週末は友人と山梨県の本栖湖までSUPに行きました。
SUP (Stand Up Paddleboard)
とは、サーフボードの上に立って、一本のパドルで漕いで海を進むウォータースポーツの一つです。
本栖湖は富士五湖でもっとも西側にある湖で、水深は121.6mと深く、本州No.1の透明度を誇る湖です。
当日は10月初旬にしては気温も高く、快晴の天気に恵まれ、ベストコンディションでのSUPとなりました。
1. 本栖湖
本栖湖は富士五湖でもっとも西側にある湖です。
(出典:山中湖インフォ)
本栖湖は、本州No1の透明度を誇る湖で、水深は121.6mと富士五湖(山中湖、本栖湖、精進湖、西湖、河口湖)の5つの湖の中でもっとも水深が深いです。
また、本栖湖は、ジェットスキーなど動力船の乗り入れが禁止されており、遊泳も全面禁止されています(ライフジャケット着用での水遊び程度はOK)。
なので、本栖湖のマリンアクティビティは、SUPとカヌーとウィンドサーフィンの3つにほぼ限定されています。
本栖湖が最も水質が良い理由は、エンジンを使用したアクティビティで遊ぶのが原則禁止されていることにあるようですね。
ちなみに、千円札の裏面に描かれている富士山も、本栖湖の湖畔から登山道を登った展望地から撮影された写真をベースに描かれています。
(出典:千円札の富士山を見に本栖湖へ行こう!)
都心からだと、中央高速道路もしくは東名高速道路経由で、約2時間30分から3時間といったところでしょうか。
〒401-0337 山梨県南都留郡富士河口湖町本栖325
河口湖や山中湖のような湖畔沿いの商業施設もほとんどないので、静かな環境でのんびりとSUPを楽しむには絶好の場所ですね。
本栖湖は、湖畔沿いのエントリーポイントは浅瀬なのですが、ある地点からグッと水深が深くなり、また、富士山の地下水が湧いて出来ている為、水がとても冷たいです。
遊泳禁止なのは、そのような理由からなのかもしれません。
2. 当日の朝
本栖湖のマリンアクティビティは、例年だと初夏から9月下旬までくらいがシーズンで、10月に入るとぐっと気温も下がり、水温も低いこともあって、ウェットスーツは必須と言われています。
私たちが訪れた2022年10月2日(日)は、10月初旬にしては気温も高く、運良く快晴の天気にも恵まれました。
10月2日(日)の天気予報
河口湖の宿に前泊し、当日は朝7時過ぎに出発。
朝からドピーカンの天気に恵まれました!(下の写真は途中立ち寄ったコンビニの裏地で撮影)
国道139号線を西に進むと、沿道は豊かな自然の風景に
河口湖から約30分で本栖湖に到着
ドラゴンビーチの無料駐車場、朝からたくさんの車が
ドラゴンビーチ
早速インフレータブルのSUPの準備を
水は意外と冷たくないのでウェットスーツは不要でした
この透明度は感動的。。。浅瀬では、魚がたくさん泳いでいるのが見えるほど
今シーズンから始めたSUP、今日で4回目
時刻は午前9:30、さっそく繰り出しました
浅瀬にはSUPやカヌーがチラホラと
SUPしながら夢中になって写真を撮影 笑
パノラマ写真も
コバルトブルーの水面に太陽の光が反射してキラキラと輝いている
SUPを漕ぎながら撮影を続けていたら。。。
なんと、iPhoneがストラップから外れて水の中にドッポーンと。。。!
透明度が高いので、ユラユラと水没してゆくiPhoneが見える。。。
慌てて足のストラップを外し、パドルをボードの上に置いて、iPhoneの沈んでゆく先に潜りました。
もちろんゴーグルがないので、水中では先が良く見えない。。。
それでも、落とした場所が3mくらいの浅瀬だったのが幸いして、何とか水底に落ちているiPhoneを発見することができました。
また、潜った拍子に取れてしまったヘアバンドも水底に沈んでいるのを発見、こちらも無事に回収。
危なかった。。。
iPhone
SEの保護ケースは100均の安物ですが、下の写真のようにコネクタ部分が保護されるようになっています。
なので、水没したiPhoneは壊れずに済みました。100均のケースありがとう!
3. 本栖湖をぐるっと1周
しばらくは友人と浅瀬でSUPを楽しんでいました。
富士山をバックにビデオを撮ってもらったら、前にいたSUP初心者の人がバランスを崩して水にチン(沈)と!
最初は誰でもこうなります。慣れるとバランスを崩すことはなくなりますが。
で、もう一度撮り直し。。。漕ぐ姿勢が良くないですが 笑
下は友人のお手本、さすがに上手い!
湖面の沖合いには丸いブイが浮いています
ブイの先まで行くのは自己責任ですが禁止ではないので、本栖湖を散策することに
湖の中心部は水深が深く、湖面は真っ青
友人が先導して湖畔沿いに西に進みます
取り残されないように頑張って漕ぐ 笑
が、パノラマ撮影も忘れない
振り返ると富士山は山の陰で見えない
近くの沿岸
ここは以前はモーターボートの発着場だったそうです
自分の影が水底に反射している
半端ない透明度
空には飛行機雲が
ここで休憩することに
停泊、ボードの上に腰を下ろす
SUPボードに括り付けたバッグからランチを
水鳥が湖面に佇んでいる。。。ここは楽園か。。。
ランチを済ませて再びSUP発進、本栖湖いこいの森キャンプ場、ファンビーチを経由して北上
ドラゴンビーチとは反対側の対岸付近(湖の西側)は、山からの吹き下ろしの強い風が吹くため、かなりの向かい風。。。
湖畔沿いも溶岩の岩場だらけで、注意が必要です
湖底も岩だらけ
透明度は相変わらず、SUPと自分の影が湖底に映る
浩庵キャンプ場あたりまで来ると、ようやく正面に富士山が
富士山はやや雲がかかっている
富士山に向かって漕いでいるところ
友人のSUPも、実に上手く撮れた 笑
向かい風が強く、漕がずに止まっていると押し戻されてしまう
本栖レークサイドキャンプ場の沿岸あたりからは、ようやく風もなくなる
そして。。。ようやく出発地点のドラゴンビーチが近づいてきました
無事に帰還、時刻は午後1時30分
本栖湖1周、約10kmのコースを周回、お疲れ様でした!
4. 本栖湖でのSUPレンタル
SUPをレンタルで気軽に体験するのであれば、本栖湖いこいの森キャンプ場(〒409-3105
山梨県南巨摩郡身延町釜額2035)がおススメです。
本栖湖いこいの森キャンプ場
各種レンタルは一律1台につき2時間2000円(1着ライフジャケット付き)、泊りでキャンプ場利用する人には、朝日が昇ってから8:30までの間も2,000円で貸してくれます。
詳しくは、「本栖湖で安くサップレンタルするならここ!本栖湖いこいの森キャンプ場」の記事をご覧ください。
5. さいごに
今日は天気にも恵まれて、最高のSUPを堪能することができました。
SUPの操作にも徐々に慣れてきて、パドルで漕ぐときの力の入れ方のコツが何となくつかめた気がします。
スイムと一緒で、ずっと力を入れて漕ぐのではなく、パドルが真下に来るあたりでグッと力を入れるタイミングが重要。
また、身体の重心を常に中心に意識すると、ボードと足が一体化するような感覚で安定することもわかってきました。これはMTBのダウンヒルに似ている。
しかし、何と言っても、SUPで体験する本栖湖の自然はあまりに素晴らし過ぎて、こんな場所が日本にも残っているんだとエラく感動しました。
秋の紅葉シーズンに、必ずまた来ようと思います(そのときはウェットスーツ必須ですが)。
いやーSUPはホントに楽しい!!
(2023年5月8日 追記)
ゴールデンウィークの連休に、再び本栖湖にSUP行きました。
富士山が冠雪していて10月とはまた違った壮観でした。。。が、まさかの天候急変でドラゴンビーチへの帰路は大変なことに。。。
詳しくは↓を参照ください。
(2023年7月17日 追記)
7月の3連休は、都内で最高気温が37℃まで上がる予報だったので灼熱の東京を脱出、再び本栖湖にSUP行きました!
ドラゴンビーチ
洪庵キャンプ場
富士山を臨む
ドラゴンビーチに帰還
(2023年10月29日 追記)
今シーズン最後の強化練合宿で本栖湖にSUP行きました。本栖湖SUP4回目。
詳しくは↓を参照ください。
(2024年7月25日 追記)
7月の最終週に、SUP初めての友人2人と本栖湖にSUP行きました。本栖湖SUP5回目。
この日の都心の最高気温は何と37℃!酷暑を逃れて本栖湖でのSUPはやはりサイコーでした。
最初はチンに苦しめられた友人たち、下の映像はチン寸前で持ち堪えたシーン
笑
やがて乗り馴れてスタンドアップパドルに!
SUPはやはりサイコーだ
最後は3人で本栖湖をぐるりと1周コースに繰り出しました
午後から急に風が出てきて最後は大変でしたが、何とか無事にドラゴンビーチに帰還、お疲れさまでした!
(2024年8月04日 追記)
先週末に続いて今週末も本栖湖にSUP行きました。今回はSUP初挑戦の友人4人を誘って。SUP伝道者になりつつあります
笑 本栖湖SUP6回目。
初めは恐る恐るでしたが、みんなスタンドアップで漕げるように!
この笑顔!
夫婦で相乗りも
みんなでSUPを心ゆくまで堪能しました。
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