【スターウォーズマニア必見】YDD社からカイロ・レンのライトセーバー(クロスガード)が新発売、その実力は!?
そのYDD社から、今度はブレードがなんと16色も切替できるライトセーバー『ゴースト』がリリースされました!
ライトセーバー『ゴースト』
ライトセーバーを購入するときに一番悩むのが、ブレードのカラーです。
スターウォーズの主要キャラクターが使うライトセーバーは、そのカラーが決まっているのです。
例えば、ルーク(1本目)やオビ=ワン、アナキンは「ブルー」、ルーク(2本目)やヨーダ、クワイ=ガンは「グリーン」、そしてダークサイドのキャラクターのダースベイダーやカイロ・レンやダースモールは「レッド」など。
通常は、お気に入りのキャラクターのブレードカラーを選ぶのですが、たまには違うカラーのライトセーバーを振り回してみたくなるものです。
そんな贅沢な悩みにたった1本のライトセーバーで応えてくれるが、今回紹介するブレードカラーが16色!も切替できる『ゴースト』です。
この『ゴースト』は、本格的なライトセーバーファイティング(チャンバラ)にも耐える十分な強度と靭性を持っています。
ライトセーバーマニアの私は、早速YDD社から直接取り寄せて試してみました。
1. 中国YDD社製の『ゴースト』
YDD社(正式名称はNingbo Hongyida Electronic technology Co.,ltd)は、中国のメーカーであり、廉価版ライトセーバーとして有名なセイバーフォージ社(Saberforge)のOEM供給メーカーでもあります。正式には、YDD社の関連ブランドであるYDD GENIOUSが販売しているようです(米国では2019年6月から米国のamazonで販売)。
amazon.comでの購入価格は、$79.99+$5.32 shippingでした。
amazon.comでの購入
オーダーしてから待つこと2週間、YDDの工場がある中国から国際配送便で届きました。
開封すると、ゴーストが内包されている丸い筒が出てきました。段ボールの硬い筒なので、輸送中に破損することはないと思います。
梱包
ブレードとヒルト(本体)は別々に梱包されていますが、付属の6角レンチを使って2箇所を留めれば3分くらいの簡単な作業で組み上げできます。
分解された状態
完成品
ブラックとシルバー縞々のヒルト(本体)のデザインは、ルークの2本目のライトセーバーに似ているでしょうか。
アルミ合金の材質なので、安物感はまったくなく、その艶や光り具合はかなり本格的な造りになっていて嬉しいです。
サイズは、Medium。ブレード部が72cm、ヒルトが30.5cm、全体では102.5cm。一般的な大人用のライトセーバーよりやや短めです。女性や子供にはちょうど良いサイズですが、180cm以上の長身の方にはやや短いかもしれません。
重さは約289gと、軽量が特徴のセイバーフォージ社のヤングリング(約310g)よりさらに軽く、おそらくこの手のライトセーバーでは最軽量ではないでしょうか。
289gと軽い!
振り回してみると特筆すべき軽さです!あまりに軽過ぎるのではと思いますが、子供や女性が使い回すには軽いに越したことはありません。力のある男性にはちょっと物足りないかもしれませんが。。。
バッテリーは、電池内蔵ではなくUSB充電式となっています。ヤングリングとは違い、専用の電源コードではなく、標準のUSB TypeCのコードになっており、一層使い勝手が向上しています。
フル充電までは、だいたい3~4時間くらいです(USBケーブルは付属していますが、USB充電器は本体に付属していません)。
USB接続部
ブレードの太さは一般的なライトセーバーの1インチではなく、7/8インチというやや細い仕様になっています。ブレードの着脱は可能ですが、1インチのブレードと交換できないので注意が必要です。
スイッチを入れると薄緑色のLEDライトが灯きました!
電源オン
電源ボタンを長押しすると電源オフになるのは、他のライトセーバー製品と同じ仕様です。
電源オフ状態でボタンを長押しすると、サウンドのオン/オフが切り替えられます。
サウンドオンのモードにして再びスイッチを入れると、ライトセーバーらしいゴオーっという起動音が鳴ります(サウンドフォントは3種類)。
『ゴースト』の起動と効果音
効果音は比較的大きめです。音量調整機能は付いていません。どうしても音量を下げたい場合は、ヒルトの末端のスピーカー開口部にティッシュペーパーなどを詰めるとある程度の調整は可能です。
サウンドオンの状態で、電源ボタンを1度押しすると、ブラスター音が鳴り、ライトが明滅します。
電源ボタンを2度押しすると、今度はブラスター音とライトがずっと明滅を繰り返して継続、本体もバイブレーションを続ける仕様です。これはカッコイイ!!
ライトセーバーを振り回すと、ブオーンと唸る効果音は迫力満点、なかなかのリアル感です!
スイッチを長押しするとサウンド1→サウンド2→サウンド3→消音モードと切り替わります。
ここまでは、今までのライトセーバー製品と同じです。
2. 16色の切替モード
さて、いよいよこの製品の一番のウリである、16色のモードを試してみます!色を変えるには、電源オンの状態で、電源ボタンを3回連続して押します。
すると。。。
見事に16色に次々と色が変わることが確認できました!
これはなかなか感動的です。
16色のカラーの切替
ところでどうやって16色も変えられるようになっているのでしょうか?
完成品を再び分解して、光源であるLEDを見てみます。
光源のLED
LEDランプは1か所しかないようですが、この状態で電源を入れてみると。。。
この場合はブレードはパープルになります。
どうやらレッド(R)とグリーン(G)とブルー(B)の3つの光源を混ぜて16色を再現しているのですね。順列と組み合わせで計算すると、
単色:3色(R、G,B)
2色混合:3C2で3色(RG、GB、RB)
3色混合:3C3で1色(RGB)
ん?これだけでは合計7色しか発光できません。計算が合わない。。。
発光の具合を詳しく調べてみると、どうやら単色ごとに強弱の2パターンがあるようです。
アルファベットの大文字が「強」、小文字が「弱」と表してもう一度数えると、
単色:3色(R、G,B)
2色混合:9色(RG、GB、RB、Rg、rG、gB、Gb、Rb、rB)
3色混合:4色(RGB、Rgb、rGb、rgB)
と、これで全16色配合、計算が合いました (^^)v
写真では微妙な色の変化がわかりにくいのですが、以下16色すべて紹介します。
No.1 レモンライム(Rg)
No.2 桃色(RG)
No.3 ライトブルー(Gb)
No.4 イエロー(rG)
No. 5 ライトパープル(RGb)
No. 6 ホワイト(RGB)
No. 7 ブルー(B)
No. 8 グリーン(G)
No. 9 ディープパープル(RB)
No. 10 ライトブルー(rGB)
No.11 ライトグリーン(rGb)
No. 12 パープル(RGB)
No. 13 ライトグリーン(Gb)
No. 14 レッドパープル(Rgb)
No. 15 ピンク(Rb)
No. 16 レッド(R)
最後に電源オフしたときのカラーを記憶しており、次回電源オンのときに、最後に使ったカラーが最初に出てくるのはとても気の利いた仕様です。
3. ゴーストの価格と入手方法
この新製品『ゴースト』のもうひとつの特徴は、その価格の安さです。チャンバラにも使えるライトセーバーは、忠実に再現したレプリカモデルなどは、値段は30,000円~50,000円と高額なものが中心で、なかなか手を出しにくいのですが、この『ゴースト』は、実売価格が2万円を切っており、非常にリーズナブルな価格で販売されています。
その秘密は、この『ゴースト』のヒルト(本体)にあります。レプリカモデルと違い、この製品のヒルトは、スターウォーズに出てくるライトセーバーのような精巧なデザインにはなっておらず、非常にシンプルな造りになっています。
つまり、ヒルトの再現性は低い代わりに、既製品と同じ金型を流用してコストダウンを図っているのですね。
私は米国のamazonから直輸入しましたが、2019年8月から、国内ライトセーバー販売最大手の「ライトセーバースタイル」での取り扱いが開始されました!
「ライトセーバースタイル」での販売(画面クリックで商品サイトにリンク)
というのも、ライトセーバーは、その複雑な構造とチャンバラ利用という性格上、どうしても不具合や故障といったトラブルが付き物です。
なにか故障したり、不具合が起きてしまった場合、米国アマゾンからの購入だと、完全にお手上げになり、自力で修理するしかありません。
一方、「ライトセーバースタイル」からの購入であれば、アフターサービスも含めたサポートがしっかりしているため、何か起きたときに安心して利用することができます。
以上、『ゴースト』のレビューでした。
都内では、今月からスター・ウォーズの世界を体感できる大規模な世界巡回展『スター・ウォーズ アイデンティティーズ』も始まりました。
年末の『スターウォーズ』エピソード9:『スカイウォーカーの夜明け』の公開もいよいよ迫ってきました。
2019年はスター・ウォーズ イヤーです。更に盛り上がるためには、このライトセーバーは間違いなくおススメです!!
【スターウォーズマニア必見】YDD社の格安ライトセーバーをamazon.comで購入してみました
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