久し振りのnanacoネタです。
税金のコンビニ支払いに、現金ではなくnanacoを使って、ポイント(リクルートポイントとnanacoポイント)を最大限に貯める方法を紹介します。
リクルートカード2枚とセブンカードプラス1枚があれば、最大25万円までの税金支払いで、2,420円(還元率0.92%)がキャッシュバックされます。
セブンカードプラスの新規カード発行にa8.netのセルフバックを利用すれば、さらに4,500円のキャッシュバック。
以下に手順をまとめました。
1. nanacoのポイント還元の変遷
nanacoは公共料金や税金のコンビニ払いに唯一対応している電子マネーで、チャージに高還元率のクレジットカードを組み合わせれば大きなキャッシュバックを得ることが可能です。
nanacoカードは、かつては、高還元クレジットカードと紐づけることで脅威の高還元を実現できる神カードでした。
今から8年前の2015年頃には、複数枚のnanacoカード(プラスチックカード)とJACCSの漢方スタイルクラブカード(還元率1.75%)の組み合わせが史上最強を誇っていた時代がありました。
その後、漢方スタイルクラブカードの改悪とともに、ポイント還元できるクレジットカードは、リクルートカードや、ゲゲゲの鬼太郎カードなどごく一部に制限されてしまいました。
例えば、以下のブログ記事では、山陰信販の発行するゲゲゲの鬼太郎カードを紹介しています。
このカードを使って、誕生日月の還元率5.0%をnanacoのクレジットチャージに適用すると、例えばnanacoカードを10枚準備しておけば、それぞれのカードに5万円チャージで合計50万円、その5.0%で2万5千円ものキャッシュバック(正確にはJCBやVISAのギフトカード)を享受することができました。
当時のゲゲゲの鬼太郎カードは、まさに「nanacoチャージ出来るうえ還元率5%を越える世界最高のクレジットカード(たぶん)」でした。
しかし、その後の度重なる改悪のせいで、このようなメリットはことごとく改悪されてしまい、nanacoを使う意義はほとんど薄れてしまいました。
その後、2021年10月にはnanacoがApple Payに対応し、セブンカード以外からのチャージにも対応するようになり、再びnanacoを使うメリットが生まれたのです。
そして今回、リクルートの発行する一部のリクルートカードが、ApplePay対応でnanacoにチャージして、なおかつクレジットチャージにも(ある条件で)ポイントが付与するクレジットカードとして注目されています。
必要なものは、以下のとおり。
- nanacoアプリをインストールしたスマートフォン
- リクルートカード(MasterCard)
- リクルートカード(JCB)
- セブンカードプラス
- a8.netへの会員登録
5は必須ではありませんが、クレジットカード新規作成をa8.netのアフィリエイト経由で申し込むと、セルフバック(キャッシュバック)を受けられるのでおススメです。
以下にそれぞれの手順を紹介します。
2. nanacoアプリをインストールしたスマートフォン
iPhoneにnanacoアプリをインストールします。
手順など詳しくは以下のブログを参照ください。
3. リクルートカード(MasterCard)
リクルート社の発行するリクルートカード(MasterCard)を作ります。
リクルートカードは入会金・年会費無料のカードですが、国際ブランドがJCB, VISA, MasterCardの3つから選択することができますが、まずはMasterCardを選びます。
リクルートカード(MasterCard)は、通常1.2%のポイント還元がつきます。
というのも、Apple Payでcanacoにチャージできるのは、JCBとMasterCardブランドのリクルートカードだけで、VISAブランドは対応していないからです。
カード発行の申込みは、リクルートカードの公式サイトではなく、三菱UFJニコスの公式サイトです。
4. リクルートカード(JCB)
今度は、リクルート社の発行するリクルートカード(JCB)を作ります。
リクルートカード(JCB)も、通常1.2%のポイント還元がつきますが、リクルートカード(MasterCard)と違い、ApplePayでのnanacoチャージに対しては、0.7%の低いポイント還元となるのが注意点です。
カード発行の申込みは、三菱UFJニコスの公式サイトではなく、リクルートカードの公式サイトです。
申し込み時には、MasterCardと同じリクルートカードIDを利用すると、リクルートポイントからPontaもしくはdポイントへ移管する手続きのときに便利です。
5. Apple Payでチャージ
上記クレジットカードが準備できたら、Apple Payでリクルートカード(MasterCard)とリクルートカード(JCB)でチャージをします。
Apple Payでのチャージ手順は以下のブログを参照ください。
リクルートカードを使ったApple Payでのnanacoチャージにはいくつか留意点があります。
まず、Apple Payでのnanacoチャージは、一日30,000円が最大限度(スマホ1台につき)なので、以下のような手順を踏む必要があります。
また、リクルートカード(MasterCardとJCB共通)でリクルートポイント対象となるチャージ額の上限は、それぞれ月間30,000ポイントまでとなっています。
ややこしいのですが、月間というのは、月初から月末までではなく、16日から翌月15日までの1か月間になっています。
なので、チャージ作業は、以下のように、16日から翌月15日までの間の4日間をはさんで行う必要があります。
x月14日:リクルートカード(MasterCard)で30,000円をnanacoにチャージ(1.2%で360円の還元)
x月15日:リクルートカード(JCB)で20,000円をnanacoにチャージ(0.5%で100円の還元)
チャージが完了したら、セブンイレブンの店舗で残高確認をして、センター預かり金額(50,000円)を反映させる
x月16日:リクルートカード(MasterCard)で30,000円をnanacoにチャージ(1.2%で360円の還元)
x月17日:リクルートカード(JCB)で20,000円をnanacoにチャージ(0.5%で100円の還元)
以上の4日間のチャージ作業で、Apple Payに登録したnanacoに30,000円+20,000円+30,000円+20,000円で合計100,000円のチャージが完了します。
100,000円のチャージで、360円+100円+360円+100円で合計920円分のポイントが溜まります(平均還元率は0.92%)。
溜まったリクルートポイントは、Pontaもしくはdポイントへ移管することができますが、MasterCardとJCBでリクルートIDが異なっていると、同じPontaやdポイントへの移管はできないので注意が必要です。
10万円未満の公共料金支払いであれば、このnanacoを使えば問題ないのですが、10万円以上の場合には、2枚のリクルートカードでのチャージ(ポイント対象分)ではこれが限界です。
そこで、次に紹介するセブンカードプラスが必要になってくるのです。
6. セブンカードプラス
セブンカードプラスは、JCBが発行するnanacoカード一体型のクレジットカードです。
紐づけされているnanacoへのクレジットチャージは1.0%の還元ですが、リクルートカードと違い、月間の上限額がありません。
なので、1.0%の還元で、最大100,000円と、オートチャージ機能(nanaco残高が事前に設定した金額以下になると、自動的にチャージされる仕組み)を利用すれば、オートチャージ最大30,000円分を足して、1枚のnanacoカードで最大130,000円のチャージが可能となります。
オートチャージで気を付けなければいけないのは、クレジットチャージを実行した日には、オートチャージができない(実行されない)という点です。
130,000円のチャージ額に対して、1.0%の還元率なので、1,300円分のnanacoポイントが付与されます。
溜まったnanacoポイントは、nanacoチャージ残高に同額で移管することができます。
これを、前述のApple Payに登録したnanacoにチャージした100,000円と併用することによって、一度の支払いで、100,000円+130,000円=230,000円の税金支払いが可能に!
固定資産税や自動車税、国民健康保険や住民税も全部セブンイレブンでnanacoでの支払いにすると、驚くほどの還元額になります。
ちなみに、公共料金や税金のコンビニ払いは、支払い額の上限が30万円となっています(それ以上だとバーコードが付かない)。
nanaco合計230,000円のチャージに対して付与されるポイントは、リクルートカードの920円分のリクルートポイントと、セブンカードプラスの1,500円分のnanacoポイントの合計で、2,220円となります(平均還元率は0.97%)。
溜まったポイントはPontaポイントやdポイントに移行できます。
現金支払いの還元率0%と比較すると、還元率0.97%は決して悪くないと思います。
セブンカードプラスの新規申込みは、次のa8.netアフィリエイト経由をおススメします。
7. a8.netへの会員登録
a8.netのセルフバックについては以前のブログで紹介しました。
A8.netのセルフバック(自己アフィリエイト)でクレジットカードを作ると、短期間で10万円くらいの成果報酬を得ることができます。
セブンカードプラスをセルフバックを利用して新規申込みすると、4,500円のキャッシュバックが付いてきました。
8. まとめ
リクルートカード2枚とセブンカードプラスがあれば、最大25万円までの公共料金や税金の支払いで、2,220円(還元率0.97%)がキャッシュバック。
さらに、セブンカードプラスの新規カード発行にa8.netのセルフバックを利用すれば、4,500円のキャッシュバック。
これを夫婦2人でやれば、6枚のクレジットカードで、
(2,220円 + 4,500円)x 2人 = 13,440円
のキャッシュバックとなりますね。
セブンカードプラスとnanacoについては、こちらのサイトにも詳しい紹介があります。
以上、nanacoを上手く利用することで、共料金や税金支払いでキャッシュバックを享受することができる話でした。
コメント