しばらく使っていなかったPono Playerを何気なくPono Music Worldに繋げてみたところ、以下の告知が。。。
PonoPlayer Firmware Update Version 1.0.5
February 12, 2015
Firmware Version 1.0.5 Release Notes:
Feature Enhancements & Bug Fixes
Added DSD playback capability
Playback of DSD file utilizes the DSD mode of the player’s DAC. The data in the DSD file is presented directly to the DAC.
Support for 2 channel DSD64 and DSD128 files
Support for DFF file container (containing uncompressed data)
Support for DSF file container including ID3 tags
なななんと、DSF/DFFそれもタグ情報まで完璧に対応とあるではないですか!!!
早速試してみることに。。。
Pono Music World自体をアップデートしたあとは、自動で最新のファームウェアを取りに行きます(下の写真の左下の黄色いプログレスバーです)。
Pono Music Wolrdの画面です
Pono Music Playerは米国のみでしか販売していなからか、国内ではほとんどニュースにもなっていません(日本からも個人輸入で購入は可能)。
しかし、既にFLAC/WAVの96kHz/24bit再生に対応し、ポータブルプレーヤーとしては珍しくバランスヘッドフォン出力に対応するなど、ハイレゾ対応のプレーヤーとしては完成度の高い仕様であったものが、今回のDSD対応によって、史上最強のハイレゾプレーヤーとなりました。
そもそもPonoに搭載されているDACチップESS 9018MはDSDネイティブ再生可能だったので、いつかはこの日が来るとは期待していましたが、いきなり何の事前予告もなしに(それともあったのか?)対応ファームウェアがリリースされたので正直驚きです。
DSDのネイティブ再生ができるポータブルプレーヤーは実はほとんどありません。DSD再生を謳っている製品のほとんどは、DSDから一度PCM変換を経てDA変換が行われています。たとえばソニーのウォークマン「NW-ZX1」や「F880」などはネイティブDSD再生はできません。唯一の例外は
iriver Astell&Kernブランドの最上位モデル「AK240」(直販285,000円)くらいでしょうか。。。
ちなみにPonoの価格はUS$400です。 ^_^
早速Ponoをつないでファームウェア更新、そして手持ちのDSF/DFF音源をPonoに転送してみます。。。
操作はいたって簡単。PCとUSBケーブルで接続して、そのフォルダに音楽ファイル(とアルバムアートファイル)をコピーするだけ。
ファームウェアの最新版の通知が
ファームウェアをVer1.0.5へアップデート
DSFファイルの再生
アルバムアートもバッチリ
DFFファイルの再生
こちらもアルバムアートもバッチリ
全く何の問題もなくあっさりと。。。ギャップレス再生も完璧。。。これはスゴイ。。。ついに究極のポータブルプレーヤーが現れました。
これからはNASのハイレゾ音源のフォーマット変換にあれこれ悩む必要がなくなりました。ALACもAIFFもAACも無用の世界です。FLAC/WAVとDSFだけで統一です。
なんか物理学の大統一理論みたくなってきました(笑)
もうこれ1台あればもう他に何も要らない。。。ピリオド。
肝心の音のほうも申し分ない。OPPOで聴くFLACとDSDの違いに特徴が良く似ています。DSDのほうは期待を裏切らない素晴らしい音です。。。
これは感動的。もうしばらくはこのプレーヤーをじっくり聴き込んでみることに。。。
これぞ至福の時間。。。
ニールヤング、素晴らしい贈り物をありがとう。。。
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