今日はZWIFTのレース3R Racing (B) に出場しました。
珍しい100km超のレース、しかもルートはあのUber Pretzelです。
今年の目標であるSAS ULTRA
200kmの完走のための良いトレーニングになるだろうと参戦しました。
結果は。。。18人中完走者は4人というサバイバルレースに、カテゴリーBでは2人が完走、私は2着でした。
トップの選手に追い付くのはムリだったので、途中から目標をUber
Pretzel5時間切りに切替えましたが、Alpe du
Zwiftで脚が完全に動かなくなってしまい、Alpeの区間は1時間46分というとんでもない時間をかけてしまいました。
昨日のスパルタンレースの疲れが影響したのは確実ですが、それでも5時間41分をノンストップで走破できたので、大きな自信につながりました。
[SPARTAN RACE(スパルタンレース)YOKOSUKA 大人の障害物競走] 炎天下の灼熱レースに挑戦
あまりの疲労と消耗、そして足腰の節々がミシミシと痛み、おまけに胃もやられて悶絶していましたが、ようやく落ち着いたのでこうしてブログにしています。
DESCRIPTION
This RACE is brought to you by 3R to help draw attention to our charity
partners. One example is how Buffalo Bikes (provided by the charity WBR for
£100/each) can benefit the world's transport needy families. Expect this RACE
to be highly competitive across all CATs. In order to make the racing as fair
as possible, racers on zPower, lacking heart rate monitors, riding an an
inappropriate category, or riding very unrealistically may be disqualified.
Race details and full rules may be found at http://3r.team/rules.html. Final
results will be available on zwiftpower.com. We hope that everyone gets a
great workout and has some good fun in this part of 3R’s #prostyletraining
offering. #rideon #RideRaceRaise
コースは、Uber Pretzelを1周(距離128.8km、獲得標高2,381m)です。
ZWIFT最凶のルートであるUber
Pretzelを走るレースなので、さすがにエントリーは少なかったですが、それでも全カテゴリー計18名が出走しました。
なんとMONIOが優勝、いやいやいやいや(笑)
2. 走行記
気分転換にCerveloの白地ウェアにヘルメットなし、そしてライムブルーのMTBです。
5時間の長丁場なので、ドリンクに補給食、塩タブレット、そしてNetflixの視聴準備も(結局TVなんて観ている余裕はありませんでした)。
今日は最高気温31度予報と暑いので、室温設定も21℃まで下げて、ついでに保冷剤もたっぷり準備しました。
参加者は18名、うちBは4名
スタートしました!
Aの選手(Brittsさん)が1人カッ飛んで行きましたが、他はスローペース
VIDEO
(後で知るのですが、このBrittsさんはプロのロードレーサーでした)
A5人B2人C1人の計8人のパックで進みます
BのSwitzerさんとトップ争いになるのか?
B3位のB.Wさんとは20秒の差
Epic KOMへの上り坂、予想通りペースが上がってキツイ
Cの選手が脱落して7人に
5km地点、そろそろ限界。。。
こんなハイペースで128kmは有り得ないが、意地で付いて行く
Aの1人が脱落して6人に
ここで集団から脱落
Epic KOMへの一人旅が始まりました
200mの標識
ゴリゴリと一定ペースで上ります
10km地点、BのSwitnerさんとは1:23秒差、後方BのB.Wさんとは1:22秒差
300mの標識
後方のB.Wさんとはできるだけ距離を離したい
下りでは踏み込んで勢いをつけます
CのLinさんに追い付かれそう
抜かれました
もうすぐKOMゲート通過、B.Wさんとは1分25秒差
ラジオタワーへの13%激坂でフェザーウェイトを利用
400mの標識、後方のB.Wさんとは1:16差、なかなか開きません
17%の超激坂区間!
500mの標識
ようやくラジオタワー上りました!
CのHiroshimaさんと13秒、B.Wさんとは25秒差にまで縮められてしまった!
ダウンヒルでは脚を休めてサガンスタイル
サガンスタイルのダウンヒル動画
VIDEO
漕がなくても最大99km/hまで出ました
B.Wさんが12秒差まで猛追、ヤバいぬかされる!
B.Wさん9秒差!どうしてそんなパワーが出せるのか。。。
スタートから1時間が経過、ここまで平均時速28.7kmは上出来では?
30km地点、ついにB.Wさんに追い抜かれてしまいました、Bカテ3位に後退(泣)
35km地点、Hiroshimaさんにも追い付かれた
40km地点、Hiroshimaさんがピッタリ後を付いてきます
45km地点、Volcano KOMへの上り坂でHiroshimaさんは先に行ってしまいました
Volcano KOMを通過
再びサガンスタイルで脚を休めます、この隙に台所に行ってドリンクを補充
50km地点、ずっと単独走
ゲートをくぐるときに不要なドラフティング・ブーストを消費しておくのを忘れました
55km地点、何の目標もなく100w以下でダラダラ走る
スタートから2時間が経過、いつの間にかA4人、B3人、C1人の計8名しか残っていません
60km地点、ついにCのHiroshimaさんもDNFで、残り7名
65km地点、砂漠のド平坦で元気が出てきてペースアップ
70km地点、ずーーっと青の一定出力でいい感じです
なんと、Bのトップを独走していたSwitzerさんがDNF。これで私は2位以内が確定(笑)
ついにA3人B2人の計5人まで減少
ずーーっと安定していい感じで進みます
80km地点、B.Wさんとは9分以上差があるので、逆転は不可能
順位が確定ならばと、Uber Pretzel5時間切りを目標にして走ることに
85km地点、Aがさらに減り、A2人B2人の4名に
スタートから3時間が経過、残り40.3km
いろいろ頭で計算します。。。Alpeの区間が12kmとするとAlpeの入り口まであと28km
Alpeをこの脚で1時間で上るのはムリなので、できれば1時間10分で上るとすると、あと50分で28km(時速33.6km)でAlpeの入り口まで行けば良い計算です。
時速33.6kmでAlpeまでは平坦とはいえかなりキツイ、が、決してムリではないペース
エアロブーストでAlpeに急ぎます
90km地点、気合でイエローゾーンまで踏み込みます
95km地点、砂漠のド平坦は非常に走りやすいので、みるみるタイムを短縮
100km地点を通過!
ゲートをくぐります
ラッキーにもエアロブーストをゲット
110km地点、Alpeの入り口まであと18-12=6km!
1秒でも早くAlpeの入り口に着けば、それだけAlpeの裕度が生まれることに
110km地点、ダラダラ上りでキツイ!!
115km地点、大減速。。。ダラダラ上りで最後の脚力を使い果たした?
3時間52分が経過!予定より2分遅れでAlpeの入り口を通過!
ここからAlpeを1時間08分以内で走り切れば、Uber
Pretzelを5時間以内で完走することができます!
しかし、ここまで4時間近く100km以上走ってきた体力消耗と、昨日のスパルタンレースの筋肉痛の影響もあり、Alpeを1時間08分以内で走るのは至難の業。
Alpeの目安として、2.5w/kgで1時間15分、3.0w/kgで1時間2分なので、だいたいアベレージ2.8w/kg = 171wで進む必要があります。
最初のセクション21は何とか175wでクリア
しかし。。。次のセクション20で142wまで減速
さらにセクション19以降は一気に100w前後まで大減速、もはや脚が全く動かない。。。
この時点で5時間切りを諦めました。
119kmで35から36にレベルアップ、250000XPは長かった。。。
しかし、脚力はどうしようもないほど枯渇
マズいことに、36へのレベルアップを果たし、Uber5時間切りを諦めた今となっては、Alpeを走り続ける何のモチベーションも湧いてきません。。。
おまけに胃の調子も悪くなり、頭も朦朧として、とにかくZWIFTしているのがツライ状況
セクション7、ここでスタートから5時間が経過、100wが出せない
完走するだけで精一杯
脚がまったく動かない。。。腕の筋肉痛の痛みでハンドルに自重をかけるのもシンドイ状況
かと言って、ハンドルから手を離すと、今度は腰に上体の体重がかかってギックリ腰になるかという痛みが走ります
スタートから5時間15分が経過
万事休す、僅かづつでも前に進むだけ
そして。。。ついにAlpeのゴールが近づいてきました
ゴールタイムを気にせず、ただこの苦行が1秒でも早く終わることを祈るのみ
最後は渾身の力を振り絞って。。。やっとゴール!!
ゴールのときの映像です
VIDEO
ようやくUber Pretzel完走、カテゴリーBで2位(完走2名中)
1000XPが出たということは、ルーレットでホイールが当たったようです(既にホイールを持っている場合には1000XPが出る)。
こんなにツライZWIFTライドもちょっと記憶にないほど
Apleを走ったのは実に7か月振り
Alpeの区間は1時間46分というとんでもない時間をかけてしまいました
完走後は、あまりの疲労と消耗、そして足腰の節々がミシミシと痛み、おまけに胃もやられてしまいました。
両膝と太ももの痛みが特に酷いのと、脚の指先はどれも少しでも曲げると攣りそうな感覚です。
シャワーを浴びて、ベッドで休養しようとしても、身体のあらゆる部分が悲鳴を上げていてその痛みで、眠るどころか、静かにしていることさえできません。
おまけに、ほとんど補給食も食べずに走ったせいで、激しい空腹感だったのですが、何も食べる気力も起きず。。。近くのラーメン屋でラーメン1杯を食べるのがやっとの状況でした。
3. 結果
距離: 129.6km
時間:5時間41 分24秒
標高: 2,390m
平均速度: 22.8km/h
平均心拍数: 147bpm
平均ケイデンス:51rpm
平均パワー: 147W(PWR 3.3w/kg)
カロリー: 2899kCal
順位はB完走2人中2位ですが、最下位(笑)。
私以外は全員、Uber Pretzel余裕の5時間切り、スゴイ脚力の持ち主ですね。
特に、スタートからかっ飛んで行ってAで優勝したBrittsさんは、アベレージ4.3w/kg (300W)で3時間49分。。。同じ人間かと疑ってしまいます。
Britts さん、ちょっと調べたらプロのサイクリストのようでした(笑)
Edwin Britts is a road racing cyclist from Australia, active between 2020 and 2021. His best results are 32nd place in National Championships Australia U23 - ITT, 24th place in National championships Australia MU23.
以下はZwiftPowerの結果です
6個目のポディウム(金2 銀1 銅3)で銀を獲得です。
Race Rankingは336.50で変わらず(最新の数値が反映まに時間がかかるため)。
以前ルートコンプリートのためにUber
Pretzelを完走したときのタイム、5時間59分18秒(経過時間は8時間44分)からは進歩しました。
[Zwift - The Uber Pretzel] Watopiaで距離(128km)と獲得標高(2335m)が最も長いルートに挑戦
このUber Pretzelを走るレースと、SAS ULTRA 200kmのグループライドって、両方とも同じ5時間で完走するペースだったら、一体どちらが過酷でしょうか??
獲得標高はUber Pretzelが2,381mに対して、SAS ULTRA 200kmは380mと異なります。Uberのほうが高いですが、ダウンヒルでは脚を完全に休めることができます。一方SAS ULTRA 200kmはグループライドということもあり、5時間全く脚を休める余裕がありません。
ヒルクライムが苦手な私としては、SAS ULTRA 200kmのほうがまだマシのような気がしますが、果たして?
いずれにせよ、今回の3R Racingのレースは、SAS ULTRA 200kmの完走に向けて良いトレーニングになったのは間違いないと思います。
あとは、通算6回目となるSAS ULTRA 200kmの挑戦をいつやるかですね!
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