モニオの部屋のURLは、
https://www.masayukikawate.blogspot.com
から
https://www.monionoheya.com
に変わりました。
独自ドメインは、「Bloggerの独自ドメイン移行はGoogle Domainsだと超簡単」の記事を参考に、Google Domainsを選びました。
移行は拍子抜けするほど簡単でした!
1.独自ドメインへの変更手順
Bloggerの管理画面から『設定』>『基本』へ移動し、ブログのアドレスを選択します。
『ドメインを購入』をクリックします。デフォルトではブログ名(モニオの部屋)になっているので、希望するドメイン名(monionoheya.com)と入力します。
必要事項を入力して、クレジットカード払いにします。
monionoheya.comを登録中と表示され、しばらくすると、登録が完了されましたと表示されます。
httpsの項目に黄色でエラーがハイライトされていますが、登録したメールアドレスを確認して、確認をクリックすれば消えるので気にせずOKです。
届いたメールで処理すると、Google Domainsが使えるようになります。
移行直前のホーム画面。
移行直後のホーム画面です。
httpsの黄色のエラーも消えました。
2.独自ドメインへ移行後のアナリティクスとサーチコンソールの設定変更
独自ドメインへ移行したあとは、アナリティクスとサーチコンソールの設定を変更する必要があります。
2.1 アナリティクス
「管理」 > 「プロパティ設定」 > 「デフォルトのURL」 を変更し「保存」をクリックします。
次に、「管理」 > 「プロパティ設定」 > 「Search Console」 から「Search Console を調整」をクリックします。
2.2 サーチコンソール
サーチコンソール画面は、URLを変更して登録します。
サーチコンソールへプロパティを追加する手順が2月から新しくなり、ドメインかURLプレフィックスかを選択できるようになりました。
ちなみに、旧サイトをドメインで追加しようとすると、以下のようなメッセージが出ます。私はBloggerのDNS設定へのコピー方法がわからないので、先に進めませんでした。
独自ドメインのほうは問題なく、ドメインを選択して新規に登録できました。
しばらくはデータがありません。
新しいサイトマップ(https://www.monionoheya.com/sitemap.xml)も送信しておきました。
2.3 Google AdSense
Google AdSenseのサイトの登録URLを変更しました。
新しいURLの審査が通るまでは、AdSenseでの広告表示はされないので、当然、広告収入もありません。
AdSenseでのPVは変更をかけてからはずっとゼロのままです。
私の場合はAdSenseの審査が通るまで、1週間もかかりました。
2.4 タグマネージャ
Googleタグマネージャに登録されているURLも変更をかけます。
新規コンテナ名を追加します。
コンテナを追加すると、トラッキングコードが発行されるので、それをコピーして、ブログのHTMLコードに埋め込みます。
そして、コンテナを新しいURLに切り替えて、今度は「コンテナのインポート」を選択して、Defaultとして保存します。
実は、この方法で問題なく移行できるかと思ったのですが、なぜかうまくいきませんでした(Googleタグアシスタントで動作確認ができます)。
結局、すべてのタグとラベルをもう一度作り直すことになってしまいました。
実は、この方法で問題なく移行できるかと思ったのですが、なぜかうまくいきませんでした(Googleタグアシスタントで動作確認ができます)。
結局、すべてのタグとラベルをもう一度作り直すことになってしまいました。
3.移行に伴う留意点
ブログの引っ越しで一番気になるのが、SEO効果が果たしてちゃんと引き継がれるかどうかです。実は以前、ブログのURLを安易に変更しようとして、SEO効果がすべて消えてしまったという苦い経験があります。
以前URLを
https://www.masayukikawate.blogspot.com
から
https://www.monionoheya.blogspot.com
に変更をしようとしたのですが、なぜか、「サイトにリダイレクトディレクティブがありません」というエラー(HTML でリダイレクトして301認定されない問題)を解決できませんでした。
引っ越しに失敗した結果、URLを元に戻したのですが、後の祭りで、すべてのSEO効果がクリアされてしまい、PVも極端に落ち込んでしまったのです。
URL引っ越し失敗によるPVの落ち込み
上のグラフ(Google AdSenseのレポート)から、2018年4月に落ち込んだPVが、6か月後もなかなか回復しない様子がわかると思います。
しかし今回のGoogle Domainsでの引っ越しであれば、その心配はありませんでした。
リダイレクトの設定はすべて自動的に行われるので、試しに、特定の旧ページにアクセスすると、ちゃんと新ページにリダイレクトされることを確認できました。
これでしばらく運用すれば、旧ドメイン(masayukikawate.blogspot.com)でのSEO効果は維持されつつ、リダイレクトにより新しい独自ドメイン(monionoheya.com)でのSEO効果が徐々に蓄積される仕組みです。
しばらくは両方のURLの検索クエリをチェックして推移を確認しようと思います。
4.検索クエリについて
ドメインを移行してから1週間が経過したので、旧URLから新ドメインにどの程度アクセスの移行が推移しているか調べてみました。やり方は、アナリティクスで「行動」>「サイトコンテンツ」>「ランディングページ」と選んで、セグメントを「すべてのデータ」から「自然検索トラフィック」に変更、プライマリディメンションを「ホスト名」に変更します。
過去1週間分のデータを見ると、自然検索トラフィックの847(全体の93%)が新ドメインからの流入となっており、旧URLからの流入は42だけでした。予想以上に新ドメインへの移行が進んでいることがわかりました。
試しにGoogle検索で、私の検索クエリで最も多い kodi, isoをキーワードで検索をかけてみたところ、新ドメインのURLが表示されました!
次に、独自ドメイン取得時にはデータがなかったサーチコンソールの画面を確認してみました。
ドメイン(monionoheya.com)の検索パフォーマンス(4/20)
表示回数が移行した日(17日)の2日後(19日)は216あったのが、翌日(20日)には17に激減しています。クリック数はわずかに3件です。
検索クエリ
検索クエリも、これまでとは違い、クレジットカード関係が多いです。
これは正常なデータに見えません。果たして正しく移行しているのでしょうか??
ドメイン(monionoheya.com)の検索パフォーマンス(4/21)
翌日のグラフを見ると、表示回数185回、クリック数9回と改善しており、まずは一安心でした。
ちなみに旧サイトのサーチコンソールの画面はこんな感じです。
旧サイトの検索パフォーマンス
20日は、表示回数が1379回、クリック数が109回と、移行前のレベルから変わっていません。
サーチコンソールで確認できる検索クエリの移行には、しばらく時間がかかるようです。
5.Google 広告とアナリティクスをリンクする
これは独自ドメインへの移行とは関係ないのですが、「アナリティクスとGoogle広告(アドワーズ)を連携する方法について」の記事を参考に、アナリティクスとGoogle広告を連携させました。連携させることにより、アナリティクスの Google 広告レポートで広告やサイトの掲載結果を確認できるようになりました。
ただし、Google広告は、個人ブログを趣味でやっている限りはディスプレイ広告やリスティング広告をお金を払ってやる人は少ないと思うので、この連携も設定したものの、あまり意味はないかもしれません。
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