[3R Racing on Classique in London (B)] アウタートップのスプリント - 最近のスプリント不調の原因を探る


今日は祝日、朝のZWIFTレース3R Racing on Classique in London (B)に参戦しました。



先日のクリテレース(Crit City Race)では、スプリント不調で上位入賞を逃してしまいました。

最近スプリントの調子が悪く、いろいろ過去のレース結果と比較したところ、ギアを上げるのが甘く、ケイデンスが高過ぎることに気が付きました。

なので、フラットコースでゴールスプリントができるこのレースで実走確認することに。

レースは全カテゴリー同時スタートで、186名(うちBカテ35人)が出走。

序盤からいきなり想定外のハイペースで、Lead-Inの区間ですでに脚がパンパンに。。。

Aカテだけでなく、BもCも速い!

その後もペースは無情に上がってゆき、ゲロゲロ状態 笑

なんとか食らい付いて行ったものの、3ラップ目の上り区間でついに先頭集団から脱落

その後はABC混成の5人パックで進みます。

最終ラップの上り区間で力尽きてしまい、パックから千切れてしまいましたが、気合を入れ直して追走開始。

残り1.2km地点で何とかパックに復帰して4人でゴールスプリント勝負に。

ギアを徐々に上げて、一番重いアウタートップでゴリゴリとダンシングを開始。

おお、思ったとおり、しっかりと踏み込めるではないですか!

682w(11.0倍)までスムースに踏めました。

レース結果は48位(Bカテ12位)と惨敗を喫してしまいましたが、不調だったスプリントの原因が判明したので満足です。

1. 3R Racing on Classique in London (B)

コースはLondon Classiqueを5周回。距離33km(獲得標高171m)の基本フラットの高速コースです。


トラファルガー広場のモニュメントに向かう500mくらいのダラダラ上り坂区間が千切れポイントなので要注意です。

いつものDT SWISSとVenge S-Worksの組み合わせで参戦。

ZwiftPowerで見るとRankingはBカテで247となかなかのレベル。


ZRaceサイトの順位予想ではMONIOは11位。


アメリカとカナダの剛脚ライダーがひしめいており、どうやら勝ち目はなさそうですが果たして?

2. 走行記

レースは全カテゴリー同時スタートで、186名(うちBカテ35人)が出走。

パワーアップアイテムは出ない、ガチのレースです。


"For those just joining, we decided in a nice easy slow rollout 2wkg lol"

いきなり三味線 笑


"For some of us 2wkg isn't slow Lol" 笑

レース前のチャットが大盛り上がり

午前7時05分、全カテゴリー186名が同時スタート


いきなりはや!


Lead-In区間で脚がパンパンに


トラファルガー広場に向けての上りがキツイ


何とか上り切った


なのにペースアップかい!


先頭集団の最後尾に。。。マズい


345w、千切られるギリギリ状態


何とか生き残った


このハイペースに耐えられるか?


Sprint区間


Lead-In区間が終了、1ラップ目突入


PB出ました 笑


BigBenを左折でトラファルガー広場へのダラダラ上り


押し出されて石像に衝突 笑


正念場だ


341wキツイ。。。


1ラップ目上り区間の映像です


何とかクリアした


ペースダウンで命拾い


Sprint区間、またペースアップ 笑


再びPB出ました、2ラップ目突入


BigBenを左折。。。


もうイヤなんですけど


ゴリゴリ


ゴリゴリゴリゴリ 泣


2ラップ目上り区間の映像です


また何とか生き延びた、が心拍が180に


そろそろ限界だ


Sprint区間、3ラップ目突入


またまたPB


BigBenが見えてきた。赤く染まった夕焼けが先行きを暗示 笑


トラファルガー広場への上り


ここが限界でした


集団が遠ざかる


3ラップ目上り区間の映像です


が、ここで千切られるわけには!


おおおおお


渾身のダンシングで


追いつくぞ!


追い付きたい。。。


諦めました 笑


心拍181、ゾンビ化


AのWLTさんにドラフティング


BのMyersさん、CのVasievさんが加わり並走


4人で4ラップ目突入


上り坂


皆も疲れている


4ラップ目上り区間の映像です


折り返してトラファルガー広場へ


Sprint区間


最終ラップ突入


BigBenだ。。。


最後の上り坂


離される


見えなくなってきた


5ラップ目上り区間の映像です


ここで覚醒 笑


粘り強く追いかける


折り返しで追い付いた!


残り1km、いよいよスプリントを試す時が


残り500m、徐々にギアを上げる


残り400m、一番重いアウタートップまでしっかり変速してダンシング開始(ケイデンスは47まで低下)


残り300m、655wまで一気に上げる


682w(11.0倍)イイ感じ


しかもパワー維持できる(ケイデンスは70台と低い)


600w台キープで15秒行けた


スプリントのコツが戻りました!


ゴールスプリントの映像です


全体48位でフィニッシュ、ちなみにスプリントは単独でした 笑


予想以上に速いペースだった




ゴール後は珍しく自転車に乗ったままでクールダウン

3. 結果

距離: 33.37km
時間:46分55秒
標高: 112m
平均速度: 42.7km/h
平均心拍数: 170bpm
平均ケイデンス:81rpm
平均パワー: 220W(PWR 3.6w/kg)
カロリー: 615kCal

順位はB完走23人中12位。


以下はZwiftPowerの結果です



ZwiftPowerではBカテ11人中6位でした。

ほとんどがアメリカとカナダの重量級パワー選手。。。フラットなルートではどうしても不利ですね。

ちなみにAカテのトップ3は揃ってA+、道理でペースが速かったわけです。

以下はStravaのLondon Classiqueのセグメント分析です


驚いたことに、過去63回で今日の7分11秒が断トツの自己ベスト更新、おまけに最初の3周回はどれも過去のベスト1,3,4となりました。

ちなみに、トラファルガー広場への上り坂(Whitehall Rd)のほうも、今日の最初の3周回がどれも自己ベストを更新。


今日のハイペースぶりを象徴していますね。。。


レースの結果はともかく、ゴールスプリントの改善点を確認できたのは大きな収穫でした。

やはり、これまでの不調の原因は、ギアを上げるのが中途半端で、ケイデンスが高いのが負担になっていたことがハッキリとしました。

私の場合、ギアをしっかりと一番重いアウタートップにして、低いケイデンス(70台)でゴリゴリと漕ぐのが一番効率が良いようです。

アウタートップ

一般的には、「ロードバイクで上手にスプリントするコツは?」で解説されているように、あまり重いギアにせず、ケイデンスを100以上で回すことを推奨しているのですが、私の今の脚力では、逆のほうがなぜか出力が上がるんですよね。。。

今日の最大は682w(11.0倍)と決して高くはないのですが、600w以上をどれだけ長く継続できるかが重要(ZwiftPowerの記録では15秒間の最大出力が671w)。

今日は600w台(約10倍)を15秒間(距離250m)キープできたので、このゴールスプリントならレースでの勝算大なのでは。。。


次のレースからは、ギアをしっかりとアウタートップにしてからダンシングを心掛けようと思います。

[ZWIFT(ズイフト)レース走行記] まとめ記事

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