残念なことに、梅雨入りで連日の雨模様の東京は、朝からずっと雨が降りっ放しでした。
が、しかし!
青山トライアスロン倶楽部のイベント「三浦トレイル+マリンアクティビティ」は、梅雨にも負けず、雨天決行です。
出発は逗子駅。トレランで三浦トレッキングコースを二子山経由で田浦梅林を目指して走ります。距離は往復で20km程度。
三浦半島をトレラン
ライフセービング体験講習
グチャグチャの泥道を走って、雨で増水した沢を渡ったり、崩れかけた崖をロープで登ったりと冒険的に楽しい時間を過ごし、最後は海の家でアルコール大補給で締めくくりました。
1. 青山トライアスロン倶楽部
今回のイベントは、港区青山に本拠地のあるトライアスロンコミュニティ「青山トライアスロン倶楽部」企画のものです。
青山トライアスロン倶楽部(ホームページより引用)
実施要項は以下の通り。
★7/7七夕ファンイベント 三浦トレイル+逗子スイムラン/ライフセービング/マリンアクティビティ@Ocean Terrace Belta★
■実施概要
【日時】7月7日(日)9:00-14:30予定(集合8:45)
【集合場所】JR線「逗子駅」
・東口の改札外にあるNEWDAYS付近に集合してください(駅ロッカーあり)
【三浦トレイルの部】
・行程:三浦トレイル 逗子・葉山コース
・時間:3時間半程度
・距離:約20km程度(途中の10km、15km程度でショートカットもOK)
【逗子スイムラン・ライフセービングの部】
・場所:逗子海岸ビーチ「Ocean Terrace Belta」
・時間:1時間半程度
・内容:ランチ、海水浴、シャワー、スイムラン or ライフセービングなど
:海の家には、浮き輪、バナナボート、スタンドアップ・パドルサーフィンなど、いろいろマリンアクティビティのグッズもあります。
午前中トレランで、午後はビーチでライフセービングとスイムラン体験という、かなり盛りだくさんのメニューです。
私は「青山トライアスロン倶楽部」の会員ではないのですが、非会員でも気軽に参加することができました。
8月の珠洲トライアスロン、9月のエクステラジャパンが迫ってきた状況で、トレランは全く練習できていなかったので、ちょうど良い機会だと思い、MTBの友人を誘って参加しました。
2. 逗子駅~二子山まで
前日の夜から降り始めた雨は、当日の朝になっても止みません。それでも、予報は、一日霧雨で大雨にはならない予報ということで、決行となりました。最高気温は予報では21℃。この季節としては少し涼しいでしょうか。同じ日に予定されていた葉山オープンウォータースイムは水温が低いということで中止になってしまったようです。
逗子までは都心から電車を乗り継いで約1時間、都会の雰囲気から一転、海と山に囲まれた自然に恵まれた素晴らしいエリアです。
当日のインストラクター2名は、実は以前にお会いしたことがありました。一人は、北海道のアイアンマンジャパンで宿が一緒でした。もう一人は、青山トライアスロン倶楽部の朝スイムのときにお世話になった方です。
このイベントに参加したおかげで、お二人には数年振りにお会いすることができました。
イベント参加者は8名くらい。青山トライアスロン倶楽部のチームウェアを着ている方が大多数、なかには小学生の男の子も!
(あとで判明するのですが、この男の子はスーパーなアスリートで、自ら希望してお父さんと一緒に参加していたのでした)
まずは、準備運動をするためのスペースの広い場所まで全員で移動するため、逗子駅前をスタート!
逗子駅前をスタート
で、早速、Stravaを起動させるのを忘れました、いつものことですが (≧∇≦)
混雑している逗子駅前を通り過ぎて、京急電鉄の新逗子駅の先にある広場で準備運動をします。
ランニング前のストレッチ運動で、腰のストレッチを1次元(勢いをつけてのけぞる)、2次元(後ろで手を組んで左右にストレッチ)、そして3次元(ボウリングの玉を斜め前に放り投げる)といろいろなバリエーションを教えてもらいます。
身体が人一倍硬い私にとっては、ストレッチの方法を教えてもらって、とても参考になります。
ストレッチが終わっていよいよトレイルコースに向かって出発、今度は忘れずにStravaのスタートを押しました(新逗子駅が0kmポイント)。
逗子駅から新逗子駅まで走ってきて、小雨は降っているものの、外気温は少し汗ばむ程度だったので、思い切ってTシャツを脱いで、タンクトップのトライスーツ1枚で走ることにしました。
田越橋を通過して、新桜山トンネルを抜けて葉山エリアに向かいます。このルートは、車や自転車で幾度となく通ったことがあります。
新桜山トンネル
葉山エリアに入って、突然、葉山ステーキのことを思い出しました。ずいぶん以前に、葉山牛のステーキのレストランに行ったのですが、これが激ウマ!またいつか食してみたい。。。
長柄のセブンイレブンで休憩。ドリンクや食材など補給します。ここまでスタートから2km。
私は今回のトレランで久し振りにハイドレーションのザック(Quechua ケシュアというメーカーのEXTENDという12リットル容量のもの)を使いました。背面のリザーバータンクに1.5リットルほどのスポーツドリンクを入れて準備は万全です。
Quechua Extend 0-12L
補給食としては、おにぎり1個と菓子パンを2個ほどザックに入れて持ってきましたが、以前のトレラントレーニングで、補給食が足りずにハンガーノックになりかけたことがあったので、念のためにセブンイレブンであんこ餅を買って食べておきました。
長柄のセブンイレブンを出発して、次はトレランルートのスタートとなるゲートを目指します。
道はだんだん田舎的になってきました。水溜まりを注意深く回避しながら進みます。
やがて森の中に入るルートでは、地面は写真のとおり、グチャグチャのぬかるみで泥だらけ、いくらよけてもトレランシューズが徐々に泥だらけになってきます。
ここからは森戸川の渓流に沿ってルートを進みます。
天気のせいもあったと思いますが、道中ハイカーにはほとんど出会いませんでした。
程なくして、トレランスタートのゲートに到着。スタートから3km。
三浦大山作業道ゲート
三浦大山作業道ゲートというのが正式名称のようです。
「落石注意」「危険につき関係者以外立ち入り禁止」「イノシシ注意」など看板や張り紙がズラリ。。。
鉄の柵の間の狭いスペースを通ってゲートを通過します。
ここから二子山の山頂(標高208m)を目指します。いよいよ本格的なトレランコースの開始です!
しばらくは平坦な道が続きます。泥やぬかるみに注意しながら進みます。
が、シューズはどんどんドロドロになり、気を付けないとツルッと滑ってしまうので危険です。
やがて、森戸川が分岐するポイントに到着。ここでしばらく休憩。
休憩中
お父さんと一緒に来ている男の子と話をしてみました。
すると。。。
男の子は小学5年生で、今回のトレランイベントは、自分が行きたいと言ってお父さんに連れてきてもらったそうです。
男の子はここまでのルートは全然平気そうで、小学生なのにスゴイ体力です!
私も男の子から元気貰いました(≧∇≦)
インストラクターの方の話によると、今日は予想以上に川の水位が上がっており、この先から始まる川沿いのトレランコースも渡れるかどうか微妙とのこと。。。
分岐ポイントはそのまま道なりに左(北方面)に向かいます。
先に進んでみると。。。
おおお。。。これはなかなか水位が高いではないですか!
トレイルコースもところどころ陥落していて、なかなかスリリングです。
足を滑らせると、川に転落してしまうので、シューズが浸水しないよう用心深く踏み場所を探して進みます。
飛び石を見つけてなんとか川を渡りますが、シューズがずぶ濡れになるのは避けられません。。。
場所によってはこんな感じでランコースに滝のように水が流れています。
私は、SealSkinzという完全防水のソックスを履いていたので、どんなに靴のなかが浸水しても、ソックス内の足は全く濡れることがありませんでした。
SealSkinzの防水効果は完璧でした。
川沿いのトレイルコースは、ところどころに虎ロープが張ってあるほど急峻で、足場も悪く、iPhone片手に進むのも危険な場所はiPhoneはポケットにしまいました。
これはなかなかアドベンチャー度が高いです!
転倒や滑落してしまうと大変なので、用心して上りますが、これはなかなか楽しいトレランです。
実際、私の目前を進むランナーの方が、木製ボードで足を滑らせて、斜面を転がって川まで滑落してしまいました。私は救いの手を出すこともできませんでした。。。
幸いにも、転落した場所が土のエリアだったので、かすり傷程度で済みましたが、岩場でなくて良かったです。
ようやく川沿いの水没コースを抜けると、次は、黄色い粘土質のコースが。。。地面はツルツルと良く滑ります(≧∇≦)
ここは危険なので写真撮影の余裕はありませんでした。
そして、再び分岐路に到着。スタートから6km。
ここで、インストラクターの方の判断で、時間がおしているので、今回は二子山山頂行きはあきらめて、ここから3km先の田浦梅林を目指して東に進むことになりました。
確かに、この足元では、ペースを上げるのは厳しいです。
3. 二子山は変更~田浦梅林まで
二子山に立ち寄れなかったのは少し残念ですが、このコンディションではどうしようもありあません。それでも、こんな悪路をトレランするのも、良いトレーニングになるし、雨天の泥んこトレランて、意外にも結構楽しい(笑)
しかし、だんだん道中の会話が減ってしまいます。。。心拍も上がってきました。
斜面に対して靴底をしっかりと垂直に当てないと、ツルッと滑ってしまいます。一緒に来た友人は、元陸上部で山登りのベテランなので、さすが上手く慣れた感じで進んでゆきます。
トレランでコースが悪くても、それをいちいちよけて進むと、効率が悪いだけでなく、余計な体力消耗になってしまうので、ある程度真っ直ぐなコース取りで行く方が良いと教えてもらいました。
トレランコースにも草木が行く手を遮るようにはみ出しており、顔や身体にぶつかってきます。
そういうときは、腕を曲げて前に出してブロックしながら進むというのをインストラクターに教えてもらいました。
また、上りのときは前傾姿勢を取って、体重の重みで脚を前に出すような感じで進むと良いとのアドバイスでした。
視線も足元ばかり見ていると対応が遅れてしまうので、常に先に何があるのか確認を怠らないようにするのが大切です。
やがて、東逗子駅(左)と馬頭観音経由の田浦方面(右)への分岐に辿り着きました。スタートから7km。
田浦方面に向かいます。
馬頭観音は、交通安全や馬の供養のために建てられたといわれている小さな石像だそうですが、実物を目視確認することはできませんでした。
やがてコースは丸太で作られたボードウォークになります。ここも滑らないように注意が必要です。
平坦なルートも増えてきて、再びトレランぽくなってきました。
いつも間にか、雨も上がって、空も明るくなってきました。
再び分岐点で休憩。スタートから7.5km。
あとで地図で確認したら、このあたりで横浜横須賀道路を横断するところです。
この先で道は下り基調になり、樹木の間にアサガオや民家が見えてきました。
白赤稲荷社という神社のようです。
下界に下りて、先に神社の鳥居が見えてきました。
住所は、横須賀市田浦大作町となっています。いつの間にか、横須賀市、つまり三浦半島の東側に抜けたことになります。
目標の田浦梅林のもうかなり近くまで来ているようです。
すると、目の前にいきなり急な階段が出現!しかも苔が生えていてツルツルと非常に滑りやすいです。
注意しながら登ると、そこには田浦梅園の案内図が。
そして、インストラクターから、いきなり
「ここから展望台の上までダッシュで行きましょう!」
という指令が。。。!
スーパー小学生がすかさずトップを志願します。流石です。
そして、(やや疲れ気味に見える)お父さんが、続きます。
こういう無駄なレースに燃えてしまうのは、何を隠そう、私の悪いクセです(≧∇≦)
友人と一緒に3番手でスタート!
ダッシュで何百段あるかわからない階段を上ります!
先頭のスーパー小学生が早い。。。全然追いつけません。
代わりに、途中でエネルギーの尽きたお父さんのほうを追い越しました。
結構真剣にガチで上りますが、こういうときも、後ろを振り向いてしっかりと写真だけは撮っておきます(≧∇≦)
と、そんな余裕をかましていたら、友人に先を越されました。
が、友人が道に迷っている間に、再び追い抜き、トップを走ります。
まさに苦行。でもなんか楽しい。。。
最後は、展望台の階段を上り切って、最大心拍数に達したところで展望台の頂上に到達!
スタートから9kmです。
無駄なエネルギーを最大限に消費して、脚はガクガク。
あいにくの曇り空ですが、それでも疲れが吹っ飛ぶ素晴らしい景色です。
こちらの海岸は逗子や葉山ではなく、横須賀ですね。遥か遠くに見えているのは、みなとみらいのランドマークタワーです。
田浦梅林(正式名称は「田浦梅の里」)、こんな場所があったのですね。
約2,000本以上のウメが咲きほこる梅の名所で、「かながわ花の名所100選」にも選ばれている場所だそうです。
梅の季節は賑わうのでしょうが、梅雨真っ只中の今日は、全く人がいませんでした。
吹きさらしのせいか、森の中より気温もだいぶ低く感じました。
往路はずっとトライスーツ1枚で走ってきましたが、これが大正解!汗や雨で濡れても全く快適で、ノンスリーブなので汗かき暑がりの私にとってはとても涼しく感じました。
トレイもあるし、ベンチもあるので、軽食を取って休憩タイムです。
4. 田浦梅林~逗子駅
さっきのダッシュで脚がフラフラしていますが、ようやく休憩ということで、公園の下手のベンチのあるほうに歩いて向かったところ。。。見事に足を滑らせて、皆の前で尻もちをついてしまいました!油断は最大の敵ですね。
気を取り直して、持ってきたおにぎりや菓子パンを食べながら、先ほどのスーパー小学生とお父さんとしばし歓談しました。
何でも、スーパー小学生は、剣道とスイムで忙しく、陸上競技は一切やっていないとのこと。
弟さんがいるそうなのですが、弟さんは逆に一切運動に興味がないとのこと。
お父さんは、勤め先の会社の社長がトライアスロンをやっていて、会社ぐるみでレースに出場しているそうです。
いやー羨ましい環境です。。。
でも、もし社長から社命を賭けてレースに出てこいと言われたら、それは結構なプレッシャーになるような気もしますね。
楽しい歓談の時間もあっという間に過ぎて、今度は今来た道を引き返して、先ほど通った東逗子駅(左)と馬頭観音経由の田浦方面(右)への分岐を、東逗子駅方面に向かいます。
先頭はしばらく走ったら、ローテーションで交代して、最後尾につくようにして進みました。
トレランの下りは基本はヒールではなくつま先から着地なのですが、今日のようにぬかるみで滑る場合は、ヒールを突き刺すように着地するテクニックもあると教えてもらいました。
先ほどの分岐を、帰りは東逗子駅方面に向かいます。
このあたりは最後尾だったので、写真を撮っては集団に追い付くという繰り返しでした。
トレイルコースを抜けて、市街地に出てきました。
逗子の沼間小学校に到着。スタートから13km。
東逗子駅は目と鼻の先ですが、ドロドロに汚れた靴で乗車するのも気が引けることもあり、ここから逗子駅まで国道沿いに2km走ることになりました。
新逗子通り沿いにフラットな道を走ります。この道は、逗子インターチェンジから逗子駅に向かうときに車で何度も通ったお馴染みの道です。
そして、ようやく逗子駅に到着。スタートから14km。時刻は午後1時15分。
逗子駅
ここで今回のトレイルランニングは終了です。
新逗子駅スタートで逗子駅ゴールの記録は、
走行距離:16.63km
走行時間:2:11:03(休憩除く)
平均ペース:7:53/km
でした。
解散前にお約束の記念撮影。
逗子駅前で
スーパー小学生とお父さんはここでお別れ。お疲れさまでした!
ちなみに上の写真の中央でポーズ取って目立っている女性は、タレントのエリカさん。フルマラソンをサブ3.5で走破したり、初トライアスロンで2位入賞したりと、才色兼備、凄過ぎのアスリートです。
イベントはこれから後半、場所を逗子海岸に移します。
4. 逗子海岸(ライフセービング講習とスイムラン体験)
逗子海岸にやってきました。
ビアンキのビーチハウス
イタリアの自転車メーカーのビアンキがビーチハウスを出していて驚きました。湘南や三浦半島も自転車乗りのブームが到来しているのでしょうか。
今日は気温も低めなのか、海岸の人はまばら、風が強いのでウィンドサーフィンは結構出ているようでした。
海の家Chi-man
そして、今回お世話になるChi-manという今年オープンしたばかりのオシャレな海の家にやってきました。
ビーチハウスの前で、ライフセービングのインストラクターと、スイムランのインストラクターにご挨拶。
スイムランのインストラクターの女性の方に、水に濡れても落ちない日焼け止め製品を教えてもらいました。和光ケミカルのアグレッシブデザイン・ファイターという日焼け止めで、オイルクレンジングしないと落ちません。
試し塗りさせていただきましたが、これは良い製品です!
そして、まずは、泥だらけになったシューズを洗って、着替えをします。
私はウェットスーツ持って来なかったので、トライスーツで泳ぐことになりますが、結構寒そうです。。。
実際、当日の逗子海岸は風がとても強く、ウェットスーツ無しではかなり寒い思いをしました。。。
自撮り(なんとなく)
砂浜の場所で早速講習開始です。
まずはライフガードチューブ(レスキューチューブ)という救助器具の使い方を教わりました。
教えてくださったのは、逗子サーフライフセービングクラブの二人の女性の方。
ライフガードチューブ
ライフガードチューブは、沖で溺れている人(意識なし)を救助して、岸まで引っ張ってくるための浮遊器具です。
まずは、ライフガードの方にデモンストレーションをしてもらいます。
ライフガードチューブでの救助訓練
陸で見よう見まねで試してみます。
なるほど、理屈ではわかりました。
溺れている人の脇に通して、後ろで金具でロックして、付属している紐を引っ張って岸まで引っ張ってくる仕組みです。
意識のない人を助けることができるという点が驚きでした。
青山トライアスロン倶楽部のメンバーのなかには、ライフセービングの資格取得された方もいたので、実際にライフガードチューブを使った体験訓練も行いました。
次に、レスキューボートの使い方を教えてもらいました。
レスキューボード
レスキューボードのデモンストレーション
資格を取得している青トラのメンバーの方が、挑戦してみます。
私は高みの見物で(笑)
救助者をボードに乗せようとしますが何度も転覆してしまいます。。。悪戦苦闘していて結構大変そうでした。
ライフセービングのベーシックな資格(ベーシックライフセーバー)を取得するにも、筆記試験と実技試験含めて1週間もかかるそうです。
今回の体験講習は30分ほどの短いものでしたが、海水浴やレースではお世話になっているライフセービングの世界を垣間見ることができ、とても良い体験になりました。
逗子サーフライフセービングクラブのインストラクターの方、有難うございました!
ライフセービング講習の次は、スイムランの体験にチャレンジしました。
スイムラン(ÖTILLÖと書きます)というのは、スウェーデン発祥の新しいスポーツで、陸をランで横断してはノンストップで次の陸へ向け、オープンウォーターを泳いで渡り、さらにランで陸を横断して、次の陸までまた泳ぐという形態のエンデュランス系スポーツです。
トランジションがないので、トレランシューズを履いたままスイムをするところが特徴です。トレランを履いたままだと沈んでしまうので、スイムのときはプルブイを股に挟み、両手にはパドルの用具を装着します。
スイムランの大会はペアが基本なのだそうです。
ÖTILLÖ Swimrun World Championship 2016 - Official short film
早速体験してみました。
プルブイを右脚に紐で縛って、パドルを装着、トレランシューズのまま、沖に向かって泳ぎ出します!
良く考えたら、私はオープンウォーターで最後に泳いだのは、4年も前のこと。
いきなり沖に向かって泳ぎ出して、ジグザグの蛇行遊泳になってしまいました。ヘッドアップで行先を確認することをすっかり忘れていたのです。
おお、これはなんか面白いぞ!
シューズを履いたまま泳ぐのも不思議な感覚でした。
スイムラン、知っているのとやってみるのでは大違い。やってみると、メチャ楽しいスポーツでした。
でも、レースはスイム合計10kmも泳ぐそうで、その過酷さは想像もできません。。。
スイムランの詳細は、日本スイムラン協会のホームページに詳しく紹介されています。
これから要チェックのスポーツですね。
ちなみにスイムランのインストラクターの女性の方は、日本スイムラン協会の代表の方で、アジア人として初のOtillO Swimrun Raceに出場して見事入賞された方でした。
初心者相手にいろいろと丁寧に教えていただき有難うございました!
スイムラン体験を終えて、Chi-manビーチハウスに戻り、シャワーを浴びて着替えます。
時間は午後の3時30分、すっかり遅いランチタイムとなりました。
私は野菜たっぷりの美味しいカレーライスとビールを頂きました。
野菜たっぷりのカレーライス
そして。。。今日のメンバー全員で乾杯!1日お疲れさまでした。
その後は、いつものように、アルコール大補給大会が始まり、トライアスロンを始めとして楽しい話題は尽きませんでした。。。
仲間とのこの瞬間があるから耐久系スポーツは止められません。
話題は尽きませんが、そろそろ帰り支度をして、今日のイベントはすべて終了、解散となりました。
逗子海岸はすっかり人気がなくなり、再び雨雲も出てきて雨が降り始めました。
最後にChi-manの前で記念写真をパチリ。Chi-manのスタッフの方々にもいろいろお世話になりました。
青山トライアスロン倶楽部の皆さん、本当にお世話になりました&有難うございました。
いやー素晴らしい企画でホント楽しかったです。
これまでのトレランは、チョーケイやられて歩行不能とか、翌日出社できないくらいの筋肉損傷とか、苦行そのものでしたが、こんなに楽しかったトレランは初めてでした~
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