてバイクを買ったときのお話とか、初心者にありがちな失敗談とか!(笑)

    では健康第一でこれからもご活躍を~!

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    1. こんにちは、普段コメント確認をサボッているので返信が遅くなりました ^_^

      このZusea Revoイベントは、気軽に参加できる3kmのオープンウォーター大会として貴重だったのですが、去年から逗子海岸のマナー規制が一気に厳しくなったため今年はもう開催がないようで残念です。

      これからバイクを買われるとは羨ましい!私はTTとロードで迷いましたが、自転車通勤でも使えるロードで、あとは一目で気に入ったというだけ!で決めてしまいました。他と比較したり知り合いに相談もせずに。。。

      スイムはいくらトレーニングしても全然上達しません(笑)めげずにコツコツやっていこうと思います。

      これからいよいよオープンウォーターの季節ですね。また長距離泳ぐ機会があったら記録更新チャレンジしたいと思います(まあこれ以上遅くなりようがないのですが。。。)

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