今日出場するのは所沢ウルトラナイトの100kmウルトラマラソンです。夜7時スタートで翌朝7時までの制限時間12時間で、所沢の航空公園(1周2.4km)を40周するウルトラマラソンです。
所沢ウルトラナイト
以前のブログに書いたとおり、ウルトラマラソン完走は今年の3大目標の一つでした。
しかし、8月のアイアンマンジャパン北海道を完走してからは、十分な準備や対策ができず、おまけに風邪まで引いてしまい、控え目に見ても準備不足は否めません、というか、数日前から再び風邪がぶり返してしまい、本当にこの体調で100kmも走れるのでしょうか。。。?
不思議なことに、100kmウルトラマラソンの直前だというのに、緊張感のかけらもありません。
アイアンマンジャパンのときは、1ヶ月前から緊張と不安のなかで過ごし、レース前日は一睡もできなかったのと比べるとまるで違います。
なんなんでしょうか、このユルユル感は。。。むしろ根拠もなくワクワクするくらいです (´д`)
すべては9月初旬に50kmの試走であっけなく30kmで内足広筋の痛みでギブアップしたのが始まりでした。
50kmの試走もあえなく30kmでギブアップ
この試走は、前日に尾根幹を50km、自転車で結構ハードに走った直後だったので、そもそも無理があったのかもしれません。
しかし、フルマラソンの延長上でウルトラを単純に考えていた自分にとっては非常に良い教訓になりました。ウルトラは戦略で走らないと根性だけでは絶対無理だと。
そこで、試走の失敗を踏まえて、ランニングシューズを新調、アイアンマンジャパンで知り合った友人がOnのシューズを扱っていたので、Onのクラウドサーファーを購入しました。空を舞うかのような履き心地は抜群です!
Onのクラウドサーファーを新調
また補給食としてこれまたアイアンマンジャパンで知り合った友人が推薦してくれた介護食を調達しました。介護食は胃腸にやさしいので、補給食としても優れているということです。おかずとゼリーそれぞれ10食分ずつ準備しました。
介護食
そして以前トレランでお世話になったコーチのマンツーマンレッスンを受けるなど、これまでのやり方を捨ててすべて新しい気持ちで準備を進めました。
マンツーマンレッスンでフォーム矯正
しかし、肝心の膝や腿の痛みがなかなか抜けません。満足に練習もできないうちに、風邪を引いてしまい、9月のトレーニングはここ数年で練習量の一番少ない結果となってしまいました。
9月のトレーニング結果
アイアンマンジャパンのときは、本番前の2週間は意識的にトレーニングを休んだことが功を奏して完走できたので、今回もレース前はほとんどトレーニングを休みました。
食事だけはしっかりと摂ったわりには、体調不良で自宅で休んでいた時間が長かったせいか、体重と体脂肪率は増加し続け、今朝の時点で63.8kg, 15.2%とここ数年でも最も太ってしまいました。
昨日も今日も近所のフォルクスで日替わりランチ(バイキング)を摂取。かなりの量を食べてしまいました。^_^
フォルクスの日替わりランチ
唯一の明るい材料は、膝や腿の筋肉痛が消えたことです。しかしこれもレース中にいつ再発するかわかりません。特に体重が増えて膝にかかる負担が増えたのが懸念材料です。
そんなわけで、レースに持ってゆく荷物には痛み止め関係の湿布やスプレー、ボルタレンとロキソニンの錠剤などぎっしりと準備しました。
レースに持参する荷物
補給食だけでは消費するカロリーを補えないかもしれないので、あとはコンビニでおにぎりをいくつか買ってくる予定です。ドリンクはエイドに準備される水とスポーツドリンクで大丈夫だと思いますが、念のためゼリーとワンセコンドも持参します。
カバヤの塩分チャージタブレットは、アイアンマンジャパンで非常に助かったので、薬局で購入してきました。あとはカンロのTrailBarはやはりアイアンマンジャパンで役立ったものです。
エアーサロンパス、湿布類(モーラスバップ、ロキソニンテープ、ボルタレンテープ、アドフィードバップ)、そして伸縮ネットなど筋肉痛対策は万全を期したつもりです。これだけ揃っているとどんだけ重症患者なんだという感じですね。。。
写真には写っていませんが、これ以外に防寒対策として薄いウィンドブレーカーとアームウォーマーも準備しました。今日の所沢は、この季節にしては蒸し暑いくらい、最高気温は27℃、最低気温は15℃の予報です。
そうそう、ブログ書いていて思い出しましたが、腰痛対策のコルセットを忘れるところでした。。。
結構な荷物で重くなってしまいましたが、ウルトラマラソンに手抜かりは禁物です。
あと、健康保険証も財布に入れました。万一の病院搬送に備えて (´д`)
いや実は万一どころか、以前のフルマラソンで完走直後に悪寒で病院搬送、点滴という実績があるので、そうなってしまう可能性は結構あるのですが。。。
真面目な話、今回はそうならないことを祈るのみです。。。
さて、レースの戦略ですが、とにかく抑えて走ること、これに尽きます。間違ってもキロ6分なんかで走らず、前半はキロ7分で少しずつ貯金を蓄え、後半のペースダウンに備えるというのが基本です。
12時間の制限時間をクリアするためには、キロ7分12秒で走る必要があります。この間のアイアンマンジャパンの42.195kmではキロ8分47秒もかかっているため、長距離にしてはかなり早いペースで走らなければなりません。
恐らく残り20kmくらいはキロ8分くらいまで落ち込むでしょう。そうすると、そこで20分くらいは貯金を食い潰すことになるので、その前で20分の貯金を蓄えておく必要がある計算になります。
どうやら、またしても常に時間に追われる展開になりそうで嫌になりますが、今の自分の実力ではどうしようもありません。。。
補給作戦ですが、夜間走行ということで大量の汗をかくことはないでしょうから、2周(4.8km)で一回エイドで水分補給で十分だと思います。合計20回エイド立ち寄り。
また持参のジェルが8袋あるので、水分やスポーツドリンクに飽きたらこちらを代わりに摂取する予定です(一袋100kcal程度のエネルギー補給にもなります)。
介護食は全部で10袋。こちらもそれぞれ一袋100kcal程度のエネルギー補給なので、10kmごとに一袋摂取することにします(最初の摂取はスタート直後)。
あとはおにぎりやTrailBarの補給も含めて合計カロリー摂取量は、
ジェル8袋 800kcal
介護食10袋 1,000kcal
おにぎり4個 600kcal
調理パン5個 1,500kcal
TrailBar2本 280kcal
大会側準備(うどん3杯、おにぎり3個) 800kcal
合計約5,000kcal
となります。私の体重62kgで100km走ると消費カロリーは6,200kcalなのでこれではまだ足りない計算ですがあとは何とかなるでしょう。。。
さて、この後一体どういう地獄が待っているのか、またしても過酷なレースとなるのは間違いないですが、どうなることやら。。。
100kmを完走できるのか、途中でリタイアしてしまうのか、はたまた病院搬送となってしまうのか。。。(( ;゚Д゚))
無事に帰還できたらレースの一部始終をまたブログに書き記そうと思います。。。
(おわり)
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