(以下の記事は、2021年11月26日に投稿した[世田谷エリアのこだわり紅葉スポット5選]
を改訂したものです)
11月下旬に入り、都内でもチラホラと紅葉スポットが見頃となってきました。
世田谷界隈には、砧公園や駒沢公園をはじめとした大きな公園や、九品仏の浄真寺など、紅葉を楽しめる人気スポットがたくさんあります。
また、人気スポット以外にも、自然豊かな世田谷区ならではの、こじんまりとしたスポットも多く散在しています。
以下では、世田谷エリアの紅葉スポット個人ランキングベスト10を紹介します。
以下はWikiからの引用です。
九品仏浄真寺(くほんぶつじょうしんじ)は、東京都世田谷区奥沢七丁目にある浄土宗の寺である。山号は「九品山」、正式名称は「九品山唯在念佛院淨眞寺」。「九品仏」(くほんぶつ)とは、一義的には、後述のとおり同寺に安置されている9体の阿弥陀如来像のことであるが、一般には同寺の通称となっている。転じて、同寺の周辺の地区を指す場合にも用いられる。
〒158-0083 東京都世田谷区奥沢7丁目41−3
開門時間 6:00 - 16:30
東急大井町線 九品仏駅 下車 約5分
東急東横線 自由が丘駅 下車 約15分
奥には境内の紅葉が
ちょうど見頃でした
以下は境内の映像です
お地蔵様
区内で唯一の楼門(2階造りの門)建築だそうです
以下はフルレポートです。
2. 等々力渓谷
以下はWikiからの引用です。
等々力(とどろき)はその名の由来を、こうした湧水の流れ落ちる音写の「轟く」にちなむという説が有名であるが、元の満願寺の場所の兎々呂(とどろ)城からなど諸説ある。歴史上の記録よりも遡った古来この渓谷は存在しており、渓谷崖には7世紀頃のものと考えられる横穴式の古墳なども見つかっている。
1931年(昭和6年)、等々力渓谷の西側の台地上に五島慶太による目黒蒲田電鉄開発経営の「等々力ゴルフコース」が開業[4]したが、渓谷はこうした貴重な景観と史跡を数多く残すことから、1933年(昭和8年)に多摩川風致地区に指定され、護岸と遊歩道の整備に着手し、1936年(昭和11年)に完成した。
第二次世界大戦後は1974年(昭和49年)に横穴式古墳、等々力不動尊を含めた世田谷区立等々力公園として開園する。東京都区部では唯一の自然の渓谷であり、1999年(平成11年)には東京都指定名勝に指定され[6]、その環境が保全されるとともに、渓谷沿いに散策道が整備された。
(引用おわり)
以下は等々力不動尊(等々力)の紅葉です。
以下Wikiからの引用です。
本尊は不動明王。寺に残る言い伝えによれば不動像は1300年前の作で、そして800年前に興教大師が夢を見て、武蔵国に不動明王像を安置する場所を探し続け、当時の豊富な水量を流す当地の滝を見て、霊地と悟り、この地に不動堂を創建したのが始まりであると言われている。
本堂は江戸時代末期の建築で、拝殿は1952年に山門は1968年に満願寺より移築したものである。
当不動尊には隣接して等々力渓谷があり、23区内では貴重な自然湧水による滝や豊かな動植物が見られるスポットになっている。また、茶屋や休憩処もある。
(引用おわり)
石段を登る途中に徐々に見えてくる紅葉の景観
この瞬間があまりにも素晴らしい
だんだん青空が見えてきてこのような色彩に!
この景観の出現は感動ものです
この世のものとは思えない美しさ
個人的には世田谷区の紅葉スポットのベストオブベストの場所であります
展望台が見えてきました
境内はイチョウの黄色い落ち葉が敷き詰められています
本堂(明王院)
見晴らし台
等々力渓谷に沿って紅葉が
お茶屋もあります
以下はフルレポートです。
詳名は鶴松山実相院。世田谷吉良氏との関係が深く、開基とされる吉良氏朝の法号実相院とその夫人の法号である鶴松院から寺号がつけられている[1]。吉良氏の菩提寺である勝光院の末寺。
森閑とした境内は、「弦巻實相院界わい」として『せたがや百景』に指定されている。
(引用おわり)
東急世田谷線 上町駅下車徒歩7分、もしくは東急田園都市線
桜新町駅下車徒歩12分。
プラネタリウムのある世田谷区中央図書館の近くです。
駒留通り沿いに北門があります。裏門とは思えない立派な佇まい。
平成24年に完成した新しい多宝塔
この多宝塔を臨む紅葉が素晴らしいですね。
本堂も比較的新しいです。
どうやら、地元の人たちが、山門と北門の間を通り抜けるのに利用しているようでした。
参道の左脇には立派な竹林が
地蔵菩薩像
実相院は、正式には實相禅院(実相禅院)というようです。
樹齢約150年のアカマツ。世田谷名木百選に選定されています。
以上は11月11日に訪問したときの紅葉ですが、以下は2週間後の11月23日に訪問したときの写真です。
境内の紅葉はまだ見頃の場所も残っていましたが、ピークは既に過ぎているようでした。
実相院の紅葉の見ごろは比較的早く、11月初旬~中旬くらいでしょうか。
ちなみに、6月初旬には紫陽花が北門の駒留通り沿いに綺麗に咲き乱れます。
4. 豪徳寺
豪徳寺は招き猫や井伊直弼の墓で有名なので敢えて説明は不要ですが、境内の紅葉もなかなか素晴らしいです。
小田急小田原線 豪徳寺駅から徒歩で約10分、もしくは東急世田谷線
宮の坂駅から徒歩で約5分。
裏門や東門からは境内に入れないので注意が必要です。
唯一の出入り口となる山門は宮の坂駅から最も近いので、迷うことはないと思います。
山門をくぐると正面には大きな仏殿が
立派な三重塔と紅葉が映えます
アングルによって様々な印象に変わります
燃えるような朱色
質実剛健な雰囲気の境内
境内はゆったりとしています
そして、豪徳寺といったら何と言っても招き猫ですね。
あいにく当日は工事中でした
六地蔵
抜けるような青空に紅葉が映えます
以上は11月23日に訪問したときの紅葉です。
豪徳寺の紅葉の見ごろは、11月下旬~12月上旬くらいでしょうか。
5. 小坂緑地
小坂緑地(旧小坂家住宅)は、東京都世田谷区瀬田にある歴史的建造物です。敷地全体が「瀬田四丁目旧小坂緑地」として公開されています。
以下はWikiからの引用です。
世田谷区内の国分寺崖線沿いには多くの近代別邸建築が存在したが、そのうち現存する唯一のものである。敷地は国分寺崖線上の縁辺部にあり、約半分は斜面地となっている。
当住宅は、1937年から1938年(昭和12年 -
13年)にかけて、実業家・政治家の小坂順造(1881年 -
1960年)の別邸として建てられた。小坂は長野市の生まれで、信濃銀行取締役、信濃毎日新聞社取締役社長などを歴任したほか、衆議院議員、貴族院議員を務めている。古美術品のコレクターとしても知られている。
(引用おわり)
田園都市線/大井町線 二子玉川駅下車
徒歩20分、もしくは東急バス静嘉堂文庫下車徒歩3分
瀬田の閑静な住宅街の近く、丸子川から大蔵通りの坂を上って玉川病院方面に向かう途中にあります。
小坂緑地は知る人ぞ知るマイナーな場所ですが、なかなか見事な紅葉が楽しめます。
屋敷の表玄関
併設されている庭園は斜面地になっています
最寄り駅からのアクセスのせいか、いつでも静寂な雰囲気
素晴らしい佇まい
傾斜面ならではのダイナミックな景観
散策には理想的な庭園です
大蔵通りの坂の下の入り口
以上は昨年(2020年)12月17日に訪問したときの紅葉ですが、ちょっと見頃を過ぎていた頃でした。
小坂緑地の紅葉の見ごろは、12月上旬~12月中旬くらいでしょうか。
本当は数年前に撮った紅葉ピークの写真があったのですが、ちょっと見つかりませんでした
笑
6. 岡本公園民家園
岡本公園民家園は、江戸時代の典型的な農家の家屋敷を再現した民家園です。
民家園の敷地には、子供たちがザリガニ釣りをする池や、かつては蛍を飼育していたエリアなどもあります。
以下Wikiからの引用です。
メインは江戸時代に建てられた建物を展示した民家園である。
園内はかつて世田谷区内で見られた農村生活を身近に見られるように世田谷区の有形文化財第一号に指定された旧長崎家住宅主屋と旧浦野家土蔵、旧横尾家住宅椀木(うでぎ)門を復元し、世田谷周辺で江戸時代後期の典型的な農家の家屋敷を再現している[2]。
その他園内には、遊具整えられていたり隣接して次大夫堀(丸子川)が流れていたり、また近隣には岡本静嘉堂緑地があったり、緑豊かな地域になっている。
園内は広く公開されており、民家園では一般の人が参加できる様々な行事が年中執り行われている。
(引用おわり)
東急田園都市線 二子玉川駅より徒歩20分
小坂緑地から丸子川沿いに少し進んだ先にあります。
サリガニが良く釣れる池
周囲は樹木に覆われており、幻想的な雰囲気
周囲は豊かな自然に囲まれています
燃えるような紅葉
赤と黄色のコントラストが鮮やかですね
普段は家族連れや子供たちで賑わっている公園も、早朝は静かです
以上は一昨年(2019年)12月18日の早朝に訪問したときの紅葉です。
岡本公園民家園の紅葉の見ごろは、12月中旬~12月下旬くらいでしょうか。
7. 帰真園
上野毛駅から徒歩10分ほどの距離にある二子玉川公園内には、帰真園(きしんえん)と呼ばれる池泉回遊式庭園があります。
帰真園
〒158-0094 東京都世田谷区玉川1丁目16−1
開園時間 9:00 - 17:00(3月~10月)、9:00 - 16:30(11月~2月)
休園日 火曜日(祝日の場合は開園)、年末年始
番外編として、この小じんまりとしたスポットも以下に紹介します。
帰真園にはいくつかの入口があります、こちらは帰真門
清水門から入ります
見事な池泉回遊式庭園
11月中旬で紅葉も見頃を迎えていました
小じんまりとした空間が快適
上野毛口を出て、河川敷方面へ階段を登るとスターバックスがあります
多摩川越しに富士山の眺望も
環八と上野毛駅方面、遠くの森林は上野毛自然公園
入り口脇の紅葉も見事です
帰真園とその周辺は、世田谷区の隠れ紅葉スポットですね
8. 駒沢オリンピック公園
(後日追記)
9. 砧公園
(後日追記)
10. 経堂五丁目特別保護区/深沢八丁目無原罪特別保護区
経堂五丁目特別保護区と深沢八丁目無原罪特別保護区は、どちらも一般財団法人世田谷トラストまちづくりが、ボランティア団体と連携して管理・運営を行っています。
いつもは立ち入り禁止の保護区ですが、毎年春季6日、秋季4日の期間だけは一般に無料開放されます。
【経堂五丁目無原罪特別保護区】
経堂五丁目無原罪特別保護区は、東京都世田谷区経堂の、閑静な住宅街の一角にある、元世田谷区長の長島壮行氏が所有していた庭園です。
小田急線千歳船橋駅/経堂駅より徒歩10分
秋季の一般開放は、モミジなどが色づく季節と重なり、色鮮やかな紅葉と湧水によってできた池の風景を楽しむことができます。
【深沢八丁目無原罪特別保護区】
深沢八丁目無原罪特別保護区は、東京都世田谷区深沢の閑静な住宅街の一角にある、カトリック無原罪聖母宣教女会の庭園です。
東急田園都市線 「桜新町」駅下車
徒歩15分/東急バス
(都立大学駅北口~成城学園前駅南口)
または (目黒駅~弦巻営業所)
「深沢中学入口」下車 徒歩3分
秋には、真っ赤に色づく色はイロハモミジやハゼノキなどの美しい紅葉を見ることができます。
11. 番外 - 五島美術館の庭園
以下はWikiからの引用です。
最後に番外として有料(300円)の五島美術館の庭園を紹介します。
以下はWikiからの引用です。
五島美術館(ごとうびじゅつかん)は、東京都世田谷区上野毛(かみのげ)にある美術館。1960年(昭和35年)4月18日に開館し[1]、所蔵品は日本・東洋の古美術を中心に国宝5件、重要文化財50件を含む約5000件にのぼる。運営主体は公益財団法人五島美術館で、同法人は五島美術館および大東急記念文庫の運営を行っている。
(引用おわり)
〒158-0093
東京都世田谷区上野毛3丁目9−25
開館時間 10:00 - 17:00
東急大井町線 上野毛駅 下車 約5分
入場料 一般1,100円(庭園のみは300円)
赤門
国分寺崖線を下ったところ
駒沢通り出口
石段
紅葉をバックに走る大井町線
ノコンギクと紅葉
五島美術館の庭園の紅葉が見頃なのは、比較的遅く、おそらく12月上旬から中旬ではないかと思います。
以下はフルレポートです。
12. まとめ
以上、世田谷エリアの個人ランキングベスト10の紅葉スポットを紹介しました。
同じ区内の紅葉でも、場所によって見頃のピークが微妙に異なっていたり、それぞれの雰囲気を楽しむことができます。
京都の古寺巡りの紅葉狩りの雰囲気を、世田谷区内で堪能できるのはとても有難いですね。
ご紹介したスポット以外にも、羽根木公園や将軍池広場など、世田谷区には良い雰囲気の紅葉スポットがたくさんあります(こちらの記事も参考になります)。
13. 追記
(2024年11月30日 追記)
今年も実相院の紅葉を観に来ました。
例年だと11月下旬はすでにピークを過ぎている時期ですが、ここ1~2年は猛暑の影響もあって今が紅葉の見ごろです。
墓地のエリア
墓地の2本のイチョウ
青空に映える
(2024年12月10日 追記)
今年も九品仏浄真寺の紅葉を観に来ました。
東門(自由が丘駅方面)から境内に入ります
山門
開山堂
鐘楼
イチョウの絨毯
銀杏が空から落ちてきました
龍護殿(本堂)
大仏が三体
大仏が三体
三体 x 三仏堂 = 九品仏ですね
イチョウの木
樹上からはワカケの鳴き声が
推定樹齢700年(!)
仁王門
金剛力士像
おみくじひいたら大吉でした
十夜講
お地蔵様
閻魔堂
総門の出口
九品仏駅前の参道入り口
毎年この紅葉の景観を楽しめるのは幸せなことですね。
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