カテゴリーAからEまで時間差でスタートして、最終順位を競うという、誰でも優勝のチャンスがある面白いレースでした。
ドラフティングがないレースなので、自分の脚力の良い実力診断にもなります。
レース順位は。。。カテゴリーBでは5名中3番目、全体では17名中6番目という何とも平均的な結果でした。
順位はさておき、他の選手が軒並み250W前後のパワーで爆走しているなかで、私のパワーは211Wと最小レベルでした(PWRは3.5w/kgとアベレージ)。
特に後半抜きつ抜かれつで勝負したライダーには、最終上り区間で競り合いに負けてしまい、悔しい思いをしました。
TTレースは初参戦でしたが、いろいろな課題が浮き彫りになる結果となりました。
1. レース概要
ZHR Zwift Handicap Race Atlanticの説明は以下のとおりです(Google翻訳を利用)
タイムトライアルは真の競争であり、時間はあなたに味方してくれません:ドラフティングなし、全カテゴリー共通、効果的な戦術はありません。これはタイムトライアルですが、違いがあります。ライダーは能力に応じて正しいグループに入る必要があり、各グループにはタイムハンディキャップが与えられます。
最も遅いライダーが最初に出発し、最も速いライダーが全員を追い詰めるので、理論的には、能力やFTPに関係なく、だれもがほぼ同時にフィニッシュラインに到着します。これは、能力、装備、性別などを問わず、全員をより包括的なレースに参加させるためのイベントです。
勝者は最速の時間で決まるので、間違ったグループに参加することで不正行為をするインセンティブはありません。正しいグループを選択すると、追ってくる棒に追い付かれないようにしながら、ニンジンを追いかけます。能力に応じて適切なグループを選択してください:
A:カテゴリーA以上のライダーまたは4.5w / kg以上
B:カテゴリーAライダーまたは4.0-4.5w / kg
C:カテゴリーBライダーまたは3.2-4.0w / kg
D:カテゴリーCライダーまたは2.5-3.2w / kg
E:カテゴリーDライダーまたは2.5w / kg未満
Discordチャネルを使用して、互いに対話することができます:
discord.gg/bVURRmG
Stravaグループに参加してください:www.strava.com/clubs/zhr1
結果に含まれるには、ZwiftPowerに接続する必要があります:www.tinyurl.com/ZPconnect
詳細については、www.tinyurl.com / teamZHRにアクセスしてください。
(翻訳おわり)
つまり、このレースは下位のカテゴリーから順に時間差スタートして、ゴールを競うというものです。
コースはGreater London 8。テムズ川沿いから、SurreyまでライドをしてBox Hillをクライム、最後にテムズ川をもう一度渡ってロンドン中心地に戻るルートです。
Greater London 8
距離:24.0km
獲得標高:278m
高速コースでドラフティングもないので、いつものEmondaではなく、TTバイクを選択しました。ホイールはZIPP 808です。
2. レース走行記
レースは日本時間の火曜日午前8時30分スタートでした。ちょうど有給休暇の日だったので、朝食を取ってから早めにログインしてスタンバイしました。先日のレースでは、スタート寸前に接続が切れてしまったので、今回はしっかりとウォームアップしてスタートに備えました。
参加者は20人くらいでしょうか、あまり多くないですね。
今日はカテゴリーABCDの4クラス、カテゴリーEは設定されていません。
スタート時間は
D 8:30AM
C 8:33AM
B 8:35AM
A 8:37AM
と分かれています。時間がバラバラにスタートゲートから選手が飛び出してゆくのはちょっと珍しい光景でした。
8:35AMにカテゴリーBがスタート
カテゴリーBは10人くらいのようです。
230Wくらいで踏み込みます。
TTバイクのDHバーに腕を置いたライディングスタイルはカッコいいですね!
理想的なライディングフォーム、さすがZWIFTアバター(笑)
各選手4.0w/kgくらいのハイペースで、付いてゆくのがツライです。
気付いたらBカテゴリーでドンケツになっていました。これはマズい!
1人追い抜いて、さらに加速します。
今日はドラフティングもなければ、パワーアップアイテムもなし、ひたすら漕ぐのみ。
白いウェアのB選手に追い付きました。
Bカテゴリー7位に上がりました。
ロンドンのウェストミンスター寺院だったでしょうか。アングルが上空に切り替わりました。
前後に誰もいない単独走行になりました。TTなので問題はありません。
先にスタートしたCやDの選手をひとりずつ追い抜きます。
また一人。
ここでは三人。
また一人。。。
ようやくカテゴリーBの選手に追い付きました。アメリカのKimbellさん、オレンジのウェアの選手です。
これでおそらくBカテゴリー6位です。
ところが、追い抜いたKimbellさんにコーナーで再び追い抜かれてしまいました。
このKimbellさんとはこの先ずっとバトルを繰り広げることに。。。
CとDの選手を次々に追い抜きます。
同じウェアの選手も抜きます。
Kimbellさんと同じオレンジのウェアの選手も
市街地を抜けて地下鉄のコンコースに突入、ようやくKimbellさんの後ろ姿が見えました!
300W近く1分間踏み続け、ついにKimbellさんを捕らえました。
Kimbellさんを抜きました!が、心拍数が175まで上昇、かなーり苦しいです。
脚が売り切れてしまい、大幅スピードダウン。。。
当然、Kimbellさんが見逃してくれるはずもありません。
Box Hillの上り7%区間になってあっさりと抜かれてしまいました。
後続の選手にも。。。
どんどん追い抜かれていきます。
上り坂は本当に苦手です。。。同じパワー出せば平地と変わらないはずなのですが。
しかしTTレースにこんな上り区間があるとは。。。
Greater London 8(ZwiftInsiderより)
スタートから30分が経過。もうかなり疲労が脚が溜まっています。
Box Hillの長い上り区間、早く終わらないかと願いながらひたすら漕ぎます。
何やら路面が面白いデザインになっています、これは何だろうか。。。
ようやくゲートが見えてきました!
タイムは。。。9分41秒で4選手中ダントツのビリ!
パワーアップアイテムはX10XPのみ(泣)
4秒先にKimbellさんの姿が!
再び300W出して追いかけます。気合しかない。
ついに再三捉えました。が、ここから10%の上り。
抜きつ抜かれつのデッドヒート。負けるわけにはいかない。
負けるわけには。。。
いかなかったのですが。。。抜かれた!
それでも諦めませんよ。下り区間に入ってZIPP 808が唸ります。
そして、またまた抜き返しました。よくやるわ。
残り2km。このまま逃げ切りを狙います。
再び地下鉄のプロムナード。
前方には見慣れた激坂区間が。
勾配15%の短い上り、ここが勝負どころです、もう売り切れ済みの脚で200Wを踏み込んで、Kimbellさんを置き去りに。。。
。。したつもりが、出口で見事に追い抜かれてしまいました、いったいどんなパワーで上ってきたのか?
これで心が完全に折れてしまいました、情けないですが。
Kimbellさんは遥か彼方にスッ飛んでいってしまいました。さようなら、Kimbellさん。
敗北感に打ちのめされてゴール。
Greater London 8のルートアチーブメントしたのでまあ良いか。
距離 24.4km
獲得標高 210m
時間 41:46
パワー 211W
最後まで順位を争ったKimbellさんには4秒及びませんでした。
後半のヘタレ具合が目立ちますね。
こうして初のTTレースを無事に終えました。
床の汗の量がハンパでありません。。。とにかく疲れました。
ZwiftPowerでレース順位をチェックすると。。。
リザルトの横にトロフィーマークがついています。
カテゴリーB
B完走は5名、そのうち3番目ということでトロフィーは。。。銅メダルの印でした。
全体順位では、17名中6番目、6位入賞(笑)
記録は自己ベストには及ばず、結果もどこを取ってもアベレージですが、こんなもんでしょう。
優勝は、カテゴリーAのvictorさん。44分24秒は、私より2分37秒も速いです。しかも、パワー平均が脅威の293W(PWRは4.4w/kg)と、次元の違う走りです。
総合順位は
1 293W (4.4w/kg) victorさん(A)
2 222W (3.9w/kg) (B)
3 245W (2.9w/kg) (C)
4 286W (3.0w/kg) (C)
5 264W (3.3w/kg) Kimbellさん(B)
6 211W (3.5w/kg) 私(B)
上位にCカテゴリー選手が2名ランクインしていますが、時間差のスタートというのはカテゴリーを超えて勝負が拮抗して面白いですね。
レースの結果や順位はともかく、最後までデッドヒートで争ったKimbellさんに競り負けしたことが一番悔やまれます。
しかも、疲れてくると、思考がとにかくネガティブになり、追い付けない口実で頭が一杯になってしまうのはどうかと。。。
「連日のライドで今日は疲れているからこのくらいでいいや」
とか
「自己ベスト近くのペースで走ったから、これ以上はムリをするのは止めておこう」
とか
「どうせ負けてもZWIFTのお遊びだ~」
なんて極端な発想まで。。。
うーーむ。。。遊びだからこそ、むしろ死ぬ気で全力を出し切らないと楽しくなんかありません。
まだまだ精神力がヨワヨワですね!
まあ気を取り直して、次のレースに挑みましょう。。。
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