[The Chop by AHDR (B)] 最後の最後に千切られるのは新しい得意技か?

 

今日はZWIFTのユニークなレースThe Chop by AHDR (B)に参戦しました。



このレースは、ABCDカテゴリーごとに時間差のハンデでスタートして、一斉にゴールを競うものです。


途中まではカテゴリーごとにグループ走行でドラフティング、最後は個人でガチの勝負という非常にユニークなレースで、レースなのにライドリーダーが付きます。


The Chopというのは、オーストラリア英語で「集団から千切れる」という意味のようです。


ZwiftPowerの事前Rankingを見てビックリ!カテゴリーBでなんと154という今までに見たこともないハイレベルな数値。


レースはカテゴリーBだけで90人という大人数でスタート。ほとんどオーストラリア人。


序盤からハイペースですが、昨日の不甲斐ない千切られ方を二度と繰り返さない覚悟で、必死に集団に食らい付きました。


なんとか最終周まで生き残り、いよいよラスト2kmというところで、先行していたカテゴリーCの集団と、猛追してきたカテゴリーAの集団がごちゃ混ぜになって、大カオス状態に(笑)


一瞬の気の緩みで、集団に千切られてしまいました。


結果は平均スピード46.0km/hはおそらく自己ベスト、平均パワーも236wとまずまずでしたが、完走80人中55位と相変わらず冴えない結果に。。。肝心のRaceRankingも513.62とショボイ数値に終わりました。


最後の最後で千切られるのは最近これで3回目。。。もう根性が足りないとしか言いようがない。

1. The Chop by AHDR (B)

DESCRIPTION

AHDR THE CHOP


Being "in the chop" is an Aussie expression that you won't read about in the UCI rulebook. It's one of the many nuances of bike racing that only comes with experience.


Sometimes when you're in a race and find yourself in the final break-away bunch you might get asked "are we in the chop?" or "are we chopping it?". This is referring to collusion between the lead riders to work together until the finish. Many times a break-away will be doomed in the final kilometres because everyone starts playing cat and mouse, attacking, sitting up, etc.


But all that goes out the window in the last lap. This is generally where the group comes together and the final push begins. Working together goes out the window and is every man or woman for themselves for the final sprint to the line.


AHDR The Chop is a flat fast time-based handicap race. Do you always get blown out the back on the start of a multi grade race trying to hang onto the guy going with A grade pushing 5w/kg. Well not on The Chop. Released in Grades there are time splits from D to A with the intention of all coming together at the end for the big finish. Each Grade wears a different AHDR/Zwift kit making each grade easily identifiable on who's wheel you want to catch if they go past.


Races happen on Thursday evenings. We plan to add further races in the future. No single race has been the same. Many variables are at play on The Chop including course (which is generally a flat course), race numbers, and the inevitable sandbaggers. It has been called a team time trail and cat and mouse but the real racers know it only as "THE CHOP". Do you have what it takes to take the glory?


A Grade – AHDR GIANT Kit

B Grade – HDR Kit

C Grade – Fluoro Pink

D Grade – Fluoro Camo


AHDR(Aussie/Americas Hump Day Ride)は、オーストラリアのクラブなので、参加者のほとんどは(体格の良いパワーライダーばかりで私が苦手とする)オーストラリア人です!


WatopiaのVolcano Circuit CCWを6周(距離29.5km、標高152m)のフラットレース。


Zwift Eventsを見ると、全カテゴリーで231人ものエントリーがあり、大人気のレースですね。



時間差スタートのハンディキャップがついており、


カテゴリーD:18:10

カテゴリーC:18:15

カテゴリーB:18:17

カテゴリーA:18:20


となっており、例えばDとAだと10分のハンディキャップがあります。

ZwiftPowerのRaceRankingでは、Bカテは154ととんでもなくレベルが高くてビックリ!


ZwiftPowerのRaceRanking

Bカテで200未満のRaceRankingって初めて見ました。

これは一体どんなレースなのか??

ZRaceサイトで事前の順位予想をしたところ。。。


MONIOのモの字も出てきません(笑)


Bなのに350wとか4.5w/kgとか、さらにはレース153勝!の選手とか。。。ここは超Bクラス限定のレースですか?と言いたくなるレベル。


こんなとんでもないレース。。。逆にいよいよ興味が湧いてきました。


今日はスタイルを一新、ひげもハンチング帽子も止めて、若々しいにーちゃんスタイルに変身。

ビフォー

アフター

バイクは相変わらずZIPP858/Venge S-Worksです。


カテゴリーBで90人とスゴイ人気。。。


コメントが飛び交ってリラックスした雰囲気


スタートしました!


1km地点、良い位置を確保


レースなのにライドリーダーが付いている珍しい状況


終盤まではカテゴリー対抗のチーム戦ですね


なかなかのハイペース


ゲートの右横には残りラップが表示されています


パワーアップアイテムは。。。X10Pチーン!(笑)


先行してスタートしたCグループの最後尾を捕らえました


ライドリーダーのMogaveroさん近くにポジション取り


6%の上り区間は要注意


案の定45位まで一気に後退


10km地点、下りも53km/hと速い


が、加減を間違えて飛び出してしまった


下りはZIPP858で速いような


またトップに。。。加減が下手な証拠


15km、脚が重いのは昨日のレースの疲れか?


20分経過、上りでフェザー利用


ここからVolcanoの入り口までの上りが一番の危険地帯、4位まで上げる


上りであっという間に55位に後退、集団最下位!


4ラップ目に突入、キツイ。。。


有難いことにドラフティング・ブーストですかさず点火


なんとか集団に千切られずに済んだ


20km地点、パワーグラフはいい感じにフラットで安定


再びCの小集団を呑み込む


上り坂は先頭の前方から突入


6%地点でなぜかトップに


が、300w出してもあっという間に31位まで後退


44位に後退


気合で粘るしかない


しかし全然脱落者が出ない。。。皆強い


心拍数176まで上昇でキツイ。。。


エアロブーストだ!


藁にも縋る思いで即点火(笑)


4ラップ目は全体6位で通過


残り2ラップ、果たして最後まで付いて行けるか??


25km地点、残り5km


Volcano入口直前で52位、このままでは千切られる。。。


なんとか踏み留まった


いよいよファイナルラップに突入


53位とマズい状況で、またまたエアロブーストで即点火


先頭がペースアップ


50位、なかなか順位を上げられない


残り3.2km、このファイナルラップが正念場


下りで徐々に順位を上げたいが。。追い付くだけで精一杯。


Cの大集団を追い越すそのとき。。。


いきなり背後からAのトップ集団が!


ABC混在してグチャグチャに


なんだか混乱してわけわからん


そう気が緩んだ途端、千切られた。。。


そのときの映像です


残り1.2km、散り散りになったCの選手を拾いながら進む


残り700m、B2人とC3人の合計5人


残り500m、最後はCの選手を数名追い抜いてフィニッシュ


そのときの映像です


54位か。。。


20分240wはベストに近いパワー


平均パワー233wはまずまず




3. 結果

距離: 30.5km
時間:39分55秒
標高: 152m
平均速度: 46.0km/h
平均心拍数: 168bpm
平均ケイデンス:72rpm
平均パワー: 234W(PWR 3.9w/kg)
カロリー: 602kCal

平均速度46.0km/hは、おそらく自己ベストだと思います。

しかし、順位はB完走80人中55位。。。


ラストのゴールスプリントは30人くらいの大集団だったようです。

他のカテゴリー結果も確認してみると。。。


Aのトップが35:58で全体トップ、Aは1位から30位までが35:58~36:08に入っているので、ここまでが先頭集団だったようです。

Bのトップが39:00でフィニッシュ

Cのトップは41:09で、2位以下も僅差の結果

一方Dのトップは41:05ですが、Dの2位が44:32だったので、集団トップは44:32でフィニッシュ。

以上ハンディキャップを含めて計算してみると、

A集団:35:58 (2位)
B集団:39:00 - 3:00 = 36:00 (3位)
C集団:41:09 - 5:00 = 36:09 (4位)
D集団:44:32 - 10:00 = 34:32 (1位)

となり、全体ではDカテが勝利しました!

2位のAと3位のB,4位のDは、僅差の勝負だったので、ハンディキャップは絶妙に設定されていたことになります。

このレースはなかなか上手く出来ていますね!

以下はZwiftPowerの結果です。


事前のRace Rankingが154と突出してハイレベルだったので、期待したのですが。。。Resultはまさかの513.62とあまりにショボイ結果に。。。

なのでRace Rankingは336.50で変わらず(Best 5: 308.79, 314.74, 319.81, 367.96, 371.21)。


順位の高い選手ほど結構Resultがついていますね、やはり順位がそれなりに高くないとResultはゲットできないようです。

前回(3R Watopia Flat Route Race)、そして先日のライド(SAS - CENTURION 100km)に引き続き、最後の最後で千切られてしまい、今日もゴールスプリント勝負に参加できませんでした。

いやはや、これはもう根性が足りないとしか言いようがない。。。俺はこんな根性ナシだったか??

最後の最後に千切られるのが得意技になってきた(笑)

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