【野鳥を保護したときには】怪我したワカケホンセイインコの面倒はどうすべきか

先日、家の近くの路上でカラスに襲われていたインコを助けました。

頭をかじられて、羽もやられて飛べない状態だったので、取り敢えず自宅に連れて帰りましたが、一体どうすれば良いのか。。。途方に暮れてしまいました。

保護したインコは「ワカケホンセイインコ」という外来種で、ペットとして飼われていたインコが野生化したものです。

幸いにも、友人のアドバイスにも助けられて、インコは何とか元気になりました。


「ワカケホンセイインコ」のような野鳥を保護するにあたって、必要な手続きや知っておくべきことについてまとめてみました。

1. インコが襲われている!

インコとの出会いはある日突然訪れました。

12月のある寒い朝、私はいつものように早朝ジョギングに出かけたところ、自宅近くの住宅街の路地で、カラスがインコを襲っている場面に出くわしたのです。

角を曲がって突然現れた私に驚いたのか、カラスは慌てて地面から飛び立ちました。

最初、私はカラスが何をしているのかわかりませんでした、カラスの飛び立った場所に近づいてみると、そこには、緑色の鳥が横たわっていたのです。

赤いくちばし、緑色の羽毛。。。すぐに野生化したインコだとわかりました。

私が両手で拾い上げたときは、動くことができないほど衰弱しており、頭にはカラスに突かれた大きな傷があり、周囲には小さな羽毛が散乱して風に吹かれていました。


やがてインコは大きな声で「ギャーギャー」と鳴きわめき出したのですが、両手でしっかりと抑えて、そのまま走って家に連れて帰ったのです。


「インコがいたよ!取り敢えず保護しなきゃ!」

妻と娘が、私の声に驚いて玄関にやってきました。

「まあ、インコ!」

取り敢えず手元にあった空の段ボールにインコを移すことに。

インコは元気を取り戻したらしく、手のなかで「ギャーギャー」と鳴きわめいています。カラスに襲われた興奮状態から醒めていなかったのかもしれません。



そして、段ボールに移そうと手を緩めたとき、私の指にガブッと噛み付きました。。!

「イテテテ!」

相当痛かったです。。。良く見かけるセキセイインコの2倍くらい大きいので、噛む力もかなり強く、噛んだ指をなかなか離してくれません。

ようやく離したと思ったら、今度は逆の手の指をガブっと!

噛まれた指からは出血してしまいました。

指の出血(背景は富士山、なんとなく)

まずは応急処置ですが、鳥を飼ったことがないので、何をどうして良いやら。。。

朝の7時前なので、当然どこの動物病院も空いていません。

友人がメッセンジャーで世田谷区豪徳寺にある「鳥と小動物の病院 リトル・バード」という病院を紹介してくれましたが、こちらも診察時間は10時30分からなので、連絡ができません。

2. ワカケホンセイインコ

私が保護したインコは、ワカケホンセイインコだということを、鳥に詳しい友人が教えてくれました。

ワカケホンセイインコとは?

調べるといろいろなことがわかりました。

ワカケホンセイインコ(小学館の図鑑NEO「鳥」より)

名前の由来ですが、和名だと「輪掛本青鸚哥」、つまり首回りの輪の模様が特徴の、身体は青色(日本古来の定義だと緑は青)のインコという意味です。

以下Wikiからの引用です。

北緯20度以南のインド、スリランカに分布している。世界各地でペットとして飼われていたものが野生化する現象が起きており、日本でも関東地方を中心に野生化が知られている。

全長約40cm。緑色の体色で雄の成鳥には喉から首にかけて広い黒帯が走り、首の後ろは細い桃色の帯となる。オスは首の輪が目立ち、メスは目立たないので、この輪をもとに雌雄を区別することができる。ただし若い個体においては、必ずしも輪で判断できるとは限らない。通常の緑色の他、色変わりとして青色、黄色、白色の個体もいる。嘴は大きくて赤く、尾羽は長い。寿命は、飼育環境下で最長約30年である。

(引用おわり)

私が保護した個体は、首の輪の模様が薄いので、おそらくメスです。

そして、このワカケホンセイインコは、自宅の周辺でも良く見かける野生化したインコと同じ種類だということもわかりました。

ワカケホンセイインコの野生化は、テレビでも何度か取り上げられていたようで、2019年9月8日には、NHKの「ダーウィンが来た」という番組で特集されていました。

ワカケホンセイインコは、約60年前のペットブームでインドやスリランカから日本に輸入されました。その後、逃げ出したり、捨てられたりした個体が日本の環境に適合したとのこと(こちらの記事によると、1969年、世田谷三軒茶屋で、約百羽が、鳥獣販売業者のカゴから逃げ出したのが発端だそうです)。


同じ記事によると、

「野生のワカケホンセイインコの住処として、東京都目黒区にある東京工業大学(東工大)大岡山キャンパスが有名です。東工大では、1000羽近くのワカケホンセイインコが目撃されるようになりました」

「しかし、その後、2015年7月ごろから東京工業大学からワカケホンセイインコが姿を消したそうです。東京工業大学で観察された、ワカケホンセイインコは神奈川県の川崎市などにすみかを移しました」

「テレビなどで取り上げられる際に、ワカケホンセイインコが野生化することの問題点として挙げられるのは

鳴き声の騒音
糞による感染症
農作物の被害
在来種への影響・生態系破壊

今のところ、捕獲・駆除などの強硬策などの施策は行われていませんが、今後上記の被害に対して、被害を受ける人が増加すれば、駆除が行われる可能性もあります」

とのことです。

どうやら、ワカケホンセイインコは、大量発生して鳴き声の騒音や糞といった問題を起こしている外来種の鳥であるけれども、生態系に壊滅的なダメージを与えるような存在ではないので、駆除の対象にはなっていない鳥のようです。

確かに、保護したときに「キーーッ!!」という鳴き声は、とてもけたたましく、集団では騒音になるだろうと思いました。

みかんや桜の花など、甘い果実が好物のようで、インドやスリランカでは、農作物を荒らす害鳥扱いになっているようです。

3. 野鳥の診察について

インコを助けて真っ先に思い浮かんだのが、動物病院で診察してもらうことでしたが、これはNGでした。

前述の「鳥と小動物の病院 リトル・バード」のページには以下の注意事項が書かれています。

*1 ワクチン接種は行なっておりません。
*2 飼育許可証がある個体のみです。
*3 野鳥の飼育は法律で禁じられています。

「飼育許可証」がないと診察してもらえないのか!?

しかしよく読むと、飼育許可証は、メジロなどの和鳥の場合のようで、インコのような外来種は大丈夫のようです。

「野鳥の飼育は法律で禁じられている」という点が気になりますが、飼育している野鳥ではないので、大丈夫だろうと。

そして、営業時間になって電話で事情を伝えたところ、

「動物病院では、野鳥さんは診察不可。いろいろな病気を持っているかもしれないし、他の鳥に移すといけないから。野鳥さんは保護団体に連絡してください」

との返事。。。

インコの病気について調べてみると、確かに「オウム病」というものが見つかりました。人間にも移るということで、特に排泄物に気を付けることとあります。

くちばしで指を噛まれた私は大丈夫でしょうか??

どうやら、くちばしで噛まれて感染する可能性はそれほど高くないとのことで、一安心。消毒液を使って洗ったので心配はないようです。

動物病院から言われたとおり、保護団体を調べてみました。

世田谷区の野生鳥獣の相談ホームページから、「東京都環境局自然環境部計画課鳥獣保護管理担当」という窓口があることがわかり、早速妻に電話を入れてもらいました。

電話したところ、

「外来種は保護の対象外」

ということで、こちらもNG。。。(当然といえば当然なのですが)

こうなると、無理にでも診察してもらう手口としては、

「飼っているインコが外で怪我をしてしまい。。。」

と言い通せばもしかしたらOKかもしれませんが、それでは野生のインコが何かの病気を持っていてそれが感染してしまったら大変なことになってしまいます。

どうやら、怪我をした野生のワカケホンセイインコを診察してくれる機関は存在しないという結論に達しました。。。

Yahoo知恵袋のサイトにも似た状況の人の書き込みがありました。

幸いなことに、自宅で保護したインコは、頭部の傷は止血して、食欲もあり元気なようです。

傷口には、消毒液のマキロンを吹き付けてあげたのですが、嫌がって大騒ぎ。沁みるマキロンではないのですが。。

しばらくは治療しなくても命に別状はないだろということで、自宅で療養させることしました。

4. 警察への届け出について

鳥を保護した場合、原則として警察へ拾得物として届け出る必要があります。

『もしもインコを拾ったら』という記事によると、

警察へ報告せずに自分のペットとして飼育をした場合は、違法行為となります。遺失物等横領罪にあたるのではないかと思われます(遺失物、漂流物その他占有を離れた他人の物を横領した者は、一年以下の懲役又は十万円以下の罰金若しくは科料に処する)。

では、野生化したワカケホンセイインコの場合はどうでしょうか?

今回保護したワカケホンセイインコは、かなりの確率でペットが逃げ出したのではなく、野生の個体と考えて間違いないと思います。

というのは、私の自宅近隣には、以前から野生化したワカケホンセイインコがたくさん目撃していたからです。

調べてみると、緑色のワカケホンセイインコはペットとしては現在ほとんど流通されていないこともわかったので、今回保護した個体は、全長30cmにも満たないのでおそらく若い個体だと推測されます。

「いんこだより」というサイトに「鳥迷子掲示板」という情報交換の場があることも見つけました。

こちらに掲載することも一度は考えたのですが、緑色のワカケホンセイインコは、時には高値で流通されていることもわかり、飼い主を装った悪質な業者がいないとも限りません。

価格.comの書き込みによると、

「インコは60年代に団地でも飼えるペットとして人気となり、ワカケホンセイインコも輸入された。インコ・オウム専門店のこんぱまる上野店でもワカケホンセイインコは4万円程度で販売されていた。人気のものは10万円以上で販売されていた」

とあります。

5. インコの食べ物

まずは、インコの食事を準備しなければなりません。

最初はイチゴやサツマイモを与えましたが、どうやら食べてくれません。

そこで、甘いフルーツということで、みかんを輪切りにして置いてみたところ、これが大正解!あっという間に食べ切ってしまい、何度も交換するほど良く食べてくれます。

みかんを食べるインコ

鳥のエサを探して近所のスーパーやコンビニ、100円ショップなどを探しましたが、どこもペットのエサは犬と猫のものばかり。。。鳥をペットで飼っている人は少なくなってしまったのかもしれません。

『もしもインコを拾ったら』という記事によると、

好物
☆小松菜
☆豆苗
☆トウモロコシ
☆バナナ
☆ミカン
☆チンゲン菜
☆ニンジン
☆かぼちゃ
☆ハコベ、ナズナ、タンポポ、クローバー、エノコログサの穂等の食べられる野草

※逆に食べさせていけないものがあります。
★タマネギや長ネギ、ニラなどのネギ系の野菜
★リンゴやイチゴの種など果物の種子
★チョコレートは犬猫と同じで危険とされています。
★キャベツやブロッコリー等のキャベツ系統の野菜もよくないとの説もあります
★ホウレンソウも、すぐにどうこうなる毒とは言わないまでも、できれば与えない方がよいとされています。
★ポインセチアやベンジャミン、ゴムノキ等の観葉植物の葉
★水仙やスズラン、アジサイなどの弱くとも毒性があるとされている植物
★調理された人間の食べ物もそのう(インコにとって胃のような器官)で腐敗しやすいとされ、体調を崩す可能性があります。

とのことです。

その後、みかんに加えてバナナやリンゴの切れ端を与えたところ、最初は慎重だったのですが、やがて食いつくようになり、リンゴは特にガリガリとくちばしで器用に食べました。

その後は、友人が持ってきてくれたペレット(プロバード)をエサ台に置いてみたところ、最初は全く興味を示しませんでしたが、数日経ったらしっかりと食べてくれるようになりました。

ペレット(プロバード)

生米も与えてみましたが、興味を持ちませんでした。

6. インコの鳥かご

保護して数日の間は、間に合わせの段ボールの底にビニールとタオルを敷いたものを鳥かご代わりにしていました。

段ボール

しかし、これではインコにとってはあまり居心地の良いものではないので、鳥に詳しい友人に相談して、鳥かごを貸してもらうことに。

鳥かご

鳥かごは、縦横高さがそれぞれ30cm - 37cm - 39cm のMサイズの手乗りカゴ(マルワ製)です。

ワカケホンセイインコはサイズの大きなインコなのですが、怪我をして飛ぶことも羽を広げることもできないので、狭いということはありません。




インコは寒いところは苦手だろうと、玄関の近くの納戸の部屋(室温26℃設定)に鳥かごを置きました。

12月上旬には東京も気温がぐっと下がり、最高9℃(最低5℃)と冷え込み日もありましたが、寒くて震えているようなことはありませんでした。

夜中にそっと覗いてみると、インコは身体を丸めて、顔をその上に載せるようにして休んで(眠って)いました。

眠っている姿

夜は鳥かごを段ボールの中に入れて、上にはタオルを被せて保温性を高めています。

7. インコの日光浴

インコを室内で飼うのは問題ないのですが、たまには直射日光で日向ぼっこをさせて代謝を促すほうが良いということで、天気の良い日にバルコニーに出してやりました。

すると。。。

バルコニーの角の狭いところを行ったり来たり、よちよち歩きで動きます。



追いかけると羽ばたかせて飛ぼうとしますが、羽が折れているのか、そのたびに引っ繰り返ってしまいました。

引っ繰り返って起き上がれない

やがてインコは、そのくちばしと両脚を器用に使って、慎重に、バルコニーの隅の望遠鏡をよじ登り始めました。

望遠鏡の台座

やがて、オリの上が気に入ったようで、しばらくはそこに佇んで、外の鳥たちの鳴き声に耳を澄ましているようでした。



インコによっては水浴びが大好きだということで、水を張ったトレイを用意しましたが、自分から入ることはありませんでした。

試しにシャワーで軽く水を引っ掛けたら、嫌がるどころか、むしろ喜んでいるように見えたので、水浴びは結構好きなのかもしれません。


スマホを近づけたら、噛みついてきました。。。結構元気で安心です。

8. これから

しばらく飛び立てるようになるまでは、ワカケホンセイインコの面倒を見てやろうと思いますが、その先はどうするか??

家の子供たちにも人気だし、できることなら飼育したいところですが、飛べるようになったら自然に返してあげるのが一番だと思っています。

飼育環境で30年の寿命ということは、ひょっとしたら私が死ぬほうが早いかもしれません。

それまでしっかり飼育してやれるかどうかわからないので、自然に戻すのが一番だと思うのです。

しかし、こちらのYahoo知恵袋の投稿では、

「外来種」として指定されていますので、捕獲したり保護したりで捕まえてしまったインコは、拾い主が「飼育を義務化」されます。「ひとたび飼育を始めた外来種を、ふたたび野生に放つのは違反行為となる」

という書き込みもあり、微妙です。。。

ワカケホンセイインコの運命は??

TBS「爆報!THE フライデー」で放送された特集では、柳生博さん(日本野鳥の会の名誉会長)が以下のようにコメントしていました。

「いずれにしろ人間が悪いんだけどね。インコの身になって考えるとか。日本に好きで来たわけじゃない。人間のエゴで連れて来られ、ペットにさせられた動物に対して、一人一人が責任ある行動をとるべきだ」

この意見に異論はないと思いますが、では今回のケースで「責任ある行動」とは何か??

まあ暫くの間は、このワカケホンセイインコが元気に飛べるように回復するよう助けるしかありませんね。。。その後のことはまた考えます。

[ワカケホンセイインコ育成日記] 飛べなくなった野鳥のインコを飼うことに

コメント

  1. こんにちは。うちも道路で引かれそうだったのを保護してしまったばかりで、この記事はとても共感しました。
    うちのは怪我はそんなにないものの、あまり飛べないみたいです。
    まずは警察に預けたのですが、殺処分になると言われ、一時引き取りました。
    羽がカット済みらしくペットだったかもというのですが、こちらでは短いかも全くわかりません。
    脚も悪そうだから病院は探していたのだけど、受付てくれないとは。
    うちのも最初電信柱にいたとの情報で野生化していたと思われます。

    飛び主さんのはもう半年位で、現在は懐くようになりましたか?野生化したのも懐くのでしょうか。

    うちもこのまま元の飼い主は見つからないと思います。陽当たりも悪く日中は夜までこどもも家にいないので、最後まで責任取れるか心配ですが、少しでも生きられたら幸せなのでしょうか。

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    1. こんにちは、匿名さんも鳥を保護されたとのことで、いきなりだと大変ですよね。心中お察しします。ブログ記事が何かお役に立てれば良いのですが、警察や病院、地域の施設も野鳥は受付けないので、拾い主の判断にすべてがかかってしまいます。
      ウチのは半年経ってもペットのインコのようには全く懐きませんが、手からエサを食べるようになったり、少しづつですが飼い鳥の環境に順応しています。
      匿名さんの保護された鳥も、きっと新しい環境に徐々に順応すると思います。野鳥の診察を受け入れてくれる病院が見つかると良いですね。匿名さんも鳥さんも良い結果となりますように。。。

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  2. 初めまして。偶然こちらの記事を読ませていただきました鳥飼いの者です。

    少し遠いかもですが、江○川区の南小岩ペットクリニ○ク医療サポートセンターが野生の鳥獣指定病院のようで診察可能かと思います。(メインは犬猫ですが院長が鳥診察可能)

    もし万が一の時の為にと書き込ませていただきました。失礼いたしますm(_ _)m 

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    1. 初めまして、コメント有難うございます。野鳥の鳥獣指定病院というものがあったのですね、とても参考になります。
      ワカケホンセイインコのような外来種の鳥にはとても助かります。
      保護したワカケホンセイインコは、その後怪我の治療をして引き取り、今では元気になりました。

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  3. こんにちは、初めまして。
    以前同じ様な状況でメスのワカケホンセイインコを保護していた者です。
    既に空に還っておりますが、偶然こちらのブログを読ませて頂き、とても懐かしい気持ちになりました。

    ところで、もう既にご存知でしたら恐縮ですが、動画のアーカイブ"お仲間たちと(02/07/2021)"にある「腰を落として顔を上に向けるポーズ」はメスのインコ共通の発情ポーズです。
    簡単に言うと、パラちゃんは遊びにくる野生のワカケ男子達に自分をアピールしている状態です。

    健康であれば年に2回(春・秋)に発情期があるので、何も悪いことではないのですが、あまりに長く続く(1ヶ月以上)様であれば要注意です。
    発情自体非常に体力を消耗するので長く続くことがそもそも良くない且つ、無精卵を産んでしまう可能性があります。
    産卵は体力消耗だけでなく、卵詰まりなど様々な病気の原因になってしまいます。

    飼い鳥の発情を抑制してあげることも大切ですので、もしアピールが止まらないのであれば、野生のワカケ男子(パラちゃんの発情対象)から遠ざけてあげることも必要かと思います。
    ※「インコ メス 発情 抑制」などで検索されると様々な抑制方法が出てきますので、是非参考にしてください。

    詳細な事情を存じ上げないにも関わらず長々と失礼しました。
    これからも更新楽しみにしています!

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    1. こんにちは、初めまして。
      ブログ訪問ありがとうございます、そして、ポーズの意味を教えていただきありがとうございます。

      発情ポーズだったんですね、てっきり相手に服従のポーズか何かかと勝手に思い込んでおりました。
      野生のお仲間が遊びに来たときにたまにこのポーズを取るのですが、卵詰まりなど病気は気を付けようと思います。

      一緒にお世話をしていたセキセイインコが先月突然落鳥してしまったので、インコはデリケートな生き物だということを改めて痛感しました。

      今後ともブログをどうぞ宜しくお願い致します。

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