エクステラジャパンが2年ぶりに開催されました。
コロナが収束しない厳しい状況のなか、非日常体験を求めて今年もオフロードトライアスロン好きが丸沼に集結。
私はMTB達人の友人を誘って2年ぶりの参戦です。
台風14号の影響で開催自体が心配されましたが、幸いにも直撃は免れて、大会当日の丸沼は朝からドピーカンの好天。
今年は3種目ともコースの距離が延長されて、難易度が上がっていますが、制限時間は前回と同じ6時間。
しかも前日までの雨で路面はぬかるんでおり、コースコンディションはかなり悪い状態。
前回カットオフぎりぎりで滑り込んで完走した身としては、この状況はヤバイのですが、MTBに慣れたせいか、あまりカットオフは心配していませんでした。
しかし。。。
案の定、レースにつきものの「想定外」が次々と発生し、再び忘れ難いレース展開となりました
笑
1. エクステラジャパンについて
XTERRA(エクステラ)は、オープンウォータースイミング、MTB、トレイルランニングの3種目を1人の競技者が連続して行う競技で「オフロード版トライアスロン」です。
エクステラジャパンは、群馬県の丸沼公園(日光国立公園)の豊かな自然に囲まれた素晴らしい環境で開催されます。
オフロード・トライアスロンの魅力は、何と言っても大自然との一体感でしょうか。
レースは、ほぼ人工建造物のない大自然の環境のなかで、泥だらけ・傷だらけになりながら、夢中になってゴールを目指します。
また、オフロード・トライアスロンというマイナーな競技ならではの、参加者や知り合いとの結束感(エクステラ・ファミリーと呼ばれる)も、エクステラの大きな魅力です。
私はXTERRA JAPANに前回の2019年大会に初めて参戦しました。
2019年大会のフルディスタンスは、スイム1.2km マウンテンバイク25km
トレラン10kmでしたが、マウンテンバイクとトレランの実際のコースは表記よりやや短かかったそうです。
2019年大会コースマップ(フルディスタンス)
そこで、今年の2021年大会は、スイムが1.2kmから300m増えて1.5km、マウンテンバイク25kmとトレラン10kmも、実測距離に合わせて長くなりました。
2021年大会コースマップ(フルディスタンス)
制限時間は前回と同じく、スイムスタートから6時間です。
今回はコロナの影響で、外国人選手を含めたエリート枠がなく、すべてのエイジクラスが午前10時に一斉にスタートします。
フルディスタンスの参加人数は、男女合わせて127名です。前回が188名なのでずいぶん少なくなりました。
やはりコロナの影響でしょうか。。。
実は、8月20日よりXTERRA
JAPANの開催地である群馬県で緊急事態宣言が発令され、大会当日も宣言期間中となっています。
XTERRA
JAPANは、開催地である片品村と協議を重ね、緊急事態宣言下ではあるものの、群馬県緊急事態措置に伴うイベント等の要請を受け、感染症対策を徹底することで大会を開催することに決定しました。
大会の感染症対策は徹底しており、マスクの着用は当然、表彰式などでの飲酒類の提供は禁止、トランジションエリアの間隔を拡げたり、大会参加者は2週間前から「健康チェックシート」に体温を記入して健康管理に心掛けるなど万全の対策でした。
2. レース前日
よりによって、強い勢力の台風14号が関東地方に急接近して、18日には大雨を降らせるという予報でした。
台風14号の予報(ウェザーニュース9月17日)
大会当日の19日が台風による警報が出ていたら、大会は中止になっていたかもしれません。
ところが、幸いにも、台風14号の群馬県北部への影響は当初心配されていた大雨にはなりませんでした。
18日の朝8時45分に東京の自宅を出発したとき都心は大雨でしたが、関越自動車道を北上するにつれて雨脚は弱まり、沼田インターチェンジを出るころには雨はすっかり上がりました。
会場に到着したのが、昼の12時15分(片道3時間30分)。
いやー2年ぶりの丸沼ですが、やっぱりサイコーの雰囲気ですね!
今回の宿泊は、会場直近の環湖荘ではなく、ちょっと離れたペンション村のホテル(プチホテルリージェントハウス)です。
丸沼はやや霧雨が降っていましたが、大雨にはならない見通しということで一安心。
受付
受付を済ませてブラブラしていたら、知り合いに次々に遭遇。。。エクステラに一緒に参戦した知り合いとは、滅多に会う事がなくても何か通じるものがあります。
トランジションエリア
通常は前日にバイクをトランジションエリアに預けるのですが、今回は当日の朝に変更。
丸沼の池周辺はどんよりとした天気。
湖は雨の影響でやや透明度が低いか
初参加の友人はMTBでコースを試走。私は、いつものとおり試走も試泳もやりませんでした。
午後3時に宿泊ホテルに移動してチェックイン。
3. レース当日(スタート前)
当日は朝からドピーカンの好天、気温も高くなりそうです。
レースコンディションは2年前とほぼ同じではないでしょうか?
湖はかなり冷たいですが、レースの時間になれば問題ないでしょう
再びこの素晴らしい自然のなかでレースができることに感謝
上空には撮影用のドローンも飛んでいます
トランジションエリアにバイクをセット
バイクラックには今回ナンバリングがないので、広々と使えます
MTBがこれだけ揃うと壮観ですね
ステージもセットされて、会場には音楽とDJのアナウンスが流れて気分は高揚
エキスポも盛況
ブリーフィングが始まりました。いつもお世話になっている大会ディレクターの島本さん登場
スイムは3周回とのことで、最後はトランジションエリアに近いほうの黄色いブイを目指して上陸するようにとのこと。
今朝の湖の水温は17℃だそうです。
下の写真で、ライフセーバー篠田さんが手に取って説明している赤い細長い浮き用具は、レスキューチューブというものです。
スイム中に休みたくなったら、このレスキューチューブを両手で抱えて、仰向けの体制になってくださいとのこと。
レスキューチューブ
(このとき、まさか自分がこのレスキューチューブで命拾いするとは夢にも思っていませんでした)
ブリーフィングが終わり、トランジションエリアでウェットスーツを着込みますが、その直前に遺影を自撮り
笑
スタート時間が近づいてスイムスタートエリアに移動、友人と記念写真をパチリ
いよいよレースが始まります!今日は一体どんなレースになることやら?
4. スイム(1500m、54分09秒)
スイムスタートの午前10:00には、気温もすっかり上がり、水温も大丈夫になりました。
私は、スイムが最も苦手な種目なのは、昔も今も変わりません。
スイムの平均タイム(1.5km)はだいたい37分から40分くらいなので、レースではいつも遅れを取ってしまいます。
前回は、丸沼高原の標高1,430mの薄い空気にやられて、序盤でみるみるうちに息が上がってしまい失敗してしまいました。
なので、今回は目標タイムを45分にして、マイペースで泳ぐことにしました。
スタートの号令とともに、レースが開始!
スイムスタート
(出典:XTERRA family撮影画像)
いきなり、周囲の選手の速いペースに引っ張られてしまい、気が付いたらガチで力泳、当初の計画と全然違う展開に
笑
なんだか調子良くね?、と感じたのも束の間。。。
最初のブイを超えたあたりから、早くも息が上がってしまい、2番目のブイに向かう途中で急激に呼吸が苦しくなってきました。
(出典:Pigmon Channel)
これはマズいとすぐにスローダウンしたのですが、息苦しさは増すばかり。。。いくら呼吸しても肺まで酸素が取り込めないような感覚。
これって前回と同じ失敗を繰り返しているんでは?
しかも息苦しさのレベルが酷く、こんなに苦しい経験はちょっと記憶にないほど。。。
そして。。。ついにフォームも崩れて、溺れ始めました。
ライフセーバーの女性の方が気付いて「大丈夫ですか?」と心配そうに声をかけてくれましたが、何も返答できません。
「レスキューチューブを使いますか?」
レスキューチューブが投げ込まれ、必死にしがみつき、ブリーフィングで教えてもらった通り、仰向けの姿勢で抱きかかえました。
息使いは「ゼイゼイ」と荒々しく、長く休んでも一向に回復しません。息苦しさのレベルが半端ない。。。
雲一つない青空を仰ぎながら、「まさかのスイムでDNF」という最悪のシナリオで頭の中は一杯に。
やがて、冷静さを取り戻して、浮いているだけでは1mmも進まない事実に気付き、平泳ぎでゆっくりと2番目のブイに向けて泳ぎ出しました。
そういえば前回も平泳ぎしたな 笑
が、それでも呼吸の苦しさは変わらず、再びレスキューチューブを抱える羽目に。。。
2番目のブイを超えてから、岸辺の3番目のブイが果てしなく遠く思えて、陸に上がったらもうDNFだな、と完全に弱気モード。
3番目のブイの手前で足がつく浅瀬になって歩き出し、1周回目を終えた時点で手元のGarminを確認、スタートからすでに20分が経過。
500mを泳ぐのに20分もかけてしまった。。。
それでも、泳ぐのをやめて浅瀬を歩いているうちに、ようやく呼吸が落ち着いてきました。
2周回目は、2ビートでゆったりとしたペースでローリングを意識して泳ぐ。
すると、不思議なことに、あれほど息苦しかったのが、ウソのように回復して、問題なく呼吸できるように!
先ほどのライフセーバーの女性の方が、ずっと見守ってくれています。
(出典:Pigmon Channel)
2周回目は18分で上がりました。
その後も息苦しさは完全に消え失せて、3周回目はややペースアップ。
3周回目は16分で上がりました。
後ろを振り向いてももう誰も見えない。。。。
ライフセーバーの人に「最後になっちゃいましたね」と言ったら、「いや、まだ4人くらいいますよ」ということでした。
スイムに要した時間は54分09秒。
スイムでDNFという最悪の事態は避けられたものの、当初予定の45分を大幅に超過してしまいました。
5. バイク(25km、4時間02分04秒)
当然ながら、トランジションエリアにはもうほとんどのバイクは出払った後です。
饅頭を口に放り込み、ウェットスーツを脱いだり、アクションカムを起動したり、準備を進めます。
トランジションに要した時間は6分41秒でした。
今回のMTBの目標は、大きな転倒を一度もせずにバイクコースを終えること。
前回はMTB4カ月の初心者で参戦でしたが、今回は2年間かけてそれなりにMTBには慣れたので、ムリのない範囲でコースを攻めようと考えていました。
トランジションエリアを出た直後は平坦で走りやすいコースが続きます。
やがて、湖畔沿いの狭いシングルトラックになりますが、湖畔に滑落しないように注意します(前回はここで見事に滑落)。
雨の影響で地面がぬかるんでいるので、慎重に進みます。
やがて、シングルトラックの難易度が高くなり、バイクから降りて引くことが増えてきます。
このあたりから、乗っては降りて、また乗ってという効率の悪い区間がずっと続きます。
Garminのログを確認すると、湖畔沿いのシングルトラックは3.5km続き、この区間は35分要していたので、1km進むのに10分の超スローペース。
湖畔ルートを超えると、小さな橋を渡って今度は舗装道路沿いの森林ルートに。
湖畔沿いの狭いシングルトラックと比べれば、この辺りは比較的マトモな区間。MTBも前回よりも遥かに乗れるようになったのを実感してウレシイ。
やがて森を抜けると、前回のコースにはなかったペンション村の前を通り過ぎるルート、ここは一瞬オンロードを走ります。
ペンション村の前では、地元の方(小さい女の子も)の応援をもらって元気100倍!
ジープロード入口のエイドを通過、時刻は11時51分。
ここからはダラダラと長い上り坂が5kmくらい続き、250mくらい上ります。
ダラダラ上りは得意ではないものの、昨年始めたZWIFT効果で2年前よりは遥かに脚力はアップしているはず。
実際、ジープロードの上り区間は、選手を1人ずつかわしながら快調に進みました。
ジープロードの途中には、丸沼を一望できる景観スポットがあります。
レース中にも関わらず、観光気分に 笑
所々に水溜まりがあり、避けようがない場所はそのまま突入
2周回目の選手にかなりのスピードで追い抜かれます。速い。。。
下の動画(59分00秒あたり)の箇所は追い抜かれたところです
追い抜かされたときの私の後姿 笑
やがて、長いジープロードの区間を上りきりました。時刻は12時28分、MTBスタートから1時間30分くらいです。
ジープロードの区間の記録はStravaではXTERRA JPN 2019 Double Track
Climbという名前のセグメント(5.6km、勾配4%、標高251m)で記録されています。
- 35分49秒(2021年9月19日)
- 39分45秒(2021年9月19日)
- 39分59秒(2019年9月15日)
- 43分39秒(2019年9月15日)
前回(2019年)よりも今回(2021年)のほうがジープロードの区間は10%くらい速くなっていますが、これはZWIFT効果でしょう。
ジープロードが終わって、今度は一気にダウンヒルの区間。
森に入っていきなり急こう配の下り坂が。。。ここをバイクに乗って下るのは想像できないレベル
ダウンヒルは、前回吹っ飛んだところなので慎重に進みます
ところが、慎重のあまりスピードを緩めすぎバランスを崩して、ついに転倒!
転倒自体は大したことはありませんでしたが、精神的なショックが。。。笑
そして。。。ダウンヒル区間は急勾配が続き、バイクと身体が一緒に滑り落ちるような箇所も
こんなところバイク乗ってダウンヒルできるかー 笑
どんどん降りる
というか、滑り落ちる
そして。。。ようやく湖畔まで下りきりました。
時刻は12時40分。距離は11.7km。まだ半分も走っていないのに、脚はすでにガクガク状態。。。
このダウンヒル区間の記録も、StravaでXTERRA JPN 2021 DH
Top-Branchという名前のセグメント(0.8km、勾配-19%、標高-167m)で記録されています。
しかし平均勾配がマイナス19%って。。。笑
- 11分03秒(2019年9月15日)
- 12分00秒(2021年9月19日)
- 13分58秒(2021年9月19日)
- 15分36秒(2019年9月15日)
ダウンヒル区間は、前回とあまり変わっていない。。。転倒した分だけ遅かった?
ここから2周回目、森林を抜けて小さな橋を渡り、舗装道路沿いの森林ルートを再び走ります。
途中の岩や張り出した木の根っこがバイクのコントロールを失わせて、腕や脚の疲れから、フラフラになってしまい、そのたびに転倒しそうな苦痛の時間が続きます。。。
そしてついに、何てことのない場所で転倒
運の悪いことに、転倒したのは舗装道路から2mくらいの高台の場所、身体はそのまま下の舗装道路まで、壁面沿いにズルズルと滑落。体中が傷だらけに。。。
上の動画で、バイクに固定したアクションカメラが、滑落してゆく身体を記録しています(画面中央上部に白いヘルメットが映ってます)。
脚がガクガク状態で踏み込めずに失速してしまい、バランスを崩したのが原因でした。
そして、転倒の衝撃でサングラスが壊れてしまいました。
幸いにもバイクは倒れた場所に残って、滑落を免れました。
壁面に生えている草木にしがみつき、何とか高台まで這い上りました。
壁面を滑落して手足は血だらけに。。。
そして。。。気が付いたのが、ジェルや補給食などを入れておいたサドルバックのチャックがいつの間にか全開状態
こんな感じ
。。。まさかの補給食全喪失
バイクを立て直しして再びコースに戻りましたが、心身ともにボロボロに。。。
脚のガクガク状態が酷くなり、マトモにバイクに乗れなくなってきた。。。
2度目のジープロード入口のエイドを通過したときは、時刻は午後1時24分。周回に1時間30分以上かかった計算なので、大幅にペースがダウン。
エイドの水で怪我をした手足を洗い流します。
そこからのダラダラ上りが、一番軽いギアにしても脚に力が入らず、キコキコと、歩くスピードなみに大減速。。。
空腹感に苦しみますが、補給食をすべて落としてしまったので何も食べるものがありません。
ようやくジープロードを上り切り、ダウンヒルの区間に到着したときには時刻は午後2時前、2回目のジープロード区間は1回目より4分くらい遅いタイム、MTBスタートから3時間が経過していました。
ダウンヒル区間を抜けて湖畔に戻ってきた時点で3時間15分が経過、前回よりも遅いペース。。。
想定外はまだまだ続く。
今度は、突然チェーン落ちが連発するようになり、何度チェーンをかけ戻しても、すぐに落ちてしまう。
バイクを降りていろいろチェックしたものの、時間だけが容赦なく過ぎてゆく。。。
スプロケットの裏側に細い根っこが絡まっていたのを発見し、それを取り除いたら、チェーン落ちしなくなりました。
チェーン落ちの原因が、スプロケットに挟まった木の根っこだったとは。。。
湖畔を会場方向に戻る時点で、カットオフの残り時間まで1時間15分くらい。
時間内完走は絶望的に 涙
最後の10kmランどころか、MTBのカットオフ(午後3時)にも間に合うかどうか微妙になってしまいました。。。
ホテルの裏手のコースは、今回2.5kmに伸長されていて、ダラダラ上りに思いのほか時間を浪費。
バイクフィニッシュに向けてホテルの駐車場に向けて下りたところで、ボランティアの人たちに「お疲れ様でした!!」とエールをもらったのはメチャ嬉しかったです。
大会運営の方々とボランティアスタッフの方々にはいつもながら心から感謝です。
結局、バイクを終えてトランジションエリアに戻ったのが、ちょうど午後3時。
スタッフの方に、「トレラン行きますか?」と訊かれました。
6. ラン(10km、58分25秒でTOV)
残り時間は1時間を切っていたので、トレラン10kmを時間内に完走できる可能性は消失していましたが、せっかくのレースなので、1周5kmだけ走ることに。
トランジションに要した時間は4分28秒でした。
湖畔沿いのガレ場を抜けて、トラロープにつかまって急斜面をよじ上り、林のなかのアップダウンを進みます。
(出典:Pigmon Channel)
途中の丸太の橋(2か所)や、清流のなかをシューズがずぶ濡れになりながら進み、最後はレース会場にむかって舗装路を下ります。
走る元気も体力もなく、トボトボと歩いたせいで、レース会場に戻ったのは、ちょうどカットオフ時刻の午後4時でした。
2周回目には進まず、ここでレースを終了。
こうして私の2回目のエクステラは終わりました。
7. エクステラを終えて
2度目のエクステラを完走できずに不甲斐ない結果に終わったのですが、不思議と、悔しさよりも、満足度のほうが高かったのは一体どうしてでしょうか。。。?
翌朝には早速レース結果が公開。
今回は、竹谷賢二さん(元アテネ五輪代表)や小野雅弘さん(トレイルランナー)といった著名な方も参戦されました。
自分のレース結果を確認したら、DNFではなく、TOV(Time Over)という表記。
フルディスタンスは、エントリー127名に対して、出走者108名、うち完走者は87名(制限時間内完走は64名)、時間内完走率は59.3%(対出走比)。
2年前のフルディスタンスは、エントリー188名に対して、出走者158名、うち完走者は130名(制限時間内完走は127名)、時間内完走率は65.5%(対出走比)だったので、今回はさらに完走率が下がりました。
今回レース初参加(というかトライアスロン初挑戦)だった友人は、わずかに制限時間をオーバーしたものの、見事に完走を果たしました!
レース後は、エクステラナイトの会場で友人たちと談笑。
身体が塩分を求めていたので、ラーメンが美味かった!
エクステラナイトの途中で抜け出して、その日のうちに自家用車で東京に戻りました。
自宅に帰宅したのが午後11時40分。シャワーを浴びて、MTBで滑落した脚の傷口を手当。
レースのときは、次女が毎回オリジナルのメダルを作ってくれるのが習慣だったのですが、今回は下のような味気のないものに
笑
まあ、次女も今や中学生なんで作ってくれるだけ有難い。こんなもんでしょう。。。
いやはや。。。2年ぶりのエクステラでしたが、やはりこんなクレイジーなレースは滅多にないですね。
エクステラは究極の非日常体験イベント、大自然のなかで大の大人が夢中になって泥だらけになったりスリル満点のMTBライドを楽しむ。
思い返せば、スイムでの地獄のような苦しみから始まって、MTBでは派手に転び、メカトラにも見舞われ、完走もできずに、満身創痍でした。
しかし、不思議なもので、レースが終わってしまうと、苦しかった記憶はあっという間に忘れてしまい、楽しい記憶しか残らない
笑
スイムでさえ、後半スイスイと丸沼を泳げたことは楽しかった。
MTBも、前回と違ってそれなりにライドを堪能することができて大満足。
そして、エクステラで再び2年前の知り合いと再会することができ、お互いの健闘を祈ったり、レース後に笑談することができたのは格別の思いでした。
スイムで死にそうになったときは、クソーもうエクステラなんて金輪際辞めだと思いましたが、気が変わってしまい、来年も性懲りなくエントリーしてしまいそうです。
8. プチホテルリージェントハウス
今回宿泊でお世話になったプチホテルリージェントハウスは、とても良い場所だったので以下に紹介します。
プチホテルリージェントハウス
フロント
部屋はバス・トイレ付き(ウォシュレット完備)のとても綺麗でした。
部屋の様子
レース当日は、環湖荘の駐車場が使えないので、第2駐車場まで車で移動して、巡回バスを利用して会場に移動します(バイクは並走するトラックに積んでもらう)
トラック
ホテルの夕食は、フルコース!
フルコースは無茶苦茶美味しかった!
翌朝の朝食の時間は、午前6時30分と早めに対応していただき、とても助かりました。
チェックアウトは前日に済ませて、午前7時に第二駐車場に到着したら、ちょうどバスに乗れました。
今回はレースでバタバタした滞在でしたが、次の機会にはゆっくりと滞在して丸沼を観光したいですね。
(2021年9月25日 追記)
XTERRA JAPAN
2021のオフィシャルビデオが公開されました。これメチャクチャ良く出来ています!
コメント