【飯能アルプス 東周りコース】年の瀬のトレラン(東吾野駅~スカリ山~北向地蔵~物見山~日和田山~飯能駅)

12月22日の日曜日、先月に続き飯能方面にトライアスロン倶楽部の皆さんとトレラン行ってきました。

予報は午後から雨でしたが、ファントレイルにしてはかなりハイペースな皆さんの力走?の甲斐もあって、雨に降られずに楽しく走ることができました。

前回は4名の小グループでしたが、今日は総勢13名。ハイカーの方々に邪魔にならないよう配慮しながら、道中楽しく話をしながら、時折ハイスピードで自然豊かな奥武蔵を駆け抜けました。


レースのような無理はせず、自然と触れ合う20kmのファントレイル。素晴らしいトレイルガイドの友人のおかげで、初冬の奥武蔵を堪能することができました。

1. ファントレイル

飯能のファントレイルは、先月11月に続いて2度目の企画です。

天気予報は曇りのち雨で、最高10℃、最低6℃。かなり寒くなることを予想して準備をしました。着替えのTシャツを2枚と、1.0リットルのポカリスエットをハイドレーションに入れました。

食料は、おにぎり2個と、月餅餅、あとは現地調達することにしました。

自由が丘駅からSトレインに乗ると、東横線ー副都心線ー西部池袋線の乗り入れで、飯能駅まで乗換えなしでたったの1時間10分です。本当に便利になったものです。


飯能駅で8時30分に集合。改札口を出ずに、駅のコインロッカー(400円)に荷物を預けて、まずは西武秩父線で、3駅先の東吾野(ひがしあがの)駅まで移動します。

リーダーは前回に引き続きトレランの達人Tさん。いつもながら事前にしっかりとコースの準備をしてくださり、感謝しかありません。。。

飯能アルプス 東周りコース

東吾野駅に到着、駅はとてもシンプルな感じでした。

東吾野駅

早速トレイルのスタート。時刻は午前9時45分。

出発!

今回のトレランを企画してくれたTさんの作った行程は

東吾野駅→橋本山→ユガテ(休憩)→スカリ山→北向地蔵→物見山→高指山→日和田山→巾着田→高麗峠→天覧山→飯能駅

という感じでした。

ちなみに先月の行程は、

吾野駅→顔振峠→諏訪神社→越上山→エビガ坂→スカリ山→観音ヶ岳→観音山→愛宕山→北向地蔵→小瀬名富士→日和田山→金刀比羅神社→最寄の駅→飯能駅

だったので、結構似ているルートを走ることになります。

2. 東吾野駅~ユガテ

東吾野駅から、早速神社の境内に向かって坂を上ります。序盤は上り坂が多いということで、しばらくはトレランらしいハードな道が続きます。


やがて吾那神社に到着。境内はラン禁止なので歩いて通行。


狛犬がこちらを睨んでいます。


神社を抜けると本格的なトレランコースに入ります。

落ち葉が地面の凹凸を隠しているので、注意して歩きます。地面はややウェットですが、滑りやすいというほどではありません。


傾斜はかなりキツく、息が上がります。スマートブレスレットの心拍計では150~160とかなり高い数値を示していました。


やがて橋本山の見晴台の折り返しに到着。ここからはたまたま折返し地点の近くにいた私が先導することに。


橋本山山頂に到着。



ここから次はユガテに向かいます。

ユガテって面白い名前ですが、漢字表記は「湯ヶ手」あるいは「湯ヶ天」です。標高290m。奥武蔵山地の中にある平坦地ということです(Wiki)。


結構ハイペースで上ります。後ろを振り返るとこんな感じ。


私はスタート時点で薄い赤のウィンドブレーカーと長袖を着ていたのですが、暑くなってしまい、早くも長袖1枚になりました。

やがてユガテに到着。おじさんが数名、新年を祝う飾り付け作業をしていました。

そして、頭上には見事なクリスマスリースが!


そのリースの下で記念撮影!


出発して先に進むと、右側に見慣れた門柱が!これは先月逆のルートから降りてきたときに通り過ぎた場所だとわかりました。

標識の「鎌北湖・顔振峠」の方面に向かいます。今日はどちらも行きませんが。


再び振り返るとこんな感じで傾斜がキツイのがわかりますね。


なかなか上ります、結構キツイですが、トレランなのでこのくらいは楽しまないとですね。


以下はこの上り坂の動画撮影です。


そして。。。ようやくスカリ山の山頂に着きました(標高435m)。

今日は天気が今一つなので、残念ながら眺望は堪能できませんでしたが、それでも飯能の山の空気は澄んでいて、気持ち良いです!



スカリ山の山頂は、大みそかの夜は大勢の日の出参拝客が訪れて、山頂スペースが埋まってしまうほど混雑するそうです。

3. スカリ山~北向地蔵~お茶屋休憩

スカリ山から次は北向地蔵を目指して舗装ルートを走ります。


トレイルを苦労して進んだあとのフラットな舗装路は助かりますね。

ほどなくして北向地蔵に到着。ここも先月ランチ休憩に立ち寄った場所です。

北向地蔵


そして、何も景色が見えない「物の見えない」物見山に到着。


ここから下ってゆくと、気まぐれ茶屋と呼ばれるお茶屋さんがあります。


お茶屋さんからの景色は素晴らしいのですが、今日は曇っていてやや残念。


お茶屋さんでランチタイムとなりました。

みなさんはカップラーメンなど暖かいものを選んだ人が多いですが、私はアンパンと持ってきたおにぎりを摂取。

いつもながら、耐久系スポーツ話で盛り上がります。

4. お茶屋休憩~巾着田

20分ほどの滞在ののち、再出発。

なんか外に出た途端、急激に寒くなった気がします。寒波がやってきたのでしょうか。。

それでも、普段から人一倍暑がりの私だけTシャツ1枚という超薄着(笑)汗かきの体質なので仕方ありません。

沿道にはちらほらと冬の花が咲いていて和ませてくれます。この赤い花は何というのでしょうか。。。?


やがて日和田山(ひわださん)に到着。標高350m。


子供やハイカーが多いかと思いましたが、意外にも空いていました。




日和田山から眼下に見える巾着田を目指して下山します。

前回は岩場の険しい男坂でしたが、今日は比較的緩い女坂を下ります。


男坂との合流地点に到着。


ここからは平地になるので、再び走り出します。


登山家の田部井淳子さん(1939年 - 2016年)の記念碑がありました。

「日和田山からエベレストへ」

田部井淳子さんは、女性として世界で初めて世界最高峰エベレストの登頂に成功した方です。地元出身でいらしたのですね。

田部井淳子さんの記念碑

巾着田は、山の上から見るのと違い、地上からではごく普通の田んぼでした、当たり前ですが。

巾着田

巾着田曼珠沙華公園という中華を連想させる名前の公園を通ります。

後で調べたら、秋に咲く曼珠沙華の群生が日本一の公園なのだそうです。

巾着田曼珠沙華公園

5. 巾着田~飯能駅

やがて、再びトレイルコースに。ここからは高麗峠(こまとうげ)を抜けて天覧山を目指します。再びスピードアップ!


落ち葉が絨毯のように地面を埋め尽くしたトレイルロードは走っていて気持ちが良いですね。




つい先週くらいまで紅葉が見ごろだったそうです。今年の紅葉は遅い時期でしたね。


目の前に階段が出現。幸い斜度はキツくなくて助かりました。



天覧山の山頂に到着(標高195m)。


天気が良ければ関東平野を一望できる絶景の場所のようでした。




天覧山を下って、最後は飯能駅まではフラットなコースを走りました。


そして、飯能駅に到着。時刻は午後2時40分。

今日のトレランチームはここで解散しました。

幸いにも雨に降られず、13名全員途中の離脱もなく無事に完走です!

皆さん、今日は一日お疲れさまでした、そして、トレランガイドをしてくれたTさん、本当に有難うございました!!! 


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