[かゆみが止まった!] 薬用クリーム【ユースキンアイ】はアトピー性皮膚炎の救世主

これまで長い長い年月に渡って苦しみ続けてきたアトピー性皮膚炎による「かゆみ」からようやく解放されました。。。

ステロイドも効かなくなり、何をやっても改善しなかった身体中の湿疹による痒み、藁にもすがる思いでAmazonで見つけたユースキンアイという非ステロイド系クリームを試したところ、これが大正解!


痒みで熱を帯びた肌にスーッと自然に染み込んでいく感覚が気持ちよく、夜になるときまって悪化するアトピー性皮膚炎の症状を鎮めてくれます。

ユースキンアイのおかげで、痒みに悩まされることも、睡眠不足に苦しむこともなくなりました。

(以下は、アトピー性皮膚炎の症状の醜い写真が含まれていますので、閲覧ご注意ください)

(2020/11/27  「4. それでも治らない場合」を追記しました) 

1. アトピー性皮膚炎発症の経緯

アトピー性皮膚炎が発症したのが、今年の2月ごろでした。

正確な日付を憶えていないのですが、今年の2月中旬ごろ、昼のトレーニング後にお風呂の湯舟に漬かっていたときに、突然、無性に膝が痒くなり、我慢できず猛烈にかきむしったのがきっかけでした。

今から思えば、このときに、いたずらにかきむしらなければよかったと後悔しています。

とにかく、それをきっかけに、痒みがみるみるうちに両脚の全体に広がってしまいました。

下の写真は3月10日に撮影したものですが、痒みによる湿疹が脚全体に広がっているのが良くわかります。

太もも

足首

両脚

家にあったアンテベート軟膏を塗って応急処置をしましたが、痒みはどんどん悪化して、両脚から腰、肩、首筋、両腕と全身に広がってしまったのです。

背中

痒みは、特に夕方から夜にかけて(体温が上がると)酷くなり、全身がチクチクと針を刺すような痒みが発生します。

痒みは、夜に入浴をしたり、ビールなどアルコール飲料を飲むと、症状が一気に悪化します。

痒さのために眠ることができず、毎日睡眠時間は3~4時間、それも浅い睡眠という日々が続きました。

キンカンやウナコーワを塗ると、痒みが収まるときもありましたが、引っ掻いた傷口にキンカンやウナコーワが滲みると猛烈に痛いのです。

痒みに対してはあの手この手で対処しています。

一番効果があるのは、下のザラザラの手袋、これは痒みを引っ掻くには最高です!(皮膚科には「こんなのを使っては絶対ダメ、問題外だと言われていますが)

ザラザラの手袋

爪を立てて引っ掻いてしまうと、すぐに出血してしまうので、このザラザラ手袋をはめると、渾身の力でどれだけ引っ掻いても患部が出血することはありません。

痒い場所をゴシゴシとこすると、本当にスッキリ!とするんですね。

背中の痒いところは孫の手を使います。

孫の手

そして、どうしようもないときには、クールローションを全身に塗りたくります。


ザラザラの手袋も、孫の手も、クールローションも、一時凌ぎにはなりますが、痒みの根本解決にはなりません。

そして、毎日の睡眠障害がいよいよ酷くなりました。

私はスマートブレスレットで睡眠時間の管理をしているのですが、以下のとおり、睡眠時間平均3~4時間、睡眠深度(グラフの色の濃さ)も浅く、酷いときは朝まで一睡もできない日々が続きました。

4時間23分(4/5)

2時間57分(4/6)

3時間16分(4/7)

3時間24分(4/8)

4時間56分(4/9)

5日間連続で睡眠時間5時間未満はキツかったです。

このままでは死んでしまうということで、皮膚科で診察を受けることに。。。

新型コロナで非常事態宣言の真っ最中に皮膚科に行くのは躊躇しましたが、行きつけの皮膚科で診察してもらいました(4月24日)。

診断結果は、やはりアトピー性皮膚炎ということで、アンテベート軟膏(ステロイド剤)とルパフィン錠という飲み薬を2週間分処方してもらいました。



アトピー性皮膚炎の治療には、塗り薬に加えて、引っ掻きによる悪化を防ぐために、普通、抗ヒスタミン作用のある内服薬が併用されます。

アレルギー症状を引き起こす原因となる体内物質、ヒスタミンの作用を抑えることによって、アレルギー症状を和らげる作用があります。

ルパフィン錠は、抗アレルギー薬、抗ヒスタミン薬のなかでは比較的新しい(2017年~)薬です。

ルパフィン錠

ルパフィン錠は、眠気を誘うので服用には注意が必要です。

アンテベート軟膏は、それなりに効き目がある塗り薬です。

アンテベート軟膏

ちなみに、アンテベートのジェネリック医薬品も販売されており、こちらは1本約50円くらい安いです。

アンテベート(ジェネリック医薬品)

アトピー性皮膚炎の治療には、ステロイドが最も効果的であることは日本アレルギー学会でも認められています。

たとえば、こちらの朝日新聞の記事では、「アトピー治療「ステロイドは怖くない」 保湿を大切に」と明確に、ステロイドでの治療の有効性について説明されています。

アトピー性皮膚炎の患者は、乾燥肌で悩んでいる人が多いので、上記の「保湿を大切に」というのが有効なのはわかるのですが、私の場合は、その正反対で、人一倍の多汗症なので、乾燥肌とは無縁なのです。

私は、ジョギングや自転車などで、ほぼ毎日のようにトレーニングをやっているのですが、トレーニング中に滝の如く汗が大量に出ます。

あまりに大量に汗をかくので、多汗症という病気ではないかと疑うほどです。

真冬の極寒のなかでもジョギングをすればすぐにシャツは汗で濡れてしまうほどです。

私のアトピー性皮膚炎との付き合いは、子供のころまで遡ります。

小学生の修学旅行でも、滞在先のホテルの大広間でみんなが雑魚寝しているのに、私だけ身体が痒くて眠れずに、夜中じゅうずっと起きていたことを良く覚えています。

その後、アトピー性皮膚炎は、頭皮、顔、腕、手のひら、指先、腰、わきの下、肘や膝の内側など、身体の至る所に現れては消え、再発しては一時的に改善するということを延々に繰り返してきました。

今回も、処方されたアンテベート軟膏とルバフィン錠を服用して、それなりには改善したのですが、痒みは完治できませんでした。

2. 薬用クリーム【ユースキンアイ】

なんとか痒みを抑えたい一心で、ネットで「痒み止め、クリーム」で画像検索してみました。

「痒み止め、クリーム」の検索結果

すると、ユースキンアイというクリームがいくつかヒットしました。ユースキンアイはステロイドが入っていない第3類医薬品です。

ユースキンアイは、こちらのニュースリリースを見ると、2004年9月に発売された製品のようで、ロングセラーなのでしょうか。





コスメの口コミLIPSの口コミでも、なかなか評価が高いようです。田中みな実さんが愛用しているということでも有名なようです。

以下の5つの有効成分でかゆみを止めるだけでなく、3つの保湿成分が肌にうるおいを与えます。

●成分・分量
有効成分(1g中)
クロタミトン・・・・・・・・・・20mg
ジフェンヒドラミン・・・・・・・10mg
グリチルレチン酸・・・・・・・・10mg
イソプロピルメチルフェノール・・・5mg
ビタミンE酢酸エステル・・・・・・5mg

添加物として:
水添大豆リン脂質、オリブ油、グリセリン、1,3-ブチレングリコール、
ジメチルポリシロキサン、キサンタンガム、
カルボキシビニルポリマー、ステアリン酸、トリイソオクタン酸グリセリン、
パルミチン酸セチル、セトステアリルアルコール、ミリスチン酸イソプロピル、
ステアリン酸ソルビタン、セスキオレイン酸ソルビタン、
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、トリエタノールアミン、パラベン

●本剤にステロイドは配合されていません。

ユースキンアイは、Amazonで取り扱っています。


カスタマーレビューがひとつもないのがちょっと不安ですが、905円と手頃な価格だったので、注文しました。



無香料・無着色のクリームで、ベトベトせずすっきりとした感触です。



さっそく患部に塗り込むと、わずかにスーッとする感触ですが、思いのほか塗りやすく、たっぷりと塗り込んでみます。

塗った患部は、冷たいクリームの効果でほてりが若干収まったような気がしていい感じです(もしかしたらプラシーボ効果かもしれませんが)。

しばらく時間が経っても、塗った直後のわずかにスーッとする感触が持続します。

なんとなくこれは良いかも!

連日の睡眠不足からフラフラだったので、いつもより早く12時前にベッドに入りました。

明日は土曜日、久しぶりの休日です。

3. 久しぶりに熟睡!

土曜日の朝を迎えました。

なんと、スマートブレスレットの記録を確認すると、8時間57分も睡眠を取れているではないですか!

深度睡眠も2時間33分と熟睡時間も長いです。

8時間57分睡眠(6/20)

驚くなかれ、翌日は、なんと睡眠時間が10時間58分と、ここ数年これほど眠れたことはないというほど長く眠れました。

10時間58分睡眠(6/21)

ここ数ヶ月の睡眠不足の疲れも一気に回復!

ユースキンアイのおかげで熟睡できたのは間違いありません。

確かに、夜中に足が痒くてかきむしった記憶もあるし、実際足の甲からは出血した跡がありました。

しかし、入眠がこれほどスムースだったのは、本当に何カ月ぶりかというほど、良く眠れました。

クリームを塗った患部は、しっとりとしていて、保湿効果が抜群なのが良くわかります。

ユースキンアイの痒み止め効果は絶大なものがありました。


もし、私と同じような悩みを持った人がいたら、ぜひユースキンアイを一度試してみてほしいと思います。

市場には、5000円以上もする高価な薬用クリームもたくさん出回っていますが、
ユースキンアイは905円と非常にリーズナブルな価格です。

ちなみに、ユースキンアイは、ドラッグストアでも購入できます。マツモトキヨシ系列のぱぱすというドラッグストアでは、以下のように、1,262円で販売されていました。


Amazonより300円も割高ですが、この商品は、数量限定でミニチューブ付きとなっていました。

数量限定でミニチューブ付き

4. それでも治らない場合は

アトピー性皮膚炎は、国内で約45万の患者がいるそうです。原因もさまざまで、決定的な治療法も確立されていません。

もしかしたら、このユースキンアイも、アトピー性皮膚炎の根絶にはならないかもしれないし、効果がどれほど持続するかもわかりません。

ユースキンアイでもかゆみが治らない場合は、ステロイドの塗り薬を「正しい塗り方」をすると、症状が大きく改善する可能性があります(私には大きな効果がありました)。

それは、NHKの教育番組「チョイス@病気になったとき「アトピー性皮膚炎 最新治療情報」(2020年3月26日放映)という番組の内容です。



まず、ステロイドは、思い切って「たっぷりと」塗ります。
2回でチューブ1本分くらいの勢いで塗ります。



次に、患部に刷り込まず、単に表面的に塗るだけにすること。



そして、3つ目のポイントは、保湿剤と併用することです。
保湿剤は、一般的なヒルドイドのクリームで十分ですが、ユースキンアイを使っても良いと思います。


そして最後にもう一つ、かゆみが収まって治ったと思っても、継続して塗り続けることです。




ステロイドの塗り薬は広く普及しているものの、正しい塗り方をしないと効果はありません。

以上紹介したとおり、アトピー性皮膚炎を治すのに、皮膚科に通院して治療することを決して否定するものではありませんが、医者任せにしないで、自分でいろいろと調べて試してみることも大切だと思います。

(2021年7月27日 追記)
タイガーバウムがかゆみ止め効果があるという投稿をいただき、早速試したところ、確かに私には効果がありました。


正しい利用法はどうかわかりませんが、キンカンやウナコーワよりも患部に滲みることなく、スーッとした感覚のあとにじわじわと暖かくなる感じです。

(2024年8月17日 追記)
ユースキンあせもジェルという商品も併せておススメします。




あせもジェルのほうは透明なジェルタイプで、ユースキンアイと同じように痒いところに塗ると、同様の効果がありました。

また、ジェル特有のスーッとしたひんやり感はユースキンアイにはない特徴で、なかなか気持ち良いです。

ユースキンアイは第3類医薬品ですが、ユースキンあせもジェルは医薬部外品という違いがあります。

夏場にあせもによる痒みであればユースキンあせもジェル、それ以外はユースキンアイという感じで季節や目途に応じて使い比べてみるのが良いと思います。

コメント

  1. 私はタイガーバームが著しく効きます(ステロイド)。同じく汗が多いほうです。

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  2. タイガーバーム試したら確かに効果ありました!投稿に追記しました。

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