今日は富士ヒル(「富士の国やまなし」
第18回Mt.富士ヒルクライム)に参戦してきました。
人生初のヒルクライムレース、富士山の麓から5合目を目指します。
狙うは1時間30分切りのブロンズメダル。
ヒルクライムは超苦手なのですが、ZWIFTをやっているうちに何となくできそうな気がして勢いでエントリーしてしまいました。
知り合いもたくさん参戦しているのですが、皆さんシルバー狙いとかスゴイ剛脚ばかり。。。笑
天気予報は雨で暴風と厳しいコンディションになりそうですが、果たしてどうなることか!?
「富士の国やまなし」 第18回Mt.富士ヒルクライムは、山梨県の富士山北麓で開催されている自転車ロードレースです。
富士北麓公園~富士山5合目まで、富士山有料道路(富士スバルライン)の全長24km(獲得標高1,288m)を走行します(勾配:平均5.2%、最大7.8%)。
以下が詳細なコースマップです(参加案内より)
コースの紹介ビデオはこちら
レースはスタート時間を自由に選べる30分毎のフリー走行方式。一般の選手は、6:40の第3スタートから10:10の第10スタートまでに分かれて時間差スタートします。
完走タイムごとにフィニッシャーリングがもらえるので、ブロンズを狙います。
ブロンズ:90分(1時間30分)切り
シルバー:75分(1時間15分)切り
ゴールド:65分(1時間5分)切り
プラチナ:60分(1時間)切り
ブルー:完走を果たした全員
2. レース前日
レース前日は、受付と前日荷物預かり、そしてサイクルエキスポが開催されました。
富士山パーキングからシャトルバスで会場の富士北麓公園に移動します。
あいにくの雨でしたが、エキスポにはたくさんの人だかりで盛り上がっていました。
DT SWISSのブースでZWIFTで使っているディスクホイール (ARC1100 DICUT Disc)
を発見
\382,800(税込)、円安で高くなる前に買いか!?
前日荷物預かりの手続きを済ませて会場を後にしました。
宿で明日の準備を進めます。
ブロンズ(1時間30分切り)の地点ごとの通過タイム表を印刷してバイクのトップチューブに貼り付けました。
通過タイム表(出典:
funride)
しかし何と言っても明日の天気が気になります。。。
予報では、朝のうちは雨が残り、昼過ぎからは晴れですが、山の天気は変わりやすい
富士山の天気予報では。。。ななななんと、高度1000m付近(スタート地点)では、朝9時で風速21.5m/sの暴風の予報が!
3. レース当日(スタート前)
第5スタート(7:40-08:20)に間に合うように、朝7:00過ぎに宿を出発。
ラッキーなことに、雨が上がりました(富士山は全く見えませんが)
自走で会場に到着
前の組が続々とスタートしています
第5スタートの列に並びます
スタート前にはなんと青空が!
いよいよレースがスタート
4. レース(スタートからフィニッシュ)
第5スタートの7:40に富士北麓公園を出発、記録計測開始地点の胎内交差点まではパレード走行です。
胎内交差点を左折
記録計測開始地点を7:51に通過、Garminのスタートボタンを押します。
以下はバイクに設置したアクションカムの映像です
(0'00" - 7'45")
1合目(1,405m)までは勾配が急なので、あまりムリせず走る予定でした。
ところが、心拍ベルトを忘れた上に、4iiiiのアプリがなぜか起動しなかったので、ケイデンスもパワーもわからない状態で暗中模索で漕ぎ続けることに。。。
(7'46" - 25'44")
5km地点を通過、タイムは21分34秒
通過タイム表では20分23秒なので、いきなり1分11秒の借金が。。。
序盤は抑えて走るつもりだったものの、1分以上の借金は想定外、さっそく計画が狂い始めました
(25'45" - 43'43")
ペースアップを試みますが、心拍数もパワーもわからない状態で、勘に頼るしかありません。。。
それなりに頑張って踏み続けたつもりでした。
10km地点を通過、タイムは40分54秒
通過タイム表では38分38秒なので、借金は減るどころか逆に2分16秒に増加
あれだけ踏み続けたのに借金が増えたことにショックを受け、いよいよ追い詰められました。。。
勾配は緩く感じるものの、なぜかスピードが思うように出せない。
平坦や下りの区間でペースアップして追い抜いても、上り区間で抜き返されることの繰り返し。。。
(43'44" - 1:01'42")
息を切らしながらも、だいぶ遅れを挽回したという手応えを感じていました。
ここで心が折れてしまい、ブロンズを断念
(1:01'43" - 1:18'42")
一方、天候は順調に回復して、大沢駐車場・展望台を通り過ぎたときは、左手に絶景を拝むことができました。
ブロンズは絶望的ですが、天候が回復してくれて本当に良かった。。。
(以後はアクションカムの電池が切れてしまい映像がありません)
通過タイム表では1時間16分09秒なので、借金は7分18秒に。
24kmのゴール地点までの最終区間は、何のモチベーションも沸かず、単に流して終わりでした。
最後のストレートだけスプリントしてフィニッシュ
Garminのタイムは1時間37分13秒
公式のリザルトも1時間37分13秒で同じでした。
ブロンズの1時間30分には7分13秒も及ばず、出し切った感もありません。
ただただ悔しい。。。
5合目はまさかの晴天で穏やかな気温、準備していた防寒グッズ(カイロ、ネックウォーマー、ダウンジャケット)はどれも不要でした
笑
5合目は大混雑状態(今年の出走者数は7300人だったそうです)
そういえばCerveloはほとんど見かけなかった
ブロンズさえ届かなかった不甲斐なさもあって、さっさと下山することに 笑
下界はさらに良い天気でした
富士スバルライン料金所に到着、時刻は11:06
ここで流れ解散、お疲れ様でした!
SNSのTLには目標のブロンズやシルバーを達成した友人たちの投稿が続々と。。。みなさんおめでとうございます!
また、このような素晴らしいイベントの企画・運営に携わった方々、ボランティアの方々、応援してくれた友人や知り合いの方々、みなさん本当に有難うございました。
5. 反省(失敗の本質)
こうして初めての富士ヒルは、ブロンズにも届かない無残な結果に終わりました。
何がいけなかったのか?
挙げるとキリがないほどですが、一番の敗因は、ズバリ「気の緩み」にあったと思います。
白状してしまうと、レースの前にはブロンズは余裕で取れるだろうとタカをくくっていました。
ZWIFTのアルプも直近で自己ベスト(50分58秒)をマークしていました。
また、Ven-Top(Ventoux KOM)も直近で自己ベスト(1時間17分23秒)をマークしていました。
ZWIFTのヒルクライムで好タイム出していたので油断していたのです。
実走をほとんどやらなかった(というか、コロナ禍以降2年以上ほとんど実走していない)のも、レースを甘く見ていた証拠です。
おまけに、レース直前の1週間は、今さら減量に努めても大して変わらないだろうと、好き放題飲食した結果、体重が一気に2kg近く増えてしまいました。
レースの準備をしたのは土曜日の出発当日の朝、おかげで心拍ベルトやボトルを忘れたり、いろいろ気が抜けていました。
こうして振り返ってみると、ブロンズ取れなくて当たり前、取れると考えていたのが大きな間違いでした(日本の太平洋戦争敗戦と一緒)。
Garmin Connect
ハァ。。。
何だか昨年から実走レースは不甲斐ない結果が続いています。
フルマラソン2戦連続DNF、エクステラDNF、大磯クリテDNF。。。
かつての自分の唯一の持ち味だった、目標達成への「執念」が消えている 笑
まあ。。。悩んでも仕方ないですね、次行きましょう次!
で、次は来月(7月17日)の皆生トライアスロン、久し振りのロングディスタンス。
富士ヒル終わってダラダラしたいけど、もう1か月しかない 笑
ところで、今回のヒルクライムレースで、持久系スポーツ全23種目のうち15種目をクリアしました。
自転車系だと、ブルべ、エンデューロ、クリテリウム、シクロクロス、デュアスロン、トライアスロン、そしてヒルクライム。
最近は実走はMTBばかり、ロードバイクほとんど乗ってません。。。
富士ヒルはまた来年リベンジ確定(ほとんどの種目はそうなのですが 笑)
残りはあと8種目。死ぬまでになんとか全種目制覇を目指します。
富士ヒルお疲れ様でした。
返信削除MONIOさんは全く嬉しくないと思いますが、失礼ながら何度も玉砕されたり失敗される姿に親近感や人間味を感じ、投稿を楽しみにしている自分がいます(笑)
もちろんレース等で勝利されることも期待しています。
KOICHIRO KAMITEさん、ブログ訪問ありがとうございます!
削除いえいえ失礼なんて。。。ホント玉砕や失敗ばかりで自分でも呆れてしまいます。
それでもたまには勝つことも。。。つい先ほどZWIFTレースで勝ちました!笑
今そのブログ書いているところです。よろしければぜひご覧ください。