[Beat Saber(ビートセーバー)が面白過ぎる!] 新発売のOculus(オキュラス)Quest 2でプレイしよう

Beat Saber(ビートセーバー)というVRゲームを聞いたことがあるでしょうか?


Beat Saberは、チェコのBeat Gamesが開発したVR対応の音楽ゲームで、前方から来るブロックを、プレイヤーが持つライトセーバーのような剣を使って切りながら点数を稼ぐ仕組みです。



私はゲーマーでも何でもないのですが、ライトセーバーで遊べるということで、以前からずっと気になっていました。


10月に、OculusQuest2(オキュラスクエスト2)
という、自分の頭に被ってVRの映像やBeat SaberのようなVRゲームを楽しめる機器が発売されたので、早速購入しました。


OculusQuest2は、64GBモデルが3万7100円と低価格でありながら、旧モデル(OculusQuest)から大きく進化した、非常に完成度の高いVR機器です。


さっそくOculusQuest2を装着して、実際にBeat Saberをやってみたところ、没入感抜群で楽しい!


また、Beat Saber/OculusQuest2は、カスタム曲を取り込んでプレイすることもできます(自己責任ですが)。


そこで、ロックの洋楽や今年ハマったヨルシカの曲を取り込んで、自分の好きな曲に合わせてBeat Saberをプレイすることができるようになりました!

1. Oculus Quest 2

OculusQuest2(オキュラスクエスト2)は、自分の頭に被ってVRの映像やゲームを楽しめる機器です。

OculusQuest2は、Facebook社が10月13日に発売を開始した最新のモデルで、価格は64GBモデルが3万7100円、256GBモデルが4万9200円となっています。


低価格でありながら、旧モデル(OculusQuest)から大きく進化した、非常に完成度の高いVR機器です。

TVの経済ニュース番組(WBS)でも取り上げられました。


私は、以前からVR対応ゲームの『Beat Saber』(ビートセイバー)というゲームをやりたかったので、発売日に早速購入しました。

OculusQuest2


箱を開けると、Apple製品のようにキレイに梱包されており、デザインにこだわりがあります。


ヘッドセットと、左右のコントローラー、そして充電用のケーブルとACアダプターが同梱されています。


ヘッドセットはUSB充電、左右のコントローラーは単3の電池で駆動します。


VRデバイスが初めての私は、最初は一体どんな仕組みでこのVRゲームデバイスを使うのかさっぱりイメージが湧きませんでした。

どうやら、今までのVRと違うのは、高解像度(性能2倍、ピクセル数50%増加)にも関わらず、PCやPSVRなどのデバイスとケーブルで繋がなくても、単独でゲームを楽しめる、つまりケーブルレスである点です(PCとケーブル接続してさらに高度に遊ぶことも可能)。

そして、内蔵プロセッサは、Qualcomm社のSnapdragon XR2(Snapdragon 865相当)を採用しており、ほぼ最新のスマホと同じ性能を持っています。

画像解像度は、1832x1920と、HD解像度(1080x1920)を上回っており、最新のファームアップデートで90Hzのリフレッシュレートをサポートするようになっています。

気になったのが、製造メーカーがどこかということですが、発売元のFacebook社が生産しているわけではなく、どうやら大手EMS(受託製造)メーカーの中国GoerTek TechnologyがOEM生産をしているようです。

使ってみて驚いたのは、WiFi接続はもちろん、ブラウザもVRで装備されているので、単体でゲームの購入から、ウェブサイトの閲覧、さらには動画や写真のアップロードまで何でもできてしまうことです。

Oculus Quest 2の初期設定では、スマホにOculusのアプリをあらかじめインストールしておく必要があります。


プレイする前の準備として、ガーディアンという境界線を引く設定を行います。

これは、プレイ中に左右のコントローラーを振り回したり、身体を動かしたりするときに、障害物のないエリアを事前に決めます。


ゲームの種類によってプレイエリアの広さは変わりますが、Beat Saberであれば狭いエリアでも十分遊ぶことができます。

ガーディアンを設定すると、その境界線の中に入ると、日本の和室のような部屋のなかにメニューが浮き出ます。

Oculus Quest 2のメニュー画面

左右のコントローラーから出る光線で、選択などを画面操作を行います。

Oculus Quest 2のメニュー画面

ライトセーバーを使ってメニュー画面を操作するのは、パソコンともスマホとも違う、新しい感覚でした。

ちなみに、Oculus Quest 2向けに販売されているアクセサリーで、本体の汚れを防ぐうえでフェイスカバーパッドを買っておくことを強くおススメします。

正規版フェイスカバーパッドはバカ高いので、中華製のもので十分ですが、Oculus Quest 2のカバーパッドは現在品薄で、Amazonで注文しても1か月かかるものがほとんどです。

そこで、私は旧製品のOculus Quest向けのフェイスカバーパッドを使っています。サイズが違うのでちょっとはみ出るのですが、大は小を兼ねるで、問題なく使うことができます。

私は下の3色セット1,699円のラバーパッドを使っています。


2. Beat Saber

Beat Saber(ビートセーバー)は、チェコのBeat Gamesが開発したVR対応の音楽ゲームで、前方から来るブロックを、プレイヤーが持つライトセーバーのような剣を使って切りながら点数を稼ぐ仕組みです。


ちなみにBeat Games社もFacebookに買収されています。

2018年4月の発売以来、リズムに合わせてスタイリッシュに剣を振る爽快感が話題を集め、世界的な大ヒットとなっています(2019年2月までに累計100万本の販売)。


ゲーム版のオスカー賞とも言えるゲームアワード「The Game Awards 2019」で、「Best VR/AR Game」を受賞しています。

Beat Saberのルールは非常に簡単で、正面から飛んでくる赤青のキューブを、左右のライトセーバー(右手が青、左手が赤)を使って切り落とします。

キューブには矢印があって、その矢印の方向に切り落とさないといけません。

キューブを切り損ねると、だんだん寿命が低下してゆき、6つくらい切り落とし損ねるとゲームオーバー。逆に切り落とし続けると寿命が延びていきます。

あとは、大きな壁が迫ってくるので、それは上下左右に身体を動かしてよけないと、飛んでくるキューブが見えなくなってしまいます。

Beat Saberは、日本語対応していないものの、OculusQuest2(日本語モード)でプレイするのは全く問題なく、また、PCと接続してプレイしたり、お気に入りの楽曲をカスタマイズしてインポートすることも可能です(保証対象外になりますが)。

(カスタム曲を入れて遊べるのは、Oculus版とPC版のみで、PSVR版は残念ながらできません)

以下の動画は、そのようなカスタマイズの例です。

ヨルシカ - ただ君に晴れ (EXPERT+)


また、以下の動画は、アバターをさらにリアルにした超絶プレイです。ここまで来ると、芸術の域に達していますね。

(TikTokより)

さすがにこのような超絶プレイと凝ったキャプチャ動画を作るには、それなりのスペックのPCと、手間をかけてアバターを作ったりと大変なようで、簡単には行かないようです。

だが世界はまだまだ広い!

以下の動画は、ランカーと呼ばれるプロ級の達人のプレイですが、もはや人間業を超えています。。。



Beat Saberの話ばかりになってしまいましたが、「勝間和代はなぜVRにハマっているのか?」という記事には、なぜVRが面白いのか詳細が良くまとまっています。

私はゲーマーでも何でもないのですが、スターウォーズのライトセーバー殺陣教室(東京セイバーズ)に娘と何年も通っていたこともあり、Beat Saberだけはずっとプレイしたいと思っていました。


下の動画は、次女を相手に、レプリカのライトセーバーを使った実演パフォーマンスです。


また、ライトセーバーのゲームといえば、既にジェダイチャレンジというLenovoの専用VRゲームがあります。


ジェダイチャレンジがシリアスなライトセーバーバトルなのに対して、Beat Saberは、音楽に合わせてワークアウトをやっているような気軽さがあります。


OculusQuest2は、大幅な機能強化もあって、これまでのVRテクノロジーの常識を覆すようなパフォーマンスと利便性を兼ね備えた、今後のヒット商品になると思います。


BeatSaberは、スマホにインストールしたOculusアプリのOculusストアから2,990円で購入しました(PCのアプリや、Oculusデバイスから直接購入することもできます)。



3. Beat Saberにカスタム曲を入れる

BeatSaberで選曲できるのは、BeatSaberのオリジナル曲が中心で、YouTubeにあるような一般の楽曲で遊ぶには、カスタマイズが必要となります。

androidでいうところのいわゆる「脱獄」のようなことをやるわけです。

当然、自己責任なので、何か不具合が発生してもメーカーの保証も受けることができません。

最悪起動できなくなったら、ジャンク品として処分するしかないので、ある程度のリスクを覚悟する必要があります。

カスタム曲を入れるためには、SideQuestとBMBFという2つのツールをインストールするのですが、こちらの記事によると、BeatSaberアプリが自動更新されなくなるようです。

それでも、私は何の躊躇もなく、OculusQuest2を手にした翌日に、カスタマイズに取り掛かりました。

カスタイマイズは、はっきり言って、最高に面倒で複雑、ネットのサイトを参考にしながら、5~6時間を要してようやく成功しました。


(カスタマイズの詳細手順は、備忘録として末尾にまとめました)

下のキャプチャ動画は、私自身のプレイです。

Normalレベル:ヨルシカ - Say It(言って)

初日なのでまだまだ下手ですが。。。カスタマイズ苦労してようやく入れたヨルシカの曲でプレイしてます!

(2020年12月25日追記)

1か月プレイして、ようやくExpertがだいぶできるようなってきました。

以下の動画は上と同じ曲のExpertレベルです。ブロックの数やスピードが増して難易度が高くなっているのがわかると思います。

Expertレベル:ヨルシカ - Say It(言って)

このキャプチャ動画も、ファイルに保存するまでいろいろと大変でした。


まずOculusをUSBでPC接続して、PCのSideQuestで1080x720の縦横比に設定を変更します。



次に、Oculus側の共有で、動画キャプチャをオンにすると、すぐにキャプチャが始まります。


その状態で、ゲームをプレイしてキャプチャ、終わったら、再び共有の設定に戻ってキャプチャをオフにすれば、本体に動画が保存されます(Oculusの電源を落とすと、設定が再びリセットされてしまうので、再度1080x720に設定をし直す必要があります)。


その後に再びPCと接続して、SideQuestというアプリからファイルを直接保存します。


SideQuest

Oculus本体で保存した写真や動画をPCに転送するのに一番簡単な方法は、SideQuestを立ち上げて、SD Card>Oculusのフォルダにアクセスします。


動画は、Oculus Quest 2の本体からFacebookに直接投稿することもできます(Messengerで特定の相手にシェアすることも可能)。このあたりはさすがFacebookですね(笑)


しかし、私はFacebookのVR向けサービスには、あまり興味はないし、それに魅力を感じているわけでもありません。


このようにカスタム曲でプレイできるのは、曲を手間暇かけて作っているマニアがいて、それを一般公開してくれているおかげなのです。


無料公開されている楽曲リスト


彼らは、何の金銭的インセンティブもなく、ただひたすら自分の好きなものを創造して、世の中にシェアしてくれています。


このコミュニティ精神は、まさにクリエイティブな活動であり、Facebookの商用サービスとは別のものです。


余談ですが、デジタルオーディオの世界で、VolumioのようなLinuxベースのOSを独自に開発して公開するコミュニティにも共通するものがありますね。

4. Beat Saberのカスタム曲を作る

また、サイトのリストにないカスタム曲は、自分でゼロから作ってしまうことも可能です。


ゼロからといっても、その手順はメチャクチャ簡単です。


好みの曲のYouTubeのURLを、BeatSageというサイトにコピーして、あとはすべてお任せでサイトが自動的にカスタム曲を2分ほどで作ってくれます(細かいカスタム設定も可能)。



出来上がったカスタム曲をPCにダウンロードして、後述するBMBFというツールを使ってOculus Quest 2に転送すればOK!


ただし、このようにサイトで自動的に作成されたカスタム曲は、BeastSaberにアップされている凝った作りのカスタム曲と比較すると、どうしても完成度ではイマイチに仕上がってしまいます。


難易度の高いカスタム曲を自動生成して作るには、テンポの速い曲や、ビートの効いた曲を選ぶのがコツです。


私も自分でカスタム曲を何曲か自動生成してみたところ、Def LeppardのStageflightや、Van HalenのHouse of Pain, Two UnlimitedのTwilight Zoneなどはなかなか面白かったです。


なかでも、Two UnlimitedのTwilight Zone(Expert+レベル)は、これでもかというほどブロックが飛んできて、難易度も高くて遊び甲斐バッチリにできました。


自動生成したTwo UnlimitedのTwilight Zone(Expert+レベル)


こんな曲がサイトであっという間に自動生成できるのはスゴイことですね、やはりBeat Saberおそるべし。

傾向としては、ギターソロがガンガンに効いた曲が、難易度が高くなる(飛んでくるブロック数が増えて複雑になる)ようです。


難易度は概して低いので、Expert+レベルで作成された曲が、公開されているカスタム曲のExpertレベルと同等くらいでしょうか。

5. Oculus LinkでPCにつないで遊ぶ

Oculus Quest 2には、単体でゲームを楽しむだけでなく、PCとつないでさらに拡張性の高い遊び方ができます。


Oculus Linkという機能です。


このOculus Linkは、実に奥が深く、これだけで別のブログ記事にできるほどですが、以下簡単にポイントだけ紹介します。


まず、Oculus Linkを使うためには、USBケーブル(USB3.0対応のType Cのケーブル)と、グラフィック性能の高いPCが必要となります。


さらに、BeatSaberの場合は、Oculus Quest 2単体用のソフトとは別に、PC用の同じBeatSaberをもう一度購入する必要があります。


クロスバイといって、ソフトを1つ購入すれば、同ソフトの他機種版が無料でプレイ可能となる仕組みが、BeatSaberの場合は例外的に適用されないのです。


なぜ適用されないのか?


それは、こちらの記事にあるように、移植に多額の費用がかかったためとされています。


そして、PC版Beat Saberの購入方法が、これまた複雑怪奇を極めます。。。以下「「Beat Saber」徹底解説! 購入方法からMOD導入、PSVR版情報も紹介」より引用します。


PC版「Beat Saber」の購入先は、使用するVRヘッドセットによって異なります。HTC VIVEやWIndows Mixed Reality系ヘッドセットなどを使う場合は、Steamでのみ購入可能です。


Oculus Rift(RIft S)のユーザーは、PC版のSteamに加えて、Oculusの公式ストアOculus Storeからも購入できます。Steamでの販売価格は3,090円、Oculus Storeでの販売価格は2,990円です。(両ストア共に税込価格)。


Steam


そして、Oculus Questのユーザーは、Riftユーザーと同様にOculus Storeから「Beat Saber」を購入する必要があります。価格は同じく2,990円(税込)です。なお、Oculus Storeの「Beat Saber」はクロスバイ(ソフトを1つ購入すれば、同ソフトの他機種版が無料でプレイ可能となる仕組み)には対応していません。


頭が混乱してきましたが。。。


要は、PCを繋げて遊ぶためには、さらに2,990円(税込)でBeat Saberをもう一度買わなければならないということ、です。


しかし、カスタム曲を入れるときにどのバージョンのBeat Saberならできるできないということもあるようなので、PC用のBeat Saberの購入は見送ることにしました。


話をOculus Linkに戻します。


Oculus Linkを使うと、何が嬉しいのかというと、VR単体よりさらに高精細なPC用のVRゲームを楽しむことができるのと、アバターを使って、自分のプレイを見たり撮影したりすることができるのです。


ただし、PCにHDMIケーブル接続して楽しむVRと違い、ビデオカードが作った映像を圧縮してUSBで送り、それをQuest 2側のCPUで展開して表示する仕組みなので、宿命的に遅延と画質劣化が起こります(こちらの記事から引用)。


ちなみに、PC版のBeatSaberをプレイするには、Oculus Quest 2とは別に、Oculus Riftという別のVR製品があります(値段は40,000円前後と、Oculus Quest 2よりやや高く、2021年に販売中止予定)。


Oculus Rift

頭がいよいよ混乱してきましたが。。。


では、Oculus Riftと、Oculus Linkを使ったOculus Quest 2では、BeatSaberをプレイするのにどちらがどう違うのか??


。。。すみません私にもよくわかりません(泣)


また、Oculus Quest 2には、Oculus Linkとは別に、プレイ中の画面をリビングのTVやPC、もしくはiPhone/iPadにミラーリングする機能もあります。


TVの場合は、Chromecastを使うのですが、Beat Saberは不具合があってChromecastは繋がらないようです(将来対応する予定


ミラーリングすることで、プレイ中の人だけでなく、周囲の人も一緒に同じ画面を楽しむことができます。


私はPCのChromeのブラウザ(https://www.oculus.com/casting)でミラーリングを試したところ、問題なく動作しました(アスペクト比は正方形固定で16:9にはできないようです)。


ハードロックグループのデフ・レパードの名曲「White Lightning」(以下の動画)のミラーリングを試してみました。


Def Leppard 「White Lightning」


以下の動画は、プレイ中にPCにミラーリングを使ってHDMIで繋いでTVやスクリーンに映しているところです(VRの映像とは若干タイムラグがあるので、動きが少しずれています)。


ミラーリングしたものをTVに出力

ミラーリングしたものをプロジェクタで投影

ライトセーバーを振り回しているというより、フニャフニャと両手を動かしているだけのように見えて格好悪いですね(笑)。

(2020年12月7日 追記)

ミラーリングだと画面のアスペクト比がどうしても正方形になってしまい、16:9に変えられません。

また、ミラーリングはかなりの遅延や接続切れが起きるので、代替手段として何か良い方法はないか探したところ、SideQuestでワイヤレス接続してストリーミング再生する方法を見つけました。

こちらのサイトを参考にして設定したところ、見事に16:9でストリーミング再生することができました!



ポイントは、まずUSBケーブルでPCとつないだ状態でSideQuestを起動して、そのあとで無線接続を確立した状態でケーブルを抜くと、無線WiFi接続となります。


SideQuestからのストリーミング再生は、ケーブル接続でも、WiFi接続でもどちらでも可能です。

また、ストリーム再生のパラメータはそのままで大丈夫ですが、QUEST2というマークを選択します(デフォルトのままだと左右が分離した変なアングルになってしまいます)。

ストリーム再生(16:9)

ストリーム再生だと、16:9のワイド画面で楽しめて、なおかつミラーリングのような遅延は少ないものの、動きが激しいシーンでは画面がフラッシュしてしまいます。これは無線WiFi接続なので仕方ないですね。

6. [備忘録] カスタム曲を入れる手順

これはマジで大変でした!


私は、「OculusQuest2でOculus版のBeatSaberにPCからカスタム曲を入れる」という記事を参考にしました。


こちらの記事は、

「前回OculusQuest2上からBMBFを起動して、ビートセイバーにカスタム曲を入れることに成功しましたが、OculusQuest2上のブラウザ経由からのカスタム曲導入は、非常に面倒だと感じたのでPCからの導入方法についてのメモです」

ということです。


以下は私のメモ用で支離滅裂になってしまっているので、いずれは整理しようと思いますが、大きな流れだけざっと説明すると。。。


1.bsaber.comのサイトからPCに自分の欲しいカスタム曲(zipファイル)を検索してダウンロードする


2. Oculusアプリ(スマホ)の設定から、「開発者モード」をONにする。


開発者モードをONにするためには、ユーザー登録と新しい団体の登録(適当でOK)が必要で、スマホのブラウザーだと登録できないので、ここでPCに切り替え

https://developer.oculus.com/manage/organizations/109721144299182/

ここまで完了すると開発者モードがONにできます。


3. PCにOculus ADB Driversをインストールする



ADB Driverをインストールすると、PCのデバイスマネージャーでドライバが動作していることが確認できます。



4. PCにSideQuest(非公式Questアプリをインストールするツールと非公式ストアが一体化したようなもの)をインストールする



5. BMBFInstallerをPCにインストールする


BMBFのインストールは、「SideQuestの右上にある↓矢印のアイコンを押して、先程ダウンロードしたapkを選択します」とありますが、「↓矢印のアイコン」が見つかりません。。。いろいろ調べたら、こちらの記事に、「SideQuestの右上の四角いアイコンをクリック」とあり問題解決しました。


インストールしたBMBFのバージョンは、v1.13.1(サイトはこちら)です。


Oculus Quest 2をPCとケーブル接続した状態でBMMFを立ち上げると、最初はなかなか繋がらず、苦労しました。



6. BMBFInstallerをOculus Quest 2にインストールする


インストール完了後、OculusQuest2をPCと接続してPCのBMBFInstallerを起動しても、Connectedにならない問題が発生


なんとかConnectedになりました。



ところが今度は、ONにしても、以下のように"Please install BeatSaber in your headset"とメッセージが出て、Install BMBFの赤いボタンが押せない状態に。



何度か再起動を試したところ、無事に解決しました。


どうやら、Beatsaberのv1.12.0以降、Quest側のBMBFを起動していないとPCのBMBFが起動しないのが原因だったようです。


Quest側のBMBFを起動してから、PC側のBMBFを起動したら、問題解決しました。


やれやれ。。。



これでようやくOculusQuest2にMOD版Beat Saberをインストールする準備が整いました。

エラーが出てインストール出来ない場合はアップデート直後のBeatSaberのバージョンにBMBFが対応していない可能性があるので、BMBFβ版を入れて試すか、BMBF安定版が出るまで待つ。

対応を確認できていてインストール出来ない場合はPCやOculusQuestの再起動、BeatSaberの再インストール。

OculusQuest2のメニュー右上のタブから提供元不明を選択するとBMBFがあるので起動。すると、メニュー画面の背後にブラウザが立ち上がってくる。


7. OculusQuest2のBMBFから、BeatSaberをアンインストールする


ブラウザにインストール(ピンク)ボタンを発見、それを押す。その後、何度もインストールしますか?と聞かれて「はい」を押す。


途中でBeatSaberをアンインストールする必要があり、ビビります。


ビビるといえば、開発者モードにしているので、いろいろな「これをやると保証しかねます」的な警告がビシバシ出てきて精神的に追い詰められます。。。


8. OculusQuest2のBMBFから、BeatSaberのMOD版をインストールする


OculusQuest2でOculus版のBeatSaberにカスタム曲を入れる(MOD導入)」の記事を参考に作業を進めます。


鍵マークを押してBACKUP GAME DATAを押してバックアップを取ります。


OculusQuest2でBMBFの起動前に、一度起動しておくこと。 


右上のタブから提供元不明を選択するとBMBFがあるので起動。 起動後の画面はこんな感じ。 大体ピンク色のボタンを押してれば完了。

Uninstall Beat Saberを押す

画像16

Install Modded Beat Saberを押す。

9. PCとOculus Quest 2をUSBケーブルで接続して同期させる


BMBFがPCとOculusQuest2の両方にインストールされた状態で、OculusQuest2のBMBFを立ち上げて、PC側でBMBFを立ち上げると、以下のようにOpen BMBFの赤いボタンが押せるようになります。



この状態で、Open BMBFを押すと、ブラウザが立ち上がり、楽曲の管理画面になります。


10. PCのBMBFから、最初にダウンロードしたカスタム曲をアップロードする。



選択すると数秒後に緑色の通知が下の方に出るので、出たらインストール完了。右上のダイヤルボタンのようなアイコンを押してBMBFが入っていることを確認します。


ここで問題発生、ドラッグアンドドロップをやってもファイルを指定しても、カスタム曲を登録できません。。。


何度もPCやOculus本体を再起動して、ケーブルを繋ぎ直したりして、最後はOculusのブラウザで立ち上げたBMBFの「Sync To Beat Saber」をなんとなく押したら、アップロードが成功!



PC側のBMBFでファイルを確認すると、ちゃんと「Say It」が登録されていることを確認!



11. PCのBMBFに保存されたカスタム曲をOculusQuest2と同期させて、Oculus版のBeatSaberにインストールする。


私の環境では、PC側でカスタム曲を登録より、Oculus Quest 2本体でカスタム曲を選択して直接ダウンロードしたほうが確実でした。


その場合も、コツとしては、Oculus Quest 2本体のBMBFのボタンは、何度もしつこいくらい押すことだと思います。セイバーの先でクリックしても反応したかのような感じになるのですが、何度も押さないとダメなケースが結構あります。


こうして、長い長い準備を経て、ようやくOculus Quest 2本体にカスタム曲を登録してプレイする準備ができました。


イヤイヤ、この作業はホントに大変でした。。。


しかし、このようなコミュニティベースでのカスタマイズは、やっていて楽しくて仕方ない。


かつて、Linuxベースのデジタルオーディオ環境を構築するときに感じた、あの高揚感に似たものがあります。


苦労して作業したおかげで、カスタム曲がBeat Saberでプレイできたときは、没入感抜群でサイコーの気分でした!!


Beat Saberは、音楽に合わせてゲームとフィットネスが融合したような、そんな感じです。

こちらの記事(Oculus Questをパソコンとつなげて楽しさ100倍にする方法)も参考になります。


いろいろ書きましたが、とにかくOculusQuest2のBeat Saberでカスタム曲をプレイするのは面白過ぎです!


[Beat Saber] Van Halenの「Jump 」でExpertレベルをクリア、360度モードはさらに死ぬほど面白い!

[Beat Saber] 懐かしの「U Can't Touch This 」(MC Hammer)でHardレベルをクリア! 

コメント

  1. モニオさん、こんばんは。
    一つ分からないので教えてくださいm(__)m
    サイドクエストをダウンロードしたいのですが、DLボタンを押しても、画面が一瞬白くなるだけで、DLできません。
    どうすればいいのでしょうか???

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    1. こんばんは!
      サイドクエストは以下のサイトからダウンロード可能です。試しにWindows版をダウンロードしてみましたが問題なくダウンロードできるようです。

      https://sidequestvr.com/setup-howto

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  2. このコメントはブログの管理者によって削除されました。

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  3. ブラウザを変えてやってみたら上手くいきました!
    ありがとうございました。

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  4. こんばんは。
    その後ですが、記事にあるように、馬のところで"Please install BeatSaber in your headset"が出るし、ビートセイバーは起動しなくなるしで、まったく先に進めません。
    何か確実な方法はないでしょうか?

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    1. こんばんは!私もそこでつまづいたのですが、確か記憶では、Quest側のBMBFを先に起動しておいて、その後ケーブル接続してPC側のBMBFを起動すると先に進んだ記憶があります(間違っているかもしれません)。これでうまく行けば良いのですが。。。

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  5. こんばんは。
    なんとかカスタム曲をプレイできました!
    モニオさん、色々ありがとうございました。

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    1. それは良かったです!少しでもお役に立てたのであれば何よりです。

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