寝つきが悪いのは、アトピー性皮膚炎の痒みのせいだったのですが、症状が改善したあとも、相変わらずぐっすり眠れない日々が続いています。
そこで、市販品の睡眠改善薬をAmazonで購入して試してみました。
すると。。。予想以上の効果があり、久しぶりにぐっすりと眠ることができました!
スマートブレスレットの睡眠データを確認したところ、確かに睡眠の質が向上しています。
睡眠改善薬の効用について調べてみました。
1. アトピー性皮膚炎の痒みで睡眠不足に
今年(2020年)に入ってから、持病のアトピー性皮膚炎で全身が痒くなり出しました。最初は脚に出ていたのものが、全身に拡がってしまい、体温が上昇する夜になると全身が痒くなり睡眠にも支障が出てきてしまいました。
皮膚科で処方してもらったステロイド剤のクリームを塗ってもなかなか改善しなかったため、ユースキンアイという市販のクリームを試したところ、抜群の効果で痒みが止まりました。
[かゆみが止まった!] 薬用クリーム【ユースキンアイ】はアトピー性皮膚炎の救世主
しかし、アトピー性皮膚炎が治まった後も、夜の寝つきの悪さと眠りの浅さは相変わらずで、どうにかならないものかと悩んでいました。
私はスイム、バイク、ランと、ほぼ毎日のように身体を動かしているので、夜には身体の疲れが溜まって寝つきが良いはずなのですが、以前のようにバタンキューとベッドに倒れ込んですぐに寝付くようなことはできなくなってしまいました。
2. 睡眠データ(月平均の変遷)
毎日の睡眠のデータは、スマートブレスレットで管理しています。【Giyastarのスマートブレスレット ID130Plus】心拍計+歩数計+防水でスマートにトレーニング★928円!
このスマートブレスレットからの睡眠データは、iPhoneの基本アプリ「ヘルスケア」と連動しているので、ヘルスケアから睡眠傾向がグラフで確認できます。
2020年1月~9月までの睡眠を調べてみました。
1月
1月はアトピー性皮膚炎が発症する前なので、就寝23:00~起床6:00の規則正しい生活だったことがハッキリとわかります。平均睡眠時間も7時間12分としっかりと取れています。
2月
2月は引き続き規則正しい生活でしたが、中旬ごろからアトピー性皮膚炎の痒みが原因でやや睡眠リズムが乱れ始めました。
3月
3月に入って就寝時間が0:00以降と遅くなっています。アトピー性皮膚炎の痒みで寝つけなくなったのです。3月下旬には就寝時間はさらに遅くなり、午前2:00以降の日が続きました。
4月
4月には状況が悪化、全く眠れない不眠の日が散見されるようになります。平均睡眠時間も6時間45分から6時間6分に減少しています。
5月
5月には、不眠に加えて、睡眠が分断される日が増えています。アトピー性皮膚炎の痒みもこの頃が一番ひどかったと思います。
6月
6月に入っていよいよ睡眠が取れなくなりました。あまりの睡眠不足で日中に寝落ちしてしまうこともしばしば。。。ユースキンを使い始めたのが6月20日で睡眠はかなり改善しましたが、月末には再び悪化しています。
7月
7月中旬以降は、ユースキンの効果もむなしく、就寝時間が午前2時~3時と再びムチャクチャな睡眠になっています。
8月
8月になるともはや末期症状。。。不眠の日々が続き、平均睡眠時間はついに5時間35分にまで短くなってしまいました。。。
3. 睡眠データ(深い眠りと浅い眠り)
次に、スマートブレスレットのアプリで毎日の睡眠データを細かく確認してみます。まず、アトピー性皮膚炎が発症する以前の良いデータの例です。
1月8日
就寝時間が23:54、起床時間が7:00。濃い青の部分が深い眠り(33分)、薄い青の部分が浅い眠り(5時間6分)、白い部分が中途覚醒(1時間21分)です。
濃い青の部分が少ないのは、年齢による影響だと思いますが、これくらいの睡眠の質であれば合格ではないでしょうか。
次に、アトピー性皮膚炎発症後の悪いデータの例です。
8月22日
就寝時間が01:59、起床時間が5:10。濃い青の部分が深い眠り(9分)、薄い青の部分が浅い眠り(46分)、白い部分が中途覚醒(2時間16分)です。
睡眠時間が3時間11分と短いのも問題ですが、その内容も、ほとんどが中途覚醒なので、これでは必要な休息がまるで取れていません。
ちなみに、以下は、ユースキンを始めて試した日の睡眠データです。
6月20日
8時間57分の睡眠時間もさることながら、中途覚醒が非常に少なく、質の良い睡眠が取れていることがわかります。
4. 睡眠改善薬
そこで、市販品の睡眠改善薬をAmazonで購入して試してみました。購入したのは、薬王製薬のスヤットミンという睡眠改善薬(ジフェンヒドラミン塩酸塩配合)です。
Amazonではレビューがありませんが、ドラッグストアや薬局など市販で誰でも買える睡眠改善薬(ドリエルやリポスミンなど)と同じ、ジフェンヒドラミン塩酸塩配合(50mg)です。
透明なカプセルが6錠入っています。1日1カプセル(就寝前に服用)なので6日分、1回約100円の計算ですね。
睡眠のために、薬に依存してしまうことを心配しますが、睡眠改善薬はあくまで一時的な不眠を解消するためのものであって、継続的に利用しないことが重要です。
睡眠改善薬は、不眠症(入眠障害、中途覚醒、早朝覚醒など)で病院で処方される睡眠薬とは異なります。
睡眠薬では「マイスリー」が有名で、高齢者の睡眠障害などに多く処方されていますが、マイスリーは超短時間型で、服用から1時間未満で効果が表れる代わりに、持続時間が2~4時間と短いです。寝つきが悪い人には睡眠導入剤として効果的ですが、睡眠の途中で起きてしまう人には向いていません。
5. 睡眠改善薬スヤットミンの効果
昨晩は、スヤットミンを服用して午後11時45分ごろに就寝しました。
翌朝の日曜日。。。
早朝6時頃に目覚めましたが、予想以上に熟睡できたような気がします!
9月13日
スマートブレスレットのデータを確認したところ、睡眠時間は5時間31分とやや短いものの、中途覚醒の時間は26分と少なく、良質な睡眠が取れていたことがわかりました。
昨日は、早朝ジョギングと、夕方にはズイフトでレースに続けてグループワークアウトもやったので身体はかなり疲れていたと思います。
そして。。。昼過ぎにはなんだか再び睡魔が襲ってきて、3時間42分も昼寝をしてしまいました。
結局、9月13日は2回の睡眠が記録され、合計睡眠時間は9時間13分になりました。
9月13日の合計(上が昼寝)
こんなに睡眠を取れたのは本当に久しぶりのことで、自分でも驚いてしまいました。
ひょっとしたらプラシーボ効果かもしれませんが、それでもこれだけ睡眠が取れたのは事実なので、効果は抜群でした。
6. 快適な睡眠のために
睡眠改善薬で快適な睡眠を取ることができましたが、毎日使用することは避けた方が良いので、何とか睡眠の質を維持する方法を見つけたいと思います。
寝酒などはもってのほかですが、就寝直前の激しい運動や入浴もNG、スマホのような電子機器もNG、何よりも規則正しい生活が重要ですね。
私は、ベッドのリクライニング機能を活用しています。
私は以前から腰痛持ちなので、寝室のベッドはフランスベッドの電動リクライニングベッド(RP-1000)を使っています。
このリクライニングマットレスは、頭と腰の高さを自由に調整できるので、快適に眠れるようにリクライニングを若干効かせた状態だと、寝心地が大きく改善されます。
あとは、アロマを使うとか、眠れるようになるヨガをやるとか、音楽を聴くとか、難しい本を読むとか。。。羊を数えるは効果が??ですが、いろいろな方法があると思います。
最近、寝室のオーディオシステムとAmazon Alexaを連動させて、「アレクサ、オーディオを消して」と言えば、音楽が止まるように設定したところ、とても快適で便利になりました。
年齢とともに質の高い睡眠を取るのはいよいよ難しくなるので、これからも睡眠の質を高める工夫は続けようと思います。
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