平成元年~令和5年までの35年間 (1988 - 2023)
を振り返って、自分の趣味史としてまとめてみました。
私自身もそろそろ定年後を見据えてライフプランを真剣に考えるべきと思い、父と一緒に自分史づくりに着手することに。
ただし、仕事やプライベートを含めた自分史は、ブログで公開するのはちょっとアレですよね。
なので、自分史の趣味のトピックを中心に、元号が平成に変わった1989年からの過去35年間を時系列に整理してみました。
1. 1989年(平成元年)
1989年1月7日の天皇崩御で、時代は昭和から平成に変わりました。
[注:国内/海外10大ニュース表は、時事通信社の平成を振り返る10大ニュース(1989~2018)からの引用です]
1989年10大ニュース
夏休み、個人旅行で中東(エジプト、トルコ、イスラエル)を2週間旅行したのがハイライトでした。
イスラエルでは、エルサレムからバスで砂漠を横断して南端の港町エイラットまで遠征しましたが、観光客は一人だけで、あとは全員軍人でした。
当時から人が普通行かないところに旅行してる 笑
この頃はゴルフに良く行きました(今ではすっかり止めてしまいましたが)。当時のスコアを調べたら90台でラウンドが4回あったので、まずまずの腕前だったのでは?
2. 1990年(平成2年)
時代はバブル最盛期、海外では湾岸戦争や東西ドイツ統一など、世界が大きく動いた年でした。
1990年10大ニュース
有給休暇を取って、今度は中米(メキシコ、コスタリカ、グアテマラ)を旅したのがハイライトでした。
メキシコシティに行くのに、エルパソから真夜中に徒歩でスーツケース引きながら国境の検問を通ってシウダーファレスに越境しました。
映画レビューに書いた通り、シウダーファレスは2000年代には治安が悪化して「戦争地帯を除くと世界で最も危険な都市」になった街です。
また人が普通行かないところに旅行してる 笑
コスタリカでは、荒波の太平洋で泳いでいたら溺れて沖に流されてしまい、友人に救助してもらって一命を取り留めました。
人生で最も死の淵に近づいた年でした。
3. 1991年(平成3年)
4. 1992年(平成4年)
バブルが弾けて不況が深刻化、日本経済の衰退が始まった年でした。米国では民主党のクリントン政権が誕生しました。
1992年10大ニュース
ニューヨーク(マンハッタン)生活の始まりがハイライトでした。
生まれて初めての一人暮らし&ニューヨーク生活は、刺激に満ち溢れていて、当時は何もかもが光り輝いていました。
5. 1993年(平成5年)
国内では細川連立内閣が発足、ロシアではエリツィン大統領が反体制派を武力鎮圧しました。
1993年10大ニュース
夏にはヨーロッパ(17か国)をバックパッカー旅行したのがハイライトでした。
ツアーでロシアとウクライナにも行きました。
ロシアから戻った直後にモスクワで武力蜂起が発生、モスクワ官邸(上の写真)が砲撃で炎上しているのをニュースで見たときは衝撃でした。
また、NFL(アメリカンフットボール)の魅力に取り憑かれ、その後25年間で(TV観戦含めて)1000試合以上観戦するほどハマりました。
6. 1994年(平成6年)
円高が加速して戦後初の100円を突破しました。またこの年は記録的な猛暑となりました。
1994年10大ニュース
ニューヨーク生活を終えて日本に帰国する直前に、ヤンキースタジアムでピンク・フロイドのライブを観たのがハイライトでした。
当時日本では珍しかったスノーボードやローラーブレードを始めたのもこの頃です。
帰国後は、普通のサラリーマン生活に戻り、朝の通勤ラッシュ、毎日延々と続く残業など、逆カルチャーショックで適応障害してました
笑
7. 1995年(平成7年)
1月には阪神大震災、3月にはオウム真理教による地下鉄サリン事件と、社会を揺るがす大事件が立て続けに発生しました。
マイクロソフトのWindows95が発売され、パソコンブームとインターネット時代が到来しました。
1995年10大ニュース
Gateway2000のタワー型パソコンを購入、モデムでインターネットにつないだり、ハードウェアをカスタマイズしたりして遊んでました。
8. 1996年(平成8年)
村山首相が退陣して自民党が復調、橋本政権が発足しました。
1996年10大ニュース
電子ピアノを衝動買い、MIDI端子でパソコンと繋いでDTM(もどき)を始めた年でした。
9. 1997年(平成9年)
国内では山一證券が自主廃業するなど景気後退が続く一方、米国は景気拡大でダウが8000ドルを突破しました。
1997年10大ニュース
ラスベガスのカジノでブラックジャックにハマったのがハイライトでした。
その後も、何度となくカジノには通い詰めましたが、幸いにもギャンブルで身を破滅させることはありませんでした。
10. 1998年(平成10年)
長野冬季五輪、サッカーW杯日本初出場、MLBではホームラン記録更新など、スポーツに沸いた1年でした。
1998年10大ニュース
仕事とプライベートの両面で充実していたのがハイライトでした。
サッカーW杯の日本の3連敗は残念でしたが、サッカー経験がある人ならば、当時のJリーグのレベルでは世界に到底勝てないことは十分に予想できたと思います。
11. 1999年(平成11年)
欧州で新通貨ユーロが誕生、米国は景気拡大でダウが11000ドルを突破しました。
1999年10大ニュース
ダーツにハマり、毎晩のようにダーツバーに通ってました。
12. 2000年(平成12年)
米国では共和党のブッシュ政権が誕生、ロシアではプーチン大統領が誕生しました。
2000年10大ニュース
投資を本格的に始めたのがハイライトでした。
株式、債券、先物、オプション取引、などなど、あらゆる金融商品に手を出しました。
一方、クレジットカードを活用したお金の節約術にもハマりました。
また、関西方面への出張が増えて、京都に立ち寄る機会も増えました。
13. 2001年(平成13年)
同時多発テロ事件が発生、炭疽菌感染の事件も起こり、無差別テロが世界を震撼させました。また、IT
バブルが崩壊して米国経済が景気後退に陥った年でした。
2001年10大ニュース
仕事と趣味と結婚準備のトリプルパンチで人生で一番忙しかった年でした。
僅かな暇を見つけて友人と京都に行ってお茶屋遊びに興じました。
14. 2002年(平成14年)
日経平均はバブル後最安値(8650円)を更新、デフレ不況で景気後退が一層進みました。
2002年10大ニュース
結婚したのがハイライトでした(趣味とは違いますが)。
結婚式と披露宴は、演出に拘り過ぎて準備段階から疲労困憊、友人や親族には好評でしたが、ハネムーンは夫婦で単なるリハビリ旅行でした。。。
ちなみに、披露宴で配布した式次第の自己紹介には「趣味:仕事」と 笑
15. 2003年(平成15年)
ロシアやイスラエルで爆弾テロが多発、中国で新型肺炎(SARS)が流行するなど、引き続き世界情勢が不安定な年でした。
2003年10大ニュース
長女誕生で、結婚生活と育児に追われ、趣味に時間と金を費やしている余裕はありませんでした 笑
ヘンデルの「調子の良い鍛冶屋」の楽譜を買ったことをなぜか覚えています。
16. 2004年(平成16年)
米大統領選では共和党のブッシュ氏が再選されました。
2004年10大ニュース
夏休みに家族旅行で北海道(富良野/美瑛)に行ったのがハイライトでした。
この頃は暇さえあればいろいろな本を読み漁っていました(年間100冊くらい)。
17. 2005年(平成17年)
18. 2006年(平成18年)
荒川静香がトリノ五輪で金メダルを獲得してイナバウアーが流行りました(日本人選手のメダル獲得はこの金メダル1つだけ)。
2006年10大ニュース
PCオーディオという沼にハマり出したのがハイライトでした 笑
19. 2007年(平成19年)
安倍首相が突然辞任、米国ではサブプライム問題が発覚した年でした。
2007年10大ニュース
メキシコ人の友人の娘の成人式(キンセアニェーラ)に招かれて妻と娘と一緒にメキシコに旅行に行ったのがハイライトでした。
ダイエット目的で何となくジョギングを始めた年でもありました。
これがその後、フルマラソン、トライアスロン、アイアンマンにまで発展するとは、このときは知る由もありませんでした
笑
20. 2008年(平成20年)
リーマンショックで金融危機が世界に波及、日経平均はバブル後最安値の7162年まで下がりました。
2008年10大ニュース
フルマラソンに初挑戦したのがハイライトでした。
初マラソンでサブフォーを狙いましたが、4時間12分29秒と目標達成ならず。。。ゴール直後は倒れて病院に搬送されてしまいました。
21. 2009年(平成21年)
民主党が圧勝して政権交代、世界同時不況で日本もGDP成長率が2桁マイナスとなり、企業のリストラが吹き荒れた1年でした。
2009年10大ニュース
2度目のフルマラソンで3時間56分06秒(ネットタイム)でサブフォー達成したのがハイライトでした。
22. 2010年(平成22年)
ギリシャなど欧州債務危機が拡大しました。また、中国のGDPが日本を抜いて四半期ベースで世界2位になった年でした。
2010年10大ニュース
夏休みに家族旅行で訪れた石垣島で、泳いでいるマンタに遭遇したのがハイライトでした。
海底を泳ぐマンタ
前年のサブフォー達成で燃え尽き、習慣だったジョギングを止めてしまいました。
ガラケーからiPhoneに乗り換え、Facebookを始めたのもこの頃です。
23. 2011年(平成23年)
3/11に東日本大震災が発生、原発事故で日本は大変な事態になりました。円高が加速して10月31日には1ドル=75円32銭を記録しました。
2011年10大ニュース
新築マイホームを建てたのがハイライトでした(家づくりも趣味ですね)。
再びジョギングの習慣を復活、年間1000km走りました。
24. 2012年(平成24年)
2月には、過労から仕事中に意識を失って倒れてしまい、救急車で病院に搬送されました(幸いにも精密検査の結果異常ナシ)。
念願のホームシアターで3D映画を鑑賞したり、サラウンドでハイレゾ音楽を聴いたりと、オーディオビジュアルにどっぷりと漬かった1年でした。
ジョギングの頻度は週1回と大幅に減り、体重は増えてしまいました。
25. 2013年(平成25年)
アベノミクスが本格始動し、黒田日銀総裁が消費者物価上昇率を2%に引き上げる「異次元の金融緩和」が開始した年でした。当時は1ドル80円という信じられない超円高でした。
2013年10大ニュース
『トライアスロンはじめました』を偶然読んだのがきっかけで、トライアスロンに挑戦することを決心したのがハイライトでした。
著者の野中さんとはその後トライアスロン大会を通じて知り合いになり、今では同じチームで一緒に走ったり泳いだりしています。
11月にはトライアスロンのために初めてのロードバイク(cervélo
S2)を購入。
そして、11月にはブログ「モニオの部屋」を開設。
記念すべき最初のブログ投稿は、【MuBoxでPCオーディオ】という記事(2013年11月26日投稿)でした。
26. 2014年(平成26年)
初めてのトライアスロン大会を無事に完走(2014年5月18日)したのがハイライトでした。
また、高校卒業以来30年ぶりの同窓会が開催、卒業生360名のうち半数近くの170名が出席という盛況で、旧知の友との親交を再開する良い機会となりました。
27. 2015年(平成27年)
東芝不正会計の発覚で、パソコンなど不採算事業の見直しが進むなど東芝の凋落が始まった年でした。NECや富士通、ソニーなど国内の主要パソコンメーカーも事業から撤退や外資系への売却などが進みました。
2015年10大ニュース
目標だったアイアンマンを完走(2015年8月18日)したのがハイライトでした。
トレランやウルトラマラソンなどさまざまな持久系スポーツにも挑戦、新しい友人も増えました。
また、30年振りにピアノを再開、年末にはバッハコンクールにも出場しました。
28. 2016年(平成28年)
趣味史としては、特にハイライトのない年でした。
ヤフオクで使っていないオーディオ機器を次々と断捨離し、オーディオ趣味からの脱却が始まりました。ブログもオーディオの投稿が徐々に減っていきます。
28. 2017年(平成29年)
この年も大きなハイライトはなく、娘たちの成長を記録した15年分のホームビデオを動画編集してブルーレイディスクを作成したくらいでしょうか。
次女と一緒に育てたカブトムシの育成日記をブログにまとめたところ、アクセスがどんどん増えて、一時期は「カブトムシ、羽化」で検索するとGoogleのトップに出てきました。
30. 2018年(平成30年)
この年から、年末に1年の総括をブログ記事にまとめるようになりました。
毎週末は次女と一緒にライトセーバー教室で修行
Lightsaber Fighting with my daughter
自宅でもジェダイチャレンジで修行 笑
31. 2019年(令和元年)
以下は、2019年の総括のブログ記事です。
持久系スポーツの完全復活がハイライトでした。
中高同級生の親友と珠洲トライアスロン大会へ参戦(2019年8月26日)。
初めてのマウンテンバイク(MTB)を購入して挑んだエクステラジャパンへの参戦(2019年9月16日)。
そして、持久系/耐久系スポーツの幅が一気に広がり、(勝手に選んだ)全23種目を走破することが生涯の目標となりました。
全23種目の進捗状況(随時アップデート中)
ひょんなことでインコのお世話をすることになったのも、2019年のハイライトのひとつです。
32. 2020年(令和2年)
以下は、2020年の総括のブログ記事です。
ロードバイクの室内トレーニングとしてオンライン・バーチャルサイクリングのZWIFT(ズイフト)を始めたのがハイライトでした。
コロナ禍で自宅で過ごす時間が増え、ZWIFTだけでなく、Beat
Saber(VRゲーム)や、ショパンのピアノソナタ第3番を弾いたり、手料理を始めたりしました。
究極のオーディオシステムも完成 笑
ブログは累計アクセスが100万PVを突破した記念すべき年となりました。
33. 2021年(令和3年)
コロナ禍の収束の見通しがないなかで、コロナで1年延期となった東京五輪・パラリンピックが7月から9月にかけて開催されました。また、岸田内閣が発足し、新型コロナ対策と経済再生の両立という「新しい資本主義」の実現を掲げました。
以下は、2021年の総括のブログ記事です。
6つの実走レースに参戦したことと、ZWIFTではTMRチームに加入して、年間100戦以上のレースに参戦、5勝を挙げたのがハイライトでした。
長女が大学生になり、次女も中学生になって、20年続いた子育て期間は一段落しました。
34. 2022年(令和4年)
以下は、2022年の総括のブログ記事です。
人生2度目のアイアンマンを完走した(2022年10月19日)のがハイライトでした。
3年目に突入したZWIFTでは年間200戦以上のレースに参戦して9勝を挙げ、Classicsシリーズ(全7戦)ではBカテ国内総合3位になりました。
また、思い立って12月から絵画教室に通い始めました。
一方で、2020年のコロナ禍以来、飲み会の機会が激減したこともあり、アルコールを全く飲まなくなりました。
オーディオ趣味は完全に終了、テレビは一切見ず、ゴルフもゼロ、Facebookも休止に。
ブログの累計アクセスは200万PVを突破しました。
35. 2023年(令和5年)
都心の自宅と富士山麓の別荘の2拠点生活を始めたのがハイライトでした。
将来を見据えながら、避暑も兼ねて富士山麓での生活を今後本格化させる予定です。
トライアスロンやZWIFTなど持久系スポーツは相変わらずアクティブに。
36. これからの趣味人生をデザインする
過去35年の趣味史を踏まえて、では、これからの趣味人生をどうデザインするか?
以前、2024年以降の目標を5つ挙げました(2022年の総括のブログより)。
- 60代で人生3度目のアイアンマンを完走する
- 持久系/耐久系スポーツ全23種目を制覇する
- スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラを夫婦で巡礼する
- 昔のバンド仲間とEL&Pの「庶民のファンファーレ」を演奏する
- バッハコンクール全国大会に進出して入賞する
「人が普通やらないことを敢えてやってみる」という自分の原点を忘れずに、これからも新しい趣味を見つけたいと思います。
持久系スポーツはいつまで体力が続くかわかりませんが、ブログや絵画、ピアノといった趣味は歳を取っても続けられるでしょう。
あ、金稼ぎや立身出世のこともちゃんと考えないとですね 笑
以上、平成元年~現在 (1988 -
2023)までの自分の趣味をまとめてみました。
順に列記すると
天体観測
映画鑑賞
音楽鑑賞
ピアノ
テニス
スキー/スノボ
麻雀
旅行
ゴルフ
パソコン
スポーツ観戦(NFL)
読書
寺巡り
ギャンブル(カジノ)
投資
マラソン
オーディオ
ブログ
トライアスロン
ゲーム(ジェダイチャレンジ, BeatSaber)
MTB
ペット(インコ)
ZWIFT
SUP
絵画
という感じでしょうか(太字は現在進行中)。
自分史制作所のサイトによると、専門のリサーチ機関が20~50代の男女に行なった「趣味に関するアンケート調査」は以下のとおりだそうです。
【男性】
1位 スポーツ 30.2%
2位 読書 15.6%
3位 パソコン・ネット 15.2%
4位 旅行 12%
5位 音楽鑑賞 10.4%
6位 映画鑑賞 10.2%
7位 車/バイク 10.1%
8位 ゲーム 9.6%
9位 ギャンブル 8.8%
10位 スポーツ観戦 7.5%
趣味はない 2.1%
【女性】
1位 読書 21.7%
2位 旅行 16.3%
3位 音楽鑑賞 14.6%
4位 料理 14.5%
5位 ショッピング 13.8%
6位 映画鑑賞 12.5%
7位 パソコン・ネット 11.3%
8位 スポーツ 8.8%
9位 グルメ 7.9%
10位 手芸・裁縫 7.5%
趣味はない 2.5%
料理、釣り、写真、登山、野鳥観察、家庭菜園、囲碁/将棋。。。趣味の世界は無限に拡がります。
これ以上趣味が増えると時間もお金も足りませんが 笑
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