[映画『ウィロー』の続編ドラマが公開] 34年振りによみがえる伝説のファンタジー映画


34年前の映画『ウィロー』(1988年)の新作ドラマが11月30日から配信開始という嬉しいニュースが届きました!


映画『ウィロー』は、1988年のアメリカのファンタジー映画。ロン・ハワード監督、ジョージ・ルーカスが製作総指揮と原案を務めています。

ジョージ・ルーカス自ら「スターウォーズに匹敵する私の自信作だ!」 と太鼓判を押すほどのファンタジー・アドベンチャーの原点のような映画です。

興行収入的には成功したとは言い難い作品ですが、素晴らしい出来映えの隠れた名作ではと個人的には大好きな映画、DVDも持っています。


ちょうど先日加入したディズニープラスで、34年前の映画『ウィロー』(1988年)のHD版を観ることができました。

新作の配信開始を心待ちにしながら、『ウィロー』を改めて鑑賞して、以下に所感をまとめました。

1. 『ウィロー』

(以下Wikiより引用)

『ウィロー』(Willow)は、1988年のアメリカ合衆国のファンタジー映画。ロン・ハワード監督、ジョージ・ルーカス原案。「モーフィング」の技術が初めて使われた作品である。

ストーリー
小人族の農夫兼見習い魔術師ウィローは、川を流れてきた人間の赤ん坊を拾ってしまう。赤ん坊を人間の世界に送り返す役目を村人から押し付けられたウィローは故郷の村を後に旅に出る。途中、荒くれ者マッドマーティガンや騒がしい妖精コンビを仲間に加え、ウィローたちの旅は邪悪な魔女から世界を救う戦いへと巻き込まれていく。

(引用おわり)

(以下Amazonの商品説明より引用)

商品紹介
【ストーリー】
中世のとある国.世界を救うと予言された赤ん坊が生まれた。予言を恐れた魔女は殺すことを命じるが、難を逃れて河に流される。その赤ん坊を拾ったのは、小人族・ネルウィン人の魔術師見習いウィローだった。
だが、災いの元になる子どもは村では預かれず、ウィローは仲間たちとともに人間族に赤ん坊を返しに行くことに…。
途中であった荒くれ者の人間マッドマーティガンを仲間に加え、ウィロー一行は恐ろしい魔女の市外から赤ん坊を守るべく、大いなる戦いに巻き込まれていく。

【特典内容】
・音声解説:主演ウィロー役のワーウィック・デイビスが、撮影の思い出を振り返る。
・メイキング・オブ・「ウィロー」:世界を仰天させた数々のSFX技術について、ルーカス、スタッフがかたる。また、キャスト陣のインタビューや小人族の村での大がかりなロケ風景も収録。
・魔法のデジタル技術・モーフィングについて(約17分):この映画によって発明され、やがて大きな潮流に姿を変えていくSFXの技術の秘密が明かされる!ジェームズ・キャメロンも特別出演。
・オリジナル劇場予告編
・TVスポット:8種類
・フォト・ギャラリー(約60ぺージ)
・隠しコマンド:ラゼル返信の裏側(約8分)

Amazonより
   舞台は神話と魔法の世界。暗黒の世を救うと予言された赤ん坊を拾った小さき者たちの種族の若者ウィロー(ワーウィック・ディヴィス)は、豪傑マッド・マーティガン(ヴァル・キルマー)たちの力を借りて、妖術使いの悪の女王に立ち向かっていく。
 『スター・ウォーズ』のR2-D2以来、小さきものたちに異様な執着を示し続けるジョージ・ルーカスが製作総指揮、俊英ロン・ハワードが監督したファンタジー超大作。この手の映画にはめずらしいほどにドラマと特撮が巧みに融合しながら進むのは、さすがハワード演出というべきか。
   さらにはチャンバラ・シーンなど盛りだくさんの内容。キャストもそれぞれ魅力的だが、実は赤ん坊がすべての役者を食う愛らしさで、この子の笑顔を観るだけでも必見の作品である。ジェームズ・ホーナーの音楽も、彼のキャリアの中でベストといってもいい出来栄えである。(的田也寸志)

(引用おわり)

『ロードオブザリング』も『ハリーポッター』も、この『ウィロー』が原点で生まれたようなものと勝手に考えています。

以下はオープニングテーマですが、これがもう最高!


主人公のウィローを演じるのは、ワーウィック・デイヴィス。彼は元々小人症であり、身長が107cmしかありませんが、素晴らしい演技力で存在感は抜群。

ワーウィック・デイヴィス

ウィローとコンビを組んで悪党と戦うマッドマーティガンを、ヴァル・キルマーが演じていますが、これがメチャクチャかっこいい!!

ヴァル・キルマー

そして、ヒロイン役のジョアンヌ・ウォーリーは、この作品でヴァル・キルマーと共演したのをきっかけに結婚しました(現在は離婚)。

ジョアンヌ・ウォーリー

しかし。。。何と言っても、この映画の一番の魅力的なキャラクターは、このカワイイ赤ん坊!笑


人懐っこい笑顔でウィローに甘えるかと思えば、身の危険が迫ると不安そうな表情で怯える。。。表情がコロコロと変わって目が離せません!




この女の子(エローラ)が救世主となって世界に平和をもたらすという伝説なんですよね。

救世主が現れて世界を救うというストーリーは古今東西永遠不滅 笑

そして、忘れてならないのが、ジェームズ・ホーナーによる情緒豊かなテーマ音楽。

01 - Elora Danan - James Horner - Willow

これは、一度聴いたら耳に残る永遠の名曲。特に尺八?の入ったあたりからの盛り上がりが感動的でサイコー。

冒険活劇シーンのメインテーマは、シューマンの交響曲第3番「ライン」第1楽章のパクリそのものなんですが、まあいいじゃないか 笑

Willow • Main Theme • James Horner

シューマンの交響曲第3番「ライン」第1楽章はコチラ、名指揮者サヴァリシュ/ドレスデン国立歌劇場管弦楽団でどうぞ!

シューマン 交響曲第三番 - サヴァリシュ ドレスデン国立歌劇場管弦楽団

ほぼ盗作レベルなんですが、ハリウッドの大作でもクラシック音楽をモロにパクった音楽って結構多いんですよね。。。

一番露骨なのは『ライト・スタッフ』のコレじゃないかな?

The Right Stuff Theme

ちょっと聴いただけで、これはモロにチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲でしょ!笑

チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲第1楽章はコチラ、日本が世界に誇るヴァイオリニストみどりさんの独奏でどうぞ(10分15秒から)

Midori • Tchaikovsky Violin Concerto In D Major

さらに驚くことに、音楽を担当したビル・コンティは、この作品『ライト・スタッフ』でアカデミー賞作品賞を受賞しているんですよね。

事実は小説(音楽)よりも奇なり。。。

話を『ウィロー』に戻して。。。

Wikiの解説にもあるように、『ウィロー』は「モーフィング」の技術が初めて使われた作品なんですよね。

モーフィングとは、ある画像や形状から別のイメージへ滑らかに変化させる映像技術のことです。今では当たり前のように使われています。

1988年というと、現在のSFX技術の黎明期で、映画でのCG合成は洗練されたものではありませんでした。

そんななか、ウィローが魔術を使ってトラや鳥に姿を変えさせられてしまったお姫様を元の姿に戻すシーンにモーフィング技術が使われていました。

同じ時期に、マイケルジャクソンの「ブラックアンドホワイト」というシングル曲のPVにもモーフィングが使われています(ビデオの終わりのあたり)。

Michael Jackson - Black Or White

当時理工系の大学院生だった私は、ラボにあったSunのコンピュータで、このモーフィングアルゴリズムのコードを書いて、一つの画像(人の顔)から別の画像へモーフィング処理をやらせたことがありますが、バッチ処理で何時間もかかったのを覚えています。

今ではモーフィング処理なんて、パソコンやスマホでいくらでも瞬時にできてしまう。。。技術の進歩は凄まじいものがありますね。

話があちこち飛んでしまいました。。。

映画『ウィロー』の素晴らしいところは、ファンタジー映画に不可欠な題材 - ヒーロー、ヒロイン、悪役、伝説、冒険、魔法、民衆の力、ロマンス、家族、友情、スペクタクル - それらがこの映画にはギッシリ詰まっていることだと思います。

配給会社がディズニーということもあり、子供と一緒に安心して観ることができるのも大きなメリットですね。

ウィローはAmazon Primeやネットフリックスでは観ることができないのですが、ディズニー・プラスに入会すれば観ることができます。

ちょうど、9月20日15:59まで、今なら1か月199円でディズニー・プラスに入会のキャンペーン中なので、私はさっそく入会してしまいました。


ディズニー・プラスの配信は、英語(日本語字幕)と日本語吹き替え版と選択できるのが良いですね。

新作ドラマは11月30日から配信開始なので、新作ドラマを観るには、1か月の入会キャンペーン終了後も継続して、月額990円を払わなければなりませんが。

2. 新作ドラマ『ウィロー』  

Disney+の新作ファンタジードラマ『ウィロー』は一体どんな内容なのでしょうか?


以下「映画.com」の記事から引用します。

魔法使い見習いのウィローが、仲間たちとともに、邪悪な魔女から世界を救う冒険譚「ウィロー」(88)。勇者たちが剣と魔法を駆使するファンタジックな世界を、当時の最先端視覚効果で描き切った同作は、以降のファンタジー作品に大きな影響を与える伝説の作品となった。34年の時を経て、ディズニープラスのオリジナルシリーズとして製作される「ウィロー」の舞台は、前作から20年後。ウィローたちの活躍で、闇の勢力は王国から追放されたはずだったが、邪悪な気配をまとう新たな脅威が動き出す。再び王国に危機が迫るとき、ウィローと若き冒険者たちの神秘に満ち溢れた旅が始まる。

(引用おわり)


予告編が公開されました!

ウィロー|本予告|Disney+ (ディズニープラス)

主演のウィロー役は前回と同じワーウィック・デイヴィス。ソーシャ役も同じジョアンヌ・ウォーリー。

もちろん34年の歳月で俳優たちは貫録?が増しているでしょうが、トップガンのトム・クルーズと同じく、現役でバリバリ続けてくれるのは嬉しいです。

残念ながらヴァル・キルマーのマッドマーティガンは出演しないようですが、それでも予告編を観ると今から待ち遠しいですね!


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