前回と同様、土曜日朝の幕張海浜公園に集結、アテネ五輪日本代表の竹谷賢二コーチの楽しくも厳しい特訓を受けてきました。
ペダルを漕がずに連続コブを超えてゆく練習では、途中で失速してあえなく失格に。。。また、砂浜での走行ではズブズブと車輪が埋もれてしまい、先に進むだけでもこんなに難しいのかと身をもって体験しました。
最後は、20分間にコースを周回しましたが、疲労困憊、力尽きました。
9月のエクステラジャパンまであと3カ月、MTBを乗りこなすまではまだまだ遠い道のりですが、今日も皆で楽しくトレーニングできました。
1. 練習メニューその1:駐車枠内でのバイクコントロール
まずは、前回と同様、駐車場の車1台分の枠内からはみ出さないように、バイクをコントロールする練習からです。竹谷コーチはいつものわかりやすい説明に加え、枠内で八の字を描くように見事なお手本を見せてくれます。
ギアは軽めにして、サドルは下げた状態で練習を繰り返します。
前回に比べるとだいぶ慣れてきましたが、狭い枠内で八の字を描くのはなかなか難しいですね。
今日は二人ペアになって車2台分の枠を使って練習をしました。
ハンドルの切り返しの限界と、そのときの体重移動の感覚を身に着けます。
駐車場のちょっとした段差を乗り越える練習も行いました。
前輪を少し浮かして(後輪に体重をかけて)段差を超えたら、今度は逆に前輪に体重を移動して後輪が段差を超えるようにバランスを取ります。
日頃のホッピングとバニーホップの練習の成果もあり、これは難なくクリアできました。
2. 練習メニューその2:連続コブの練習
次は連続したコブを乗り越える練習です。ポイントは、コブに合わせて姿勢を保ち、体重移動と腕と脚を上手く使ってペダルを漕がずに減速せずに最後まで走れるかです。
まず最初は、コースの途中にあるボードの段差を乗り越える練習です。
ボードの段差を乗り越える練習
ここは皆さん難なくクリア。
次は連続コブのコースに移動して、コブを乗り越える練習です。
連続コブのコース
まずは竹谷コーチの見本です。
竹谷コーチの見本
見事なまでに、突入時の初速のままで最後まで走り切っています。スゴイ!!腕と脚をタイミング良く伸縮させることで、推進力に変えています。
竹谷コーチの見本
これは以前、稲城のスマイルバイクパークで練習したものと同じです。
そのときは、どうしても途中で減速してしまい、上手くできませんでした。
竹谷コーチの前で、一人ずつ順番にやってみます。
チャリダーの自転車検定みたいですwww
私の番が来ました。
スピードを上げて最初のコブに突っ込みました。
上手く腕を折りたたんで、コブを超えたところで、腕でグッと前に車輪を押し出しました。
が。。。
コブを超えてゆくたびになぜか減速してしまい、ついにコブを乗り越えられなくなり、あえなく失格に。。。うう悔しい(泣)
どうやら脚を上手く使えていないようで、逆にブレーキになってしまっているのが原因のようです。
失格組は集まって別の場所でもう少し緩いコブの場所で何度も繰り返しました。。。
3. 練習メニューその3:砂浜を走る練習
次は本日のメインコース?の、MTBで砂浜を走る練習です。MTBトラックからマリンスタジアム前の海岸まで移動、さっそく砂浜エリアにエントリーしました。。。
と、いきなりハンドルを砂に取られて横転しそうに。。。!
態勢を建て直して、再び発進しようとすると、今度は前輪が砂浜にめり込んで、全く前に進みません。
がむしゃらにペダルを漕げば漕ぐほど、後輪が空回りするだけです。。。
なんなんだこれは??
周囲を見ると、皆さんも同様かなり悪戦苦闘しています。
竹谷コーチ(とスタッフのメンバー)だけが、スイスイと先に進んでいって、あっという間に相当な距離が離れてしまいました。
とにかく無理矢理進もうとしてもダメなので、砂の上をそーーっと撫でるように?進むように心掛けます。
しかも同じ砂の上でも、状況は千差万別、表面の状態によってバイクのコントロールを調整する必要があります。
そんな我々生徒たちを尻目に、竹谷コーチは
「ではみなさんもう少し先まで行ってみましょう!」
と、容赦無く先に行ってしまいます。。。
自分も含めて大の大人がみんな自転車に乗ろうと必死になっているもがいている様子は、ちょっと可笑しな情景だったと思います。
なかには、ついに諦めて自転車を降りて押す人も。。。
竹谷コーチが皆を集めて説明してくれます。
前輪と後輪にかける体重を上手くコントロールして、前輪が埋もれず、かつ後輪がスリップしないように、丁寧にペダルを漕いで進む。
砂浜での練習は、バイクのトラクション・コントロールである、と。
ロードバイクは、舗装路なので、極端に言うと何もしなくても乗れてしまうけれど、MTBはそうはいかない。
MTBを上手く乗れるようになれば、ロードバイクも本来の乗り方ができるようになる、両者には共通点が多い、ということです。
最後は、全員が横一列に並んで、よーいドンで一斉に砂浜を進みました。
ある程度コツを掴んだ私は、竹谷コーチとスタッフのメンバーに続いてゴールできました。
しかし全身汗グタグタ状態に。。。
砂浜のライドは本当に良いトレーニングでした。
4. 練習メニューその4:コースを周回
そして、本日最後のトレーニングメニューは、マウンテンバイクコースの周回です。竹谷コーチからは、スピードではなく、丁寧にフォームを意識して走ってくださいとのこと。
まずは、1周1分くらいの短い周回コースを全員で走りました。
たぶん10分間くらい走ったでしょうか、とにかくペースが速くて、皆さんに付いていくのが精一杯。
そのうちギアチェンジも面倒になってきて、一定のギアで周回を続けました。
同じコースを何度も周回すると、自己修正を重ねることができて、とても良いトレーニングになります。
私は、右への急カーブが苦手なのですが、何度か繰り返していくうちに、ハンドルを切るタイミングを早めにすると、コース取りも余裕ができることがわかってきました。
しかし、体力を消耗して疲れてくると、フォームがいい加減になってしまいます。
最終周回では危うくバランスを崩して転倒するところでした。
何とか終了、しかし体力消耗が激しい。。。
駐車場に戻り、休憩をはさんで、次はメインコースの周回を20分間続けることになりました。
メインコースは上り坂あり、バンクあり、パンプありの起伏に富んだコース、こんな感じです(当日の朝にスマホで撮影したもの)。
メインコース1周動画
最初の2,3周は好調だったものの、徐々に体力を削がれて、後続に先を譲ります。
特に(最も不得意とする)上り坂で一気にスピードダウン、く、苦しい。。。
最終周では、ついに先頭を走る竹谷コーチに追い付かれてしまいました。
そして。。。ようやくゴール。
今日は前回にも増してキツイ練習会でした。
が、しかし、次回の第3回練習会は、MTB2時間走+トレイルランと、これまでと比較にならないほどハードなトレーニングだそうで、今からたの死み。。。
エクステラの本番コースは、とにかく障害物だらけ、坂だらけで、ちょっと厳しいと思ったら無理せずバイクを下りて押すほうが時間の節約になるとのことです。
うーーむ一体どれだけ過酷なコースなのでしょうか。。。
最後は全員で記念撮影、みなさんお疲れ様でした!
竹谷コーチ、Limunaの皆さん、今日もいろいろ有難うございました!
次回の練習会は8月3日(土)@常陸太田ふるさとの森です。練習会のみのエントリーもLuminaで受付中です。
あ、その前に7月7日(日)の北竜湖オフロードトライアスロン大会に参加する方(私は不参加)、みなさん頑張ってください!
(おまけ)
帰宅途中に市川パーキングエリアに立ち寄り、タンメンを食しました!
ハードトレーニングで失われた塩分の補給にもなってメチャ美味かったです。やっぱ過酷なトレーニングのあとの食事はいつも格別ですね。
愛情らーめん
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