先週は40.3km(獲得標高:285m)でしたが、今日はぐっと長くなり、97.2km(獲得標高:1,148m)と手ごわい感じです。
前回と同様、Cervelo PXシリーズのトライアスロンバイクに乗れるだけでなく、今日はアイアンマンで何度も優勝している現役チャンピオンのイギリスのDavid McNamee(デイビット・マクナミー)選手と一緒に走れるまたとないチャンスで、Cervelo(サーヴェロ)乗りの私には、絶好の企画でした。
参加人数は750人くらいでしょうか、今回もみな超速い!頑張ってグループに追い付くのに精一杯で、またまた完全に脚が売切れてしまい、ラスト50kmはゾンビ状態、3本ローラーからまさかの落車までしてしまい、最後はEpic KOMで憤死しました。
前回に負けず劣らずキツかったグループライドでした。
1. Cervelo Rise to the Challenge: Social Ride (E) (2020/07/05)
距離:97.2km
獲得標高:1148m
Cervelo Rise to the Challenge
通常はレベル47以降(!)で160万ドロップしないとアンロックしないCervelo PXシリーズのトライアスロンバイクに乗ってZwiftできるチャンス!Cervelo乗りとしてはこれは見逃せません。
しかも、アイアンマンで何度も優勝している現役チャンピオンのイギリスのDavid McNamee(デイビット・マクナミー)選手と一緒に走れるという素晴らしい企画です。
今日は、グループライドで初めてビンディングシューズを履きました。これまでズイフトではスニーカーだったのですが、やっぱり引き足も使えるビンディングシューズのほうが効率が良いですよね。
前回ギリギリ滑り込みでしたが、今回はさらにギリギリで開始3分前にログオン。ソース焼きそばを準備していたら時間が無くなってしまいました。。。
今日もみなCerveloジャージ着てPSXシリーズに乗ってスタンバイです。
2. スタート~序盤
いつも通り【密】状態でスタート。前回より日本人は少ない感じ。
100km近くのライドなので、最初はペースはそれほど速くないだろうという予想を完全に裏切られました!
先頭集団はもう遥か彼方、大きく集団が二つに分かれたようです。
序盤で脚が売り切れないように、最大200Wくらいを意識して走ります。
レース直前にソース焼きそばを作ったのですが、準備が間に合わず、ソースとマヨネーズは、両手放しで自転車漕ぎながら麺に投入、箸でこねこねとかき混ぜました。
3本ローラーで両手放しできるようになってから、ほとんどのことは自転車に乗りながらできるようになってとても便利です。
(しかしこの油断が後で惨事を招くことに。。。)
完成したソース焼きそばを食べつつ、ライドを続けます。ソース焼きそばうま~
マクナミー選手からの最初のメッセージ。今日は先頭近くで走っているそうです。
今日も猛者がたくさん参加、だそうです。
マクナミー選手は300W出しているのに、全然先頭じゃないそうです!どんだけ早いんだか。。。
9.3km地点、累積ドロップがついに1,000,000を超えました!(あとで何が買えるかチェック)
ここまでコースはほぼフラット。
Volcanoに入りました。累積標高はまだ100m。
ちなみにスマホのズイフトコンパニオン画面では、下のように二つの大集団がかなり距離が離れてきました。私は遅いほうの集団の真ん中くらい。
Volcano KOM(3.2%, 3.8km)を通過。スタートして30分、ドリンクを摂取するようにと親切にメッセージが。
今日は大量のドリンク(カフェラテ、レモンティー、ウーロン茶)を準備して、ホルダーにも装着しています。
30分経過、距離は16.3km。ここまで平均32.6km/hの計算です。
先頭争いは10人くらいだそうです。主にイギリス、ドイツの選手だそうです、日本人はいないのでしょうか、気になります。
今日もいつものように、なるべくたくさんのRideOn!を送ります。RideOn!返ししてくれる選手もいるので、ジャージは結構パンパン。
Volcano KOMを超えて、下りになりました。
もちろん、すぐにペダルを漕ぐのを止めてサボります(笑)
20km地点通過。
30km地点通過。まだまだ脚は大丈夫そうです。
トップ争いはイギリス、ドイツ、オランダのようです。
マクナミー選手はここまで平均305W(予想は290W)とのこと。300以上平均で1時間走れるって想像できません。。。
スタートから1時間経過、距離は32.7km。まずまず順調では?
全体では遅いほうの集団の中間くらいのポジションですね。
CerveloのモンスターマシンP5Xの雄姿です。カッコいいですねー
3. 中盤の惨事
40km地点通過。なんだか200Wはキツくなってきました。。。50km地点通過。ダラダラ500m上らされて、もう150W出すのが精一杯。。。
いつも思うのですが、ズイフトの50kmは、大きな壁があって、そこから一気に崩れることが多いです。
マズイことに今日もここらへんから疲れで頭がボー―っとしてきました。
ボトルケージのドリンクが無くなったので、新しいボトルに替えようと、両手放ししながらボトルキャップを外していると。。。
何と、3本ローラー台から脱輪してしまい、その勢いで、右に転倒してしまいました!
こういう事態でも、脊髄反射的にスマホで写真を撮るのは、私の特技かもしれません(笑)
最近は転倒することはなかったのですが、慣れないビンディングシューズも原因だったかもしれません。
新しいドリンクボトルのキャップを開けたまま転倒したので、部屋の壁にカフェオレを思いっきりぶちまけてしまいました!
壁のカフェオレの染み(完走後に撮影)
床もぶちまけてしまったカフェオレの池ができて大変なことに。。。
止むを得ずここでストップ。チェーンも落ちてしまいました。。。
2分くらい時間をロスしましたが再びスタート。落車の精神的ダメージが大きく、調子が全然出ません。。。
マクナミー選手から残念なニュースが。ななんと、Epic KOMが先に控えているそうです!
60km地点。ペースダウンでここまで平均30km/hを切ってしまいました。もう辛くて早く終わりたい。。。
ついに平坦でも100Wしか出ません、完全にゾンビ状態。
4. 後半のEpic KOM
70km地点。ここまでタラタラと100Wくらい。後ろからガンガン抜かされます。
もう耐えきれず、自転車を降りました。汗を拭いて、部屋を出て洗面台に向かいます。
頭から冷水をかけて、リフレッシュ。
75km地点。もはやなかなか進まない画面を恨めしく睨み付けながら100Wでチンタラと走っているだけ。
80km地点。再び自転車を降りて休憩。なんかもう休んでばっかりです。
スタートして3時間が経過。時刻は夜の9時。10時までには終わらせたい。。。
と、ここからEpic KOM(距離9.5km・平均勾配4%)区間に入り、8%ではもはや100Wも出せません。時速は7km/hまで低下。
それでもようやく90km地点を超えました!
もちろん休憩です!
やっと1,000m上ってあと8.2km。しかしEpic KOMが立ちはだかっています。
ここでまたまた休憩。根性なしですね。。。
しかし、この休憩は大正解でした!突然脚が大復活、レッドゾーンでEpic KOMをガンガン攻めます!
なんだよ脚残っているんじゃん。。。と、そんな事よりあとわずか2.7km!
5. ゴール
いよいよあと1km!どうやらRadio Tower Climb(距離1.1km・平均勾配13.7%)の激坂は上らずに済みそうなので助かりました。
行き先に太陽が出てきて、後光が差して神に救われた気持ちに。
ゴールアーチが見えてきました。あと少し。
最後に321Wも出せるのはどうしてでしょうか。。。
そして、アーチをくぐってゴール!!!
お疲れさまでした!!
平均26.3km/h、ケイデンス平均60、パワー平均150W、消費カロリー1,934kcalでした。
サイコンは135kmと相変わらず高めの表示。
3時間54分11秒と、なんとか4時間切ってゴール。
実走時間は3時間44分2秒なので、途中10分以上サボっていたことが明るみに(汗)。
ゴールした順位は、たぶん、全体の平均より遅い下位30%くらいでしょうか。
いろいろな国の選手とフォローフォロワーになって繋がることもできました。
両脚とも攣ることはなかったのですが、膝が熱を持って痛いので、冷水で冷やして応急処置。
今日も前週と同様、昼間にMTBでオフロード走ってたので体力消耗していたのかもしれません。毎回同じことを繰り返して進歩がないですね。。。
後半の大失速は明らかにハンガーノックが原因でしょう。夕食は結局ライドしながら食べたソース焼きそばだけ。空腹感はなかったのですが、摂取カロリーが少なすぎでした。
しかし、それよりも深刻なのが、50kmを過ぎてからのスタミナの欠如です。これは毎回必ず痛感しているのですが、50kmを過ぎると、休憩なしでは漕ぎ続けることができません。
今回は50km通過が1時間40分くらいだったので、距離というより1時間30分の連続ライドを超えるとスタミナ切れになるのかもしれません。
そして。。。完走したあとの体力消耗が激しく、食欲も全く湧きません。ひたすら両脚の筋肉痛が止まらず、夜中になっても寝付けません(なのでこのブログを書いています)。
頭の中も、昼間のMTBオフロード(午前中の雨でかなりウェットでヤバかったです)のダウンヒルのシーンと、このグループライドの苦行がごちゃまぜに混ざって、なんだか妙な感覚です。
実走も含めると7月の最初の5日間で300km、ちょっとオーバーペース。明日からはちょっとペースを落とそうと思います。
CerveloのRise to the Challenge、私にはレベルが高過ぎでしたが、こうして終わってみると2回とも参加していろいろ楽しかったです(いつものように苦しかった記憶はすぐに消える)。
企画してくださった方々とプロの選手両名(ハウグ選手とマクナミー選手)には感謝です。
前回のCervelo Rise to the Challengeの走行記はこちら↓です。
[Cervelo Rise to the Challenge なんとか完走] 元アイアンマン世界チャンピオンのZwiftグループライドはキツかった
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