[エクステラジャパン2023参戦記] 4度目のXTERRAに挑戦


オフロードトライアスロン大会のエクステラジャパン2023に参戦してきました。


エクステラジャパンは4大会連続の出走、毎年1人ずつ仲間が増えて今回は3人のMTB仲間と一緒に参戦です。

標高1400mの空気の薄いスイム、難易度の高いMTBコース、冗談のようなトレランコースと、3拍子揃った悶絶レースですが、なんで毎回出続けているのか?笑

日頃のトレーニング不足で不安しかありませんが、果たして無事に帰還できるのか?

1. エクステラジャパン

XTERRA(エクステラ)は、オープンウォータースイミング、MTB、トレイルランニングの3種目を1人の競技者が連続して行う競技で「オフロード版トライアスロン」です。

群馬県の丸沼公園(日光国立公園)の豊かな自然に囲まれた素晴らしい環境で開催されます。


XTERRA JAPANには、2019年、2021年、2022年、2023年と4大会連続での参戦となりました(2020年はコロナで大会が中止)

初参戦の2019年は、単独で参戦して、カットオフ(制限時間)6時間ギリギリのタイムでなんとか完走。

【エクステラジャパン2019完走記】クレイジー過ぎるオフロードトライアスロン XTERRA JAPAN

2回目の2021年はMTB仲間を誘って参戦、コースが長くなったこともあり、ラン2周目でタイムオーバー。

[エクステラジャパン2021奮闘記] 2年ぶりに開催!台風明けのオフロードトライアスロン XTERRA JAPAN

3回目の2022年は、MTB仲間が増えて3人で参戦(Team Tamazon)、無事に3人揃って完走することができました。

そして4回目の今年(2023年)は、MTB仲間がさらに増えて、4人で参戦です。

通常のトライアスロンレースと違って、ロードバイクではなくMTBが必須なので敷居が高いんですよね。

にも関わらず、こうして4人で揃って参戦できる日がやってくるとは感無量 涙

今回エントリーしたのは、例年と同じくフルディスタンス(Swim 1.5km、MTB 25km、Run 10km、制限時間8時間)です。


今年から新たにロングディスタンス(Swim 2.0km、MTB 45km、Run 20km)が種目追加されました。

フルディスタンスのほぼ2倍を、制限時間9時間というメチャクチャ厳しい設定で、まさに強者揃いのレース、地元のBike&Hikeショップでいつもお世話になっている篠崎選手がロングディスタンスでエントリーです。

フルディスタンスは、昨年からカットオフが8時間に延長されたので、完走するだけなら難易度はグッと下がったのですが、屈指のハードさを誇るMTBコースは健在だし、標高が高くて呼吸が苦しい丸沼でのスイムは「魔物が棲んでいる」ので油断はできません。

にも関わらず、今年に入ってMTB実走はほぼゼロの状態。。。おまけに、ZWIFTレースで脚を故障して最近まともにトレーニングできていません。

そんな不安を抱えてのレース参戦となりました。

2. レース前日

今年は全国的に記録的な猛暑となりましたが、レース会場の丸沼高原(群馬県利根郡片品村)も例年よりも遥かに暑い気候。

レース前日の16日(土)の朝6時30分、都心から2台の車に2人ずつ分乗して、丸沼高原に向けて出発。

関越道の渋滞を抜けて、12時30分に現地到着。

今年も素晴らしい天気に恵まれました!


既に初日のレース(キッズ、スプリント、ライトなど)は開始していて、沿道に選手の姿がチラホラと。。。

恒例の出走者リストのパネル、今年はフルディスタンスで男女合わせて約100人が出走、例年より少ないですね


宿泊は、レース会場正面という絶好のロケーションにある環湖荘


会場にはエクステラエキスポの店舗が


今年はエキスポ会場の隣にXTERRAのトラックが設営


ゴールゲート


ここは標高1430mの地点です


受付を済ませて


丸沼の湖畔へ


水温は例年より高めで絶好のコンディション


さっそく4人でMTBコースの試走に繰り出しました


試走は湖畔沿いのシングルトラックを途中まで


MTBが久しぶり過ぎのワタシは一足先に引き返しました 笑

そして、この丸太のセクションを何度か繰り返し練習


丸太の脇のトラックから外れたところをルート取りすれば走りやすいことを発見


MTBが久しぶりなこともあり、今回のレースでは決してムリせず、厳しそうなところはすべて降りて押すつもりです

午後3時、宿にチェックイン、4人部屋

大浴場で風呂に入ったあとは、部屋4人でみっちりと作戦会議 笑

今回の目標タイムを以下のように決めました

Swim 50分00秒
T1 5分00秒
MTB 3時間10分00秒
T2 5分00秒
Run 1時間50分00秒
トータル 6時間00分00秒

前回のタイム6時間39分32秒より40分近く短縮で、6時間切りを狙います

午後6時30分から夕食、明日の健闘を祈念して乾杯!


栄養とカロリーをたっぷり補給(あと少々のアルコールも)


明日の準備を済ませて夜9時30分に就寝、おやすみなさい

3. レース当日(スタート前)

朝5:30起床、絶好の天候に恵まれました!


朝食(午前7:00)のあとはチェックアウトを済ませて現地へ

ナンバリングとスタンプを押してもらいました


バイクラックは場所は自由


MTBが大集結



トランジションの準備を進めます


準備完了


友人の強い勧めで試泳をすることに


絶好のレース日和


最高のコンディションでレースできることに感謝


2年前は命を助けていただいたライフセイバー


レース前に試泳をするのは初めてです


試泳で心拍を上げておくことの重要性を痛感


午前8:00、ブリーフィング


ブリーフィング後、計測チップを受け取り、再び試泳で心拍を上げてスタンバイ

いよいよ9:00のレース開始の号砲を待つのみ

4. スイム(1.5km、49分22秒)

スイムは湖畔のブイを3周回です。

レース開始前の水温は22.5℃と、例年よりもかなり暖かく、ウェットスーツ着用は必須でなくなるほど。

丸沼高原の標高1,430mの薄い空気のせいで呼吸が苦しくなるので「丸沼には魔物が棲んでいる」と言われています。

過去のレースではことごとく呼吸が苦しくなり、マトモに泳げた試しがありません。

2回目(2021年)は、あまりの苦しさにレスキューチューブで命を助けていただいたことも。

なので、今回はレースの1週間前にスイムレッスンを受けてきました。
付け焼刃感は否めませんが、果たしてレッスンの成果を発揮できるか?


空中を撮影用のドローンがブーンと飛び、雰囲気も盛り上がってきました。

午前9:00、レースがスタート


号砲とともに一斉スタートしますが、私は後方でゆっくりと入水、マイペースで泳ぎ始めます。


レッスンのアドバイスを思い出しながら、決してムリせずに息が上がらないことを祈ります。。。

幸いなことに、呼吸は安定して、息苦しさは感じません。

最初のブイをまわって、早くも集団最後尾に近い超スローペースですが、目標の50分をクリアできれば良い。


ゴーグルは曇り止めをつけなかったので、視界は決して良好ではなかったのですが、ヘッドアップしてブイの方向は確認できました。

4ストロークごとにブイの位置を確認するのですが、相変わらず、右に左にと、ランダムに蛇行しまくり 笑

1周回を終えてタイムを確認すると、ちょうど15分でした。


このペースで行けば、スイムは45分であがれるので、目標の50分は余裕でクリアできる。

2周回目からは、時おりバタ足も取り混ぜてペースアップ。

息苦しさを感じることもなく、順調なのは、試泳をやったおかげに間違いない。

2周回を終えてタイムを確認すると、32分でした。

ペースアップしたつもりが、逆にペースダウン 笑

完泳を確信した3周目は、息切れも気にせずに頑張ってさらにペースを上げました。

3周回を終えてタイムを確認すると、45分でした。

スイムアップして、周囲から「頑張って!」と声援をかけていただきました!

ウェットスーツを脱ぎながら、小走りにトランジションエリアを目指します。

トランジションエリアに入ったのが49分22秒、目標の50分を無事クリア。

49分22秒(2023年)
53分40秒(2022年)
54分09秒(2021年)
41分21秒(2019年、1.2km)

相変わらず激遅のスイムですが、毎年着実に速くなってる 笑

5. バイク(25km、3時間40分19秒)

今回のレースでは、胸ベルトの心拍計をスイムから装着して心拍数を記録していました。

スイムアップして、さっそく心拍数をチェックしたところ、170を超えていて想定以上の数値。

3周目でムリしすぎたか。。。トランジション中も息が上がって苦しい。

最初のトランジション(T1)に要した時間は6分50秒でした。

いざスタート!

最初は環湖荘の裏側の2kmのショートセクションです。

ムリせず、少しでもキツイと感じたらMTBを降りて押して先を進みます。

過去3回のレースでは、ムリして突っ込んで転倒するというパターンの繰り返し 笑

とにかく派手な転倒だけは避けたい

MTB(1)

しかし。。。ショートセクションのシングルトラックで派手に転倒 笑

MTB(2)

さっそくいつものヤツをやってしまった。。。

前日の雨でコースコンディションはウェットで滑りやすくなっていたのに油断しました

吹っ飛んだボトルを回収して、気を取り直してMTBにまたがります

スタート地点に戻ってきて、いよいよ湖畔沿いのシングルトラックに突入

MTB(3)

前日の試走で繰り返し練習した丸太のセクションは。。。本番ではクリアできず 笑

丸沼と大尻沼の分岐セクションあたりからは、MTBを降りて押さなければ先に進めません


下り箇所で「ここは滑りやすいので注意してくださいね」とボランティアの方が教えてくれました。


ここはまさに昨年、派手に転倒した場所です!(下は昨年のそのときの映像)

XTERRA Japan 2022

今年は無事に通過、ボランティアの方ありがとうございました!

MTB(4)

MTB(5)

少しでも危険と感じたら迷わずバイクを降りて押して進みました。



にも関わらず、些細な場所でバランスを崩してコケること数回。。。何やってんだか 笑

MTB(6)

コースは、湖畔沿いから国道沿いに変わります

そして。。。忘れもしない、2年前に転倒して2mほど下の国道まで滑落したポイントに 笑


スマホを取り出して記念撮影


下は2年前のブログからの抜粋です

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そしてついに、何てことのない場所で転倒


運の悪いことに、転倒したのは舗装道路から2mくらいの高台の場所、身体はそのまま下の舗装道路まで、壁面沿いにズルズルと滑落。体中が傷だらけに。。。


上の動画で、バイクに固定したアクションカメラが、滑落してゆく身体を記録しています(画面中央上部に白いヘルメットが映ってます)。

脚がガクガク状態で踏み込めずに失速してしまい、バランスを崩したのが原因でした。

そして、転倒の衝撃でサングラスが壊れてしまいました。

幸いにもバイクは倒れた場所に残って、滑落を免れました。


壁面に生えている草木にしがみつき、何とか高台まで這い上りました。

壁面を滑落して手足は血だらけに。。。

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もちろん今回は滑落しないように細心の注意を払って無事にクリア 笑

そして、ようやくシングルトラックセクションが終わり、ジープロード入口のエイドステーションに到着

MTB(7)

エイドステーションでは、冷たいコーラでリフレッシュ


今年のエイドステーションは、冷たい水とスポーツドリンクとコーラだけでなく、補給食も充実していて、とても助かりました。ボランティアの方々ありがとうございました!

そして。。。アクションカメラのバッテリーを交換。本当はそんなことやってる余裕ないのですが 笑

ジープロードの区間の記録はStravaではXTERRA JPN 2019 Double Track Climbという名前のセグメント(5.6km、勾配4%、標高251m)で記録されています。


昨年は2回のジープロードとも33分台でクリアしていたので、今年も頑張って33分台を目指して序盤からガッツリと踏み込み、心拍も170以上で追い込みました。

MTB(8)

序盤の区間は勾配もそこそこあるので、なかなかペースを上げられません。。。

MTB(9)

途中でロングの篠崎さんに追い抜かれ、必死で付いて行こうとしましたが敢え無く断念 笑


ダラダラ登りを20分ほど走ると、いつもの絶景のポイントに到着


スマホを取り出して撮影


少し進むとまた絶景ポイントが


再びバイクを止めて撮影(レース中ですが 笑)


絶景ポイントからは平坦区間なので、ギアを重くしてガチ踏みです

MTB(10)

そして、ジープロード区間を終了

MTB(11)

手元の時計ではこの区間35分と、去年より2分くらい遅いタイムでした

まあ、絶景ポイントで写真なんか撮っていたんで。。。

ここからはダウンヒルの区間

MTB(12)

ダラダラ登りを頑張ったご褒美のダウンヒルではなく、平均勾配がマイナス19%という、ちっとも嬉しくないダウンヒル 笑


昨年は頑張ってなるべくMTBに乗るようにしたおかげで、9分06秒という自己最速ラップタイムでしたが、今年はムリせずに慎重に進みます。

しかし、下りをMTBを降りて進むと、両脚に相当な負担がかかります。

ようやくダウンヒル区間を終えて周回のポイントに辿り着いた頃には、両脚がガクガク状態に

手元の時計でこの区間10分20秒と、転倒がなかったのでまずまずのタイムでした

が、いよいよ足腰がヤバくなってきた

再び2周回目で、シングルトラックを進みますが、ジープロードまでの区間がとても長くツラい。。。

MTB(13)

立ち止まりたい誘惑と戦いながらも、両脚の疲労を少しでも軽減させるために、数少ないMTBに乗れる区間では、全く漕がずにポタリングのスピードで脚を休めることに専念

MTB(14)

そして。。。再びジープロード区間のエイドに到着。

お目当てのコーラは、運良く最後の一杯が残っていました。これが冷えてて超うまかったー!!

冷たい水を頭からかぶってリフレッシュ

エイドの方々に御礼を伝えて、ジープロード区間に突入。

しかし。。。

1周回目と違って、全然加速できない。

勾配が厳しくなると、時速5kmまで落ち込んで、ほとんど歩くスピードと変わらない。

一体どうしたのか??

おまけに、ハンドルを掴んでいる両腕が筋肉痛で我慢できないほど痛み出した。

33分台で走り抜けようと考えていたのに、刻一刻と時間が過ぎるが、絶景ポイントまでも一向に辿り着かない。。。

ようやく絶景ポイントに到着したときには、全身の筋肉が悲鳴を上げている状態で、平坦で踏み込む力も残っていませんでした。

そして、遂に左脚の太ももの裏がブリブリと攣り始めの兆候 笑

結局、ジープロード区間(XTERRA JPN 2019 Double Track Climb)2周目は、まさかの39分もかけてようやくクリア。

  • 39分38秒(2023年9月17日 Lap #2
  • 35分45秒(2023年9月17日 Lap #1
  • 33分41秒(2022年9月18日 Lap #2
  • 33分36秒(2022年9月18日 Lap #1
  • 39分45秒(2021年9月19日 Lap #2)
  • 35分49秒(2021年9月19日 Lap #1)
  • 43分39秒(2019年9月15日 Lap #2)
  • 39分59秒(2019年9月15日 Lap #1)

  • ダウンヒル区間は、両脚が攣る寸前の状態で、MTBを支えるために脚で踏ん張ることができない

    途中までは騙し騙し進むも、最後の激坂区間、バイクと身体が一緒になって滑り落ちるしかない区間

    「オレはなんでこんなツライ思いをしてるんだ??」

    心のなかで悪態をつき始めます。

    どうせバイクと一緒に滑り落ちるしかないんだったら、バイクをまず下に落としてしまったほうがラクなんでは?

    ということで、バイクを谷底に突き落とすという暴挙に 笑


    が、バイクは下り坂の途中で止まってしまい、自分もそのあとにバイクのところまでずり落ちたところ、ボトルが吹っ飛んで紛失しているのを発見 笑

    結局、そのボトルを探すために、せっかくずり落ちてきた激坂を再びよじ登る羽目に。。。

    だんだんやることがメチャクチャになってきた

    MTBを放り投げたりしたらダメですね、反省。。。

    2度目のダウンヒル区間(XTERRA JPN 2021 DH Top-Branch)のタイムは12分11秒と振るいませんでした
    • 12分11秒(2023年9月17日 Lap #2)
    • 10分20秒(2023年9月17日 Lap #1)
    • 12分05秒(2022年9月18日 Lap #2)
    • 9分06秒(2022年9月18日 Lap #1)
    • 13分58秒(2021年9月19日 Lap #2)
    • 12分00秒(2021年9月19日 Lap #1)
    • 15分36秒(2019年9月15日 Lap #2)
    • 11分03秒(2019年9月15日 Lap #1)
    あとはスタート地点に向けて2kmのシングルトラックを残すのみ

    途中、トラック沿いの木に肩を強打したり、バランスを崩して湖畔に滑落しそうになったりしましたが、なんとか凌いで無事に生還

    MTB(23)

    バイクセクションを3時間40分19秒で終了。

    目標だった3時間10分00秒には遠く及ばず、昨年の3時間37分18秒よりも遅かった。

    2023年 3時間40分19秒
    2022年 3時間37分18秒
    2021年 4時間02分04秒
    2019年 3時間33分09秒

    以下はMTBスタートからフィニッシュまでのフル映像(3時間34分)です

    XTERRA Japan 2023 Marunuma - MTB full version

    6. ラン(10km、2時間55分25秒)

    トランジションエリアに戻ってきたのが午後1時20分くらい。

    目標の午後1時05分を15分オーバーで、もはや6時間切りは絶望的。

    カットオフが午後5時なので、完走は問題ないですが、もう何のモチベーションも残っておらず


    というか、このボロボロの身体でランを走り切ることができるのか?

    T2は6分11秒でした

    エイドに立ち寄って、冷たいスポーツドリンクを3杯がぶ飲み

    平年より気温が強いので、水分補給はしっかり行いました


    さっそく湖畔のガレ場を走り(歩き)ます


    途中で先行する友人Kさんとすれ違いました


    ガレ場の次は、激坂トラロープ


    幸い、去年の土砂降りとは違って、今年はトラロープなしでも何とかクリア


    トラロープの先は、昨年からコースが変更で舗装路を下ります

    変電所の柵づたいに狭い橋を渡ります


    丸沼の原生林


    やがて激坂階段が出現


    青いステップに見覚えが。。。これは2019年の大会と同じルートですね

    果てしなく続く激坂階段をハアハアと喘ぎながら登り続けます

    そして。。。ようやく再び舗装路に出ました


    普通に走れる(歩ける)舗装路は嬉しい限り

    やがて、恒例の清流の沢のなかをジャブジャブと進む。。。


    せせらぎの水を両手をすくって水分補給 笑


    後ろからKさんが追い付いてきた


    Kさんは最終ラップであとはゴールするだけ、ニコニコ顔 笑

    対照的にワタシのほうは、両脚がヤラれて疲労困憊


    丸太の一本橋を渡ります


    再び湖畔のガレ場に戻ってきた


    ガレ場沿いに来た道を戻ります、これも今回新しいルート


    そのままスタート地点に戻るのかと思いきや「ここから登り区間です」笑


    環湖荘裏の登り区間、両手で膝を支えながら歩くのが精一杯


    ようやくスタート地点に戻りました!

    エイドに立ち寄って、冷えたコーラでリフレッシュ

    2周目は最終ラップなのであとはゴールするだけ、ワタシもニコニコ顔 笑

    しかし、ここまで両脚の痛みに耐え続けてきた疲れがピークで一刻も早くゴールしたい。。。

    ガレ場、トラロープ、舗装路、激坂階段、原生林、清流、ガレ場、最後の登り区間と進み、いよいよゴールが近づいてきた

    そして。。。ようやくゴール!

    ランはほとんど歩きだったので、10kmを2時間55分25秒もかけてしまいました。

    昨年の6時間39分32秒よりも45分以上も遅れてのゴールでした。

    2023年 7時間25分08秒(制限時間8時間)
    2022年 6時間39分32秒(制限時間8時間)
    2021年 タイムオーバー(制限時間6時間)
    2019年 5時間49分02秒(制限時間6時間)


    先にゴールした友人3人がゴールで迎えてくれて大感激!


    みんな長い間待たせてしまって申し訳なかったです


    ゴール後は満身創痍で、両脚が攣るわ、腹の筋肉が痙攣するわで大騒ぎ 笑

    しばらく休んだあとに撤収作業、その後は環湖荘の温泉でリフレッシュして、会場を後にしました。


    帰りに沼田インター近くのとんかつトミタに立ち寄って、4人でレース後の談笑


    こうして今年もエクステラを終えて、4人ともトラブルなく無事に完走できて何よりでした。

    2019年にはたった一人で参戦したエクステラでしたが、こうして4人揃って参戦することができて、友人たちにも心から感謝です。

    7. 4度目のエクステラを終えて

    早速リザルトが公開されました。

    フルディスタンスは、エントリー101名(うち女子13名)に対して、出走者84名、うち完走者は80名と、完走率は95.2%(対出走比)でした。

     

    3度目のNさんは、5時間17分という自己ベストを大幅に更新してフィニッシュ、圧巻でした。

    2度目のKさんも、前回に続いて6時間切りの好タイムでさすがです。

    そして、今回初チャレンジだったNさんは、走行中に後輪が外れるというアクシデントを乗り越えて、6時間12分というこれまた好タイムで無事に完走。

    みんな本当にスゴイ!!

    ロングディスタンスでは、篠崎さん(モンスターBike&Hike)が見事に優勝で、初代のチャンピオンに!おめでとうございます!

    そして、同じズイフトチームTMRのTomoyoさんは、4時間49分という凄過ぎのタイムで参加女子中トップ、おめでとうございます!

    やっぱTMRはツヨツヨ揃いだった 笑

    エクステラも4回目となると知り合いも増えて、大会期間中やレース中にも何度か声をかけてもらったりしました。

    エクステラはまさに究極の非日常体験イベントですね!

    しかしこんな過酷なレースになんで毎年出続けているのか?笑

    レース中はいくら悶絶して苦しんでも、レースが終わってしまえば楽しい記憶しか残らないというのがいつものパターンですが、今回はさすがに参りました。

    それでも、天候にも恵まれ、友人と一緒に笑顔で完走できたのは最高の想い出になりました。

    来年(2024年)のエクステラジャパンは、5月18/19日(根の上高原)、8月24/25日(丸沼)で開催が決定しています。

     

    最後に、大会運営関係者の方々、ボランティアの方々、沿道で応援してくださった方々、そしてエクステラファミリーの皆さま、素晴らしいイベントをどうもありがとうございました。


    [エクステラジャパン2021奮闘記] 2年ぶりに開催!台風明けのオフロードトライアスロン XTERRA JAPAN

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