大変だけどムチャクチャ楽しい家づくり。。。これから家を建てる方々にこのブログ記事が少しでもお役に立てれば嬉しい限りです。
1.全体配置
下が外構の全体図です。図面右下の公道から緩やかな上り傾斜の土地に駐車場、そして奥に玄関のアプローチというのが特徴の土地です。玄関まわりには、ポスト、立水栓、屋外コンセント、自転車駐輪スペース、手摺り、そして園芸や野菜作りのための花壇と、いくつかの植樹、それに照明を設置しました。
全体配置(外構図面)
外構工事は、ハウスメーカー三菱地所ホームからの推奨で、ハヤカワ・コルというエクステリア専門の業者に依頼しました。ハヤカワ・コルの推奨するカタログから品目を選ぶのですが、一般的なエクステリアのカタログや雑誌は星の数ほどあり、自由度が高い反面、一体どれを選べば良いのか、途方に暮れてしまいます。
そんななか、エクステリア選定で重宝したのが、メイクランドの総合カタログとオンリーワンエクステリアの総合カタログでした。
メイクランド総合カタログ
株式会社メイクが定期的に刊行しているエクステリア専用の総合カタログです。
メイクランド
このカタログからはウッドの水栓柱(ウォーターコック)と蛇口を選びました。
ウッドの水栓柱
また外構全体を通してドルチェシリーズのシュガーレッド(笠木)という赤レンガでアクセントを入れました。
シュガーレッドの赤レンガ
オンリーワンエクステリア
大竹産業のオンリーワンクラブのエクステリアカタログです。
オンリーワンエクステリア
ロートアイアンの手摺り、収納ベンチ(TK3-E-UCWH ロングタイプ)、そしてMILKという商品名の玄関ポストをこちらから選びました。
収納ベンチ
MILK(玄関ポスト)
とにかく外構は無限の組み合わせがあり、間取りや内装のようにある程度のパターンをベースに、ということができません。自分は何がやりたいかをしっかり認識してそれを基本に発展させるしかないと思います。
。。と偉そうに書きましたが、私自身、外構は後回しにして時間切れとなってしまい、引き渡しの入居時は必要最低限の箇所しか完成できず、その後半年かけて庭まわり(収納ベンチ、バラアーチ、化粧砂利、自然石平板)をようやく完成させました。
追加工事分
2.塀
塀の設置は隣家との区分上欠かすことのできない外構工事となりますが、既に隣家が塀を設置済みの場合は、敢えて2重に塀を新設する必要はありません。確認は必要ですが、ほとんどのケースで隣家は既設の塀だけで問題ないということになると思います(塀そのものは隣家の所有物なので何ら手を加えることはできませんが)。拙宅の場合は、旗竿と隣接している位置指定道路の間に塀を設けました。当初は腰くらいの高さの塀を検討しましたが、開放的なスぺースにしたほうが良いかと高さを膝下くらいに抑えて施工して、旗竿部の通り抜けもしやすいようになりました。
旗竿部の塀
隣のマンションのオーナーさんにも、「開放的な雰囲気になった」と好評です。
下の娘が幼稚園生だったころは、この塀の上に娘が登って自転車のチャイルドシートに乗るための台の役割にもなりました。また子供たちは(中学生になるころまで)この塀の上を伝わって玄関まで行くのがお気に入りのルートでした。
塀に乗ってチャイルドシートに
また、この土地には従来から塀の近くに電柱が2本隣接して建っており、できれば1本を撤去してほしいとハウスメーカーを経由して電力会社に打診してもらいました。
電柱撤去前
運よく撤去の許可が下りたため、2本あった電柱の左側1本を撤去してもらい、景観上スッキリとしました。撤去に伴う費用負担は無料でした。
電柱撤去後
ちなみに、当初は電線の引き込みを北側(裏側)と考えていました。というもの、電線は原則敷地内を通って引き込みされるとハウスメーカーから聞いていたのですが、既存の電線が流用できる環境だったので、ハウスメーカーの営業担当を通して打診したところ快諾してもらったという経緯があります。
また、水道配管に関しても、元々の土地1区画を2分割して販売しており、先に土地購入した物件(写真手前の隣家)が元の水道配管を使用していたため、道路から新規に配管を引く必要があり、その費用(確か10万円くらい)も自己負担となりました。
北側裏手は、隣家が塀を設置していたので敢えて新しい塀は設ける必要がなく、こちらは費用がかかりませんでした。地面には防草シートを貼り、ビリ砂利を敷きました。ビリ砂利を敷くことで、防犯対策にもなるそうです。砂利の種類もいろいろありますが、洋風(尖った砂利)と和風(丸まった砂利)があり、何も考えずに和風を選びましたが、家のデザインとマッチするのは洋風のほうだったのでこれは失敗でした。
裏手の塀
狭小のスペースで問題になるのが、野良猫の糞と尿です。猫が通らないように市販品のシートやスプレーなどあの手この手と尽くしましたが効果は限定的。最後に試したのが、庭のバラの樹のトゲのある枝をたくさん撒いておくことでした。これは効果抜群で、その後は野良猫は一切通らなくなりました。
隣家との境界
上の写真は隣家との境界ですが、お互いの窓の位置をずらしています。後で新築するほうは、予め隣家の窓や開口部の位置を確認しておき、それとずらした形で設計するほうが、お互い外を覗いて「コンニチハー」となってしまうことを避けることができます。
3.駐車スペース
土地は、旗竿部を駐車場として利用しています。道路との開口部(図の右下)が3.5mと旗竿にしては広く、また隣が位置指定道路になっているため、自家用車を停めてもその横を自転車で余裕で通れるくらいのスペースがあります。
駐車場にはカーポートという屋根を設置しています。カーポートのメリットは、雨の日に濡れずに乗り降りができること、そして鳥の糞など防ぐことで、車が汚れにくくなること、さらに夏場は車内の暑さが軽減でき、冬場は霜がつかなくなります。
カーポート
カーポートは三協アルミのカムフィNex Rというモデル(現在は販売終了)のサンシルバーを選びました。
カーポートのデメリットとしては支柱が邪魔になることです。旗竿地のように限られたスペースの場合は支柱を建てる位置に特に注意が必要です。拙宅はこれを怠ったため、本来は10センチ以上は壁寄りに詰められるスペースが無駄になってしまいました。
カーポート支柱の位置
写真の通り、隣家との境界を意識するあまり、支柱の設置位置が必要以上に内側になっています。助手席の乗り降りを考慮すると、あまり左ギリギリに駐車しても不便なので実用上は特に問題はありませんが、気分的には損をした感じです。
カーポートの支柱には、車がこすれて傷がつかないように、コーナーガードを巻いておくと良いでしょう。拙宅ではエーモン コーナーガードG820を使っています。
コンクリート製の車止め(パーキングブロック)も必要です。駐車場にピンで固定してしまっても良いのですが、拙宅では2台駐車時のことを考えて左側の車輪分だけをコンクリートに直に載せているだけです。
駐車場と公道との間に段差がある場合は、段差プレートも必要となります。拙宅ではコストをケチってプラスチック製の2,000円くらいの段差プレートを選びましたが、車が通過するたびにゴトゴト鳴るし、大雨のときは排水で位置がずれてしまうので失敗でした。いつかコンクリートなど重量級の段差プレートに交換をと思ってましたが、そのままの状態で7年経ってしまいました。
段差プレート
ちなみに駐車場の地面をすべてコンクリートにしてしまうと、コケに悩まされるという話も良く聞きます。駐車スペースの地面には、タイルなど別素材を(一部でも)採用したり、デザインにアクセントをつけると良いと思います。
拙宅では、入口部と途中に一部ピンコロ石でアクセントをつけました。当初は全面をピンコロ石の予定だったのですが、コスト削減で一部に変更、結果的にはこれで十分だったと思います。
駐車スペース開口部
駐車スペースの両端にはピンクと白色の石を混ぜた化粧砂利を敷き詰めましたが、これはデザイン的にも成功でした。
旗竿地というのは公道に面している土地と比較して実はいくつか利点があります。
まず、公道から少し奥に入った場所にあるので、道路の騒音などが遥かに小さく閑静な環境となります。
また(これは住んでみて初めてわかるのですが)玄関ポストも奥にあるため、チラシ配りが奥まで入ってくることがなく、ポストがチラシ広告で一杯になるということもありません。これは生活していて結構大きなメリットです。
4.入口門柱(レンガのアーチ)
敷地の入り口、道路に面した場所に赤レンガの門柱を建てました。ムック本の施工例を参考に、レンガをアーチ状に造作(高さ170cm)しており、表札と門灯、インターホン、そして背面には飾りフックが付いておりいわば家のシンボル的存在です。
アーチ正面
参考にしたのは、「すてきな門まわり・駐車場」というブティック社のムック本です。
アーチ背面
背面のフックには花飾りを吊るして定期的な水やりの必要のない多肉植物を飾っています。
フックに花飾り
門灯はKOIZUMIのAUE 645024という防雨型ブラケット(人感センサー付き)です。夜は人が近づくとじわーっとライトアップするような仕掛けになっています。
夜のライトアップ
5.アプローチ・ファサード
玄関につながるアプローチは、その家の印象づける非常に大切な部分になります。もちろん実用的にも不便のないような設計が必要ですが、アプローチには家主の個性が一番表れる場所ではないかと思います。駐車スペースを抜けた場所に、左側にはまず植樹用の花壇をレンガで造作しました。
そしてその花壇とつながるような形で3段の半円形に拡がった石段を登ると玄関に続くようになっています。石段の右側にはポストと門灯、そしてここにも植樹用の花壇をレイアウトしました。
石段とポスト
石段は駐車スペースと同じピンコロ石で統一感を出しました。
ピンコロ石
ポストの下には花壇にパンジーを飾っています。
ポストの花壇
水栓とロートアイアン手摺
水栓は、周囲を同じレンガで統一し、やはり同じピンクと白の混合砂利を敷いています。蛇口が二つのタイプで、二つ目は散水用のシャワーに繋げています。水栓は蛇口が二つのタイプをおすすめします。
水栓
右側のロートアイアンの手摺りは、装飾品です。
ロートアイアンの手摺り
あと、玄関近くに100Vの電源コンセント(防水仕様)を設けました。将来的には自家用車が充電式になることを想定したのですが、外構にコンセントは落ち葉のブロワーとか監視カメラとか日常的に非常に役に立っています。
6.ガーデニング
表庭は1階子供部屋の正面です。陽当たりが非常に良く、住宅地になる以前は畑だったということを知り、植樹だけでなくトマトやナス、キュウリなど家庭菜園をやろうと計画しました。
表庭の一番奥には、ギンヨウアカシア(ミモザ)の樹を植えました。地面は自然石平板(サンドストーン)を敷いて奥に散策できるようになっています。引渡し時にはミモザの樹も背が低く、全体的にスッキリとした状態でした。
表庭(引渡し時)
入居して半年ほど経ち、表庭に収納ベンチ(オンリーワン、ロングタイプ)とバラ用のアーチを設置しました。
バラのアーチのほうは今ではバラがうまく巻き付いて、季節ごとに綺麗な花を楽しめるようになりました。
収納ベンチ
バラのアーチ
外構の上のロートアイアンのフェンスは少し工夫して、LIXILのユーフォスフェンスの2種類の既製品(A型とB型)を交互に組み合わせてウェーブがかかるようにしました。これはたぶん拙宅だけのオリジナル、なかなかのアイデアだったと自画自賛しています。
ロートアイアンのフェンス
7.植樹
どんな植樹が外構に相応しいか。。。これは難しいテーマだと思います。一般的には、虫がつかず、手入れがラクで、見栄えが良く、成長が遅い(急速に枝葉を拡げない)が理想とされています。その条件を満たす樹木というと、今も昔もシマトネリコが一番人気だと思います(エクステリア設計士100人に聞いた、よく使う庭木・樹木人気ランキングTOP10!のランキングでもシマトネリコがNo.1です)。
その一方、他の家と違う我が家ならではのシンボルツリーとして、珍しい樹木を選ぶ場合も少なくないと思います。
拙宅のシンボルツリーは、南側のギンヨウアカシア(ミモザ)なのですが、入居時には50cmくらいの高さだったのが、陽当たりの良さも手伝って、あれよあれよという間に巨木に育ってしまいました。
葉も盛大に伸び放題で、夏場は特にいくら自分で剪定しても追い付かないので、年に1回業者に依頼してバッサリと剪定してもらう必要があります。
ミモザは春先に黄色い花を咲かせますが、これはとてもキレイで、切り花にして家の中に飾ったり、子供が学校に持って行ったりしています。
玄関の正面にはジューンベリーの樹を植えました。ジューンベリーはその名の通り、6月になると赤い実をつけます。ジューンベリーの実は甘く美味しいので、鳥がよく食べにやってきます。
ジューンベリーの難点は、虫がつくことです。特にイラガの幼虫は、葉の裏にびっしりと張り付き退治するのは一苦労です。ただし、年によっては全く発生しないこともあり、必ず被害に遭うということでもありません。
また、針葉樹系(コニファー)を玄関などの目隠しに活用するという場合もあります。拙宅はコニファーとしてゴールドクレストとスカイロケットを玄関前の花壇に植えました。
こちらも陽当たりが絶好で、元は畑だったという土壌の良さも手伝ってか、ゴールドクレストは高さ30cmくらいのものが、5年経って3m近くまで育ってしまったため、止むなく伐採してしまいました。
一方、スカイロケットは、降雪で枝が折れてやられてしまったのを乗り越えて、7年経っても堅調な成長で玄関の隠しとして役立っています。
裏庭のスペースにはソヨゴを植えました。入居時には赤い実がついていたのですが、その後は実を付けていません。
夜はライトアップできるよう地面にライトを設置していますが、裏庭は主寝室からしか見えないこともありほとんど使うことはありません。
このように、拙宅は植樹に関しては成功したとは言い難く、もっとしっかり事前調査をしておけば良かったと反省しています。
このブログを書くにあたり植樹の種類について調べてみようと家の近所を散歩していたら、近くに三井不動産の集合建売物件があり、植樹のプレートがついていたのでそれをメモってきました。
以下、写真の左上から右上、そして左下から右下にかけてご紹介します。
シラカシ:ブナ科、常緑高木。葉は5-12cmの長楕円形で互生し厚い。上半部の緑には鋸葉があり、上面は濃い緑色でつやがある。10月ごろ結実。
トウネズミモチ:常緑高木。花期は6~7月頃で黄白色の花を多数咲かせる。果実は紫黒色に熟する。
フイリサカキ:不規則な白の覆輪が入る、サカキの斑入品種。日陰に強いサカキの性質を持ちながら明るい印象を与えるカラーリーフ。
常緑ヤマボウシ・ホンコンエンシス:広く厚みのある深い緑色の葉。花は一般的なヤマボウシよりやや小さめ。春から初夏にかけて花が咲いて秋には赤い実をつける。花、実、光沢の葉と一年を通して楽しめる。
キンモクセイ:本種はギンモクセイの変種で、花は橙黄色。小さな花が散形状に多数咲く。日本では雄株しかないので結実しない。
シマトネリコ:風が吹くとさわさわと揺れる光沢のある葉っぱが魅力で、1年中、緑の葉が楽しめる半常緑樹。夏には小さくて白いカワイイ花を咲かせ、夏の終わりから秋にかけて小さな実を付ける。
イロハモミジ:落葉高木。径5~10mmの小花が10~20個まとまった複数帯状に付く。10~12月に黄褐色~紅色に紅葉し、落葉する。
ビバーナム:耐寒性だが、秋になると紅葉し落葉する。春になると目に鮮やかな葉っぱとアジサイに似た白く美しいボール状の花を咲かせる。小型で強靭、半日蔭や土質を選ばず、育てやすい樹木。
ソヨゴ:美しい緑色の乾いたような質感の葉は周囲の葉とこすれるとかさかさと独特の音を立てる。白い花が5~6月に咲く。雌雄異株で近くに雄株があった場合、雌株に赤い実が付く。
カラタネオガタマ:常緑性の花木で、枝や葉柄に褐色の毛が密生し、花は葉液に半開状に咲く。花は小さくあまり目立たないが、バナナのような甘い強い方向をもっているのが特徴。日陰でも育つ、育てやすい樹木。
こちらの「おすすめの庭木」というサイトもまとまっていて参考になります。
---------------------------------------------------------------------その一方、他の家と違う我が家ならではのシンボルツリーとして、珍しい樹木を選ぶ場合も少なくないと思います。
拙宅のシンボルツリーは、南側のギンヨウアカシア(ミモザ)なのですが、入居時には50cmくらいの高さだったのが、陽当たりの良さも手伝って、あれよあれよという間に巨木に育ってしまいました。
ミモザ(入居時)
ミモザ(入居5年後)
葉も盛大に伸び放題で、夏場は特にいくら自分で剪定しても追い付かないので、年に1回業者に依頼してバッサリと剪定してもらう必要があります。
ミモザは春先に黄色い花を咲かせますが、これはとてもキレイで、切り花にして家の中に飾ったり、子供が学校に持って行ったりしています。
ミモザの花
玄関の正面にはジューンベリーの樹を植えました。ジューンベリーはその名の通り、6月になると赤い実をつけます。ジューンベリーの実は甘く美味しいので、鳥がよく食べにやってきます。
ジューンベリーの樹
ジューンベリーの難点は、虫がつくことです。特にイラガの幼虫は、葉の裏にびっしりと張り付き退治するのは一苦労です。ただし、年によっては全く発生しないこともあり、必ず被害に遭うということでもありません。
また、針葉樹系(コニファー)を玄関などの目隠しに活用するという場合もあります。拙宅はコニファーとしてゴールドクレストとスカイロケットを玄関前の花壇に植えました。
ゴールドクレスト
一方、スカイロケットは、降雪で枝が折れてやられてしまったのを乗り越えて、7年経っても堅調な成長で玄関の隠しとして役立っています。
裏庭のスペースにはソヨゴを植えました。入居時には赤い実がついていたのですが、その後は実を付けていません。
ソヨゴ
夜はライトアップできるよう地面にライトを設置していますが、裏庭は主寝室からしか見えないこともありほとんど使うことはありません。
このように、拙宅は植樹に関しては成功したとは言い難く、もっとしっかり事前調査をしておけば良かったと反省しています。
このブログを書くにあたり植樹の種類について調べてみようと家の近所を散歩していたら、近くに三井不動産の集合建売物件があり、植樹のプレートがついていたのでそれをメモってきました。
さまざまな植樹
以下、写真の左上から右上、そして左下から右下にかけてご紹介します。
シラカシ:ブナ科、常緑高木。葉は5-12cmの長楕円形で互生し厚い。上半部の緑には鋸葉があり、上面は濃い緑色でつやがある。10月ごろ結実。
トウネズミモチ:常緑高木。花期は6~7月頃で黄白色の花を多数咲かせる。果実は紫黒色に熟する。
フイリサカキ:不規則な白の覆輪が入る、サカキの斑入品種。日陰に強いサカキの性質を持ちながら明るい印象を与えるカラーリーフ。
常緑ヤマボウシ・ホンコンエンシス:広く厚みのある深い緑色の葉。花は一般的なヤマボウシよりやや小さめ。春から初夏にかけて花が咲いて秋には赤い実をつける。花、実、光沢の葉と一年を通して楽しめる。
キンモクセイ:本種はギンモクセイの変種で、花は橙黄色。小さな花が散形状に多数咲く。日本では雄株しかないので結実しない。
シマトネリコ:風が吹くとさわさわと揺れる光沢のある葉っぱが魅力で、1年中、緑の葉が楽しめる半常緑樹。夏には小さくて白いカワイイ花を咲かせ、夏の終わりから秋にかけて小さな実を付ける。
イロハモミジ:落葉高木。径5~10mmの小花が10~20個まとまった複数帯状に付く。10~12月に黄褐色~紅色に紅葉し、落葉する。
ビバーナム:耐寒性だが、秋になると紅葉し落葉する。春になると目に鮮やかな葉っぱとアジサイに似た白く美しいボール状の花を咲かせる。小型で強靭、半日蔭や土質を選ばず、育てやすい樹木。
ソヨゴ:美しい緑色の乾いたような質感の葉は周囲の葉とこすれるとかさかさと独特の音を立てる。白い花が5~6月に咲く。雌雄異株で近くに雄株があった場合、雌株に赤い実が付く。
カラタネオガタマ:常緑性の花木で、枝や葉柄に褐色の毛が密生し、花は葉液に半開状に咲く。花は小さくあまり目立たないが、バナナのような甘い強い方向をもっているのが特徴。日陰でも育つ、育てやすい樹木。
こちらの「おすすめの庭木」というサイトもまとまっていて参考になります。
8.外壁・屋根
外壁や屋根は家屋の一部なので外構のテーマではないのですが、選択肢があまりに多くて大変でした。
玄関の周辺だけタイルにしたいと考えていたので、タイル会社をいろいろ回ったのですが、施工イメージが沸かず、散々迷った挙句、LIXIL新宿のショールームで紹介されたINAXの「パストラル」というタイルにしました。
施工してみると、想定イメージより模様が細かくおとなしめの感じでしたが、まあこんなもんかといったところです。
また、屋根は色の選択を「ワインレッド」「モスグリーン」「ブラウン」のどれにするか散々悩んだ挙句、「モスグリーン」を選んだのですが、屋根の色など地上から見るとどれも黒にしか見えず、まるで差がわからないので、結局どれも一緒、悩んだだけ損した感じでした。
玄関の周辺だけタイルにしたいと考えていたので、タイル会社をいろいろ回ったのですが、施工イメージが沸かず、散々迷った挙句、LIXIL新宿のショールームで紹介されたINAXの「パストラル」というタイルにしました。
INAXの「パストラル」
玄関周辺に施工
施工してみると、想定イメージより模様が細かくおとなしめの感じでしたが、まあこんなもんかといったところです。
また、屋根は色の選択を「ワインレッド」「モスグリーン」「ブラウン」のどれにするか散々悩んだ挙句、「モスグリーン」を選んだのですが、屋根の色など地上から見るとどれも黒にしか見えず、まるで差がわからないので、結局どれも一緒、悩んだだけ損した感じでした。
屋根
以上、外構(駐車スペース、アプローチ、植栽など)に関してチェックポイントを紹介しました。
外構はどうしても家づくりの過程で後回しにしがちです。また、組み合わせやパーツ選択肢が無限の組み合わせがあり、何か軸になるテーマのようなものを予め決めておかないと何も先に進めなくなってしまいます。
拙宅は、まず最低限必要なものだけを準備して、入居後にゆっくりと外構の残りを決めました。ただし、その場合は折角の新居にも関わらず、庭がブルーシートで覆われていたり、ファサードが完成していないので恰好悪かったりと、ちょっと残念なことになったのも事実です。
外構を決める上で、街を散策して、自分好みの外構の家を見つけたら写真を撮って妻と相談するというのもやりました。ウチの場合は、奥沢近くにある邸宅をモデルにイメージしました。
参考にした邸宅
また、ハウスメーカーに、自分のイメージに近い物件を紹介してもらうのも手だと思います。
施工が始まったら、建築現場を訪れてみましょう(あくまでも現場の作業の邪魔にならないように)。一戸建てがどのように施工されるのかいろいろ勉強になります。
建築現場(その1)
建築現場(その2)
頻繁に訪れると、作業員の方と顔見知りになって、いろいろ親切に教えていただくこともありました。こちらも暑い日には冷えたジュースなど差し入れすると喜ばれました。
こういう些細なことも、家づくりの楽しさだと思います。
まだまだ書き足りないところもあるので、思い付いたら適宜追記していこうと考えています。
ここまで長いブログお付き合いいただき有難うございました。
ここまで長いブログお付き合いいただき有難うございました。
このコメントはブログの管理者によって削除されました。
返信削除