今日はMyWhooshというオンラインバーチャルサイクリングアプリのグループライドMy Bunch - Sands of Time (Arabia)に初参加しました。
MyWhooshはZWIFTと同じカテゴリのサービスなのですが、すべて無料で利用できます。
ZWIFTのサブスクリプション値上げで一気に注目されているMyWhoosh、インストールはスムースにできたので、早速レースに参戦しようかと。
で、良く確認もせずに、最初に画面に出てきたイベントがスタート間近だったので、慌てて参加。
てっきりレースかと勘違いして、MyWhooshデビュー戦で勝ってやろうとやる気満々で挑みました
笑
慣れないインターフェースに苦労しながら、心頭滅却でFTP更新するほどの限界突破。
レースじゃなくてグループライドだと知ったのは、トップでフィニッシュした後でした
笑
まあとにかく。。。以下にMyWhooshのインプレを記します。
MyWhoosh(マイウーシュ、で発音合ってる?)は、アクタル・ハシュミという投資家/起業家によって2019年にUAE(アラブ首長国連邦)に設立された会社のサービスです。
国際自転車競技連合 (UCI) とeスポーツ選手権の3年契約を締結しているようです。
詳しくは以下のWikiの翻訳を参照ください。
MyWhoosh は、UAE を拠点とする仮想サイクリング
プラットフォームです。[1][2][3]これは、ユーザーが仮想世界で対話、トレーニング、競争できるようにする大規模マルチプレイヤーの仮想サイクリングおよびプログラムです。[4][5][6][7]
このプログラムには、選手をアラビア、コロンビア、オーストラリア、ベルギーなどの都市に紹介するように設計された乗り物を含む
730 を超えるワークアウトとレースのオプションがあります。
歴史
MyWhoosh
は、首長国連邦を拠点とするビジネスマン、投資家、起業家であり、現在は UAE
を拠点とする多くのテクノロジー企業の CEO であるアクタル・ハシュミによって
2019
年に設立されました。同社はアブダビに本社を置いています。これは、屋外サイクリング用の仮想サイクリング
ソリューションとして開発されました。[8][9][10][11]。
これは、参加者がトレーニング目標を追求し、オンライン
イベントに参加し、携帯電話やデスクトップからアクセスできる仮想環境を体験できる、無料でプレイできるゲームとして設計されました。[12][13]。
MyWhoosh は長年にわたり、毎週のサンデー レース クラブ
シリーズなど、毎月の賞金総額が 90,000
ドルを超える多くのイベントを主催してきました。 2023 年 4 月、MyWhoosh
は自転車 e スポーツ史上最高額の 100 万ドルを支払った [14] [15]。
2023 年、MyWhoosh は今後 3 年間、国際自転車競技連合 (UCI) から E
スポーツ世界選手権を主催する権利を与えられました。また、ワールドツアーUAEチームエミレーツとそのライダー、タデイ・ポガチャルの公式屋内サイクリングプラットフォームでもある[16][17]。
ゲームプレイ
MyWhoosh は、現実世界のサイクリング
シナリオと課題をシミュレートする、無料でプレイできるオンライン
サイクリング
ゲームです。このゲームを使用すると、ユーザーは独自の仮想サイクリスト、自転車、服装を作成およびカスタマイズし、レース、ツアー、グループライドなどのさまざまなオンライン
イベントに参加できます。
このゲームでは、ユーザーが音声またはテキスト
チャットを通じて他のプレイヤーとコミュニケーションしたり、クラブやチームを結成したりすることもできます。このゲームは、速度、パワー、心拍数、ケイデンス、距離、消費カロリー、時間など、ユーザーのさまざまなフィットネス指標を追跡および記録します。
によると、UAE(アラブ首長国連邦) を拠点とする仮想サイクリング
プラットフォームです。これは、ユーザーが仮想世界で対話、トレーニング、競争できるようにする大規模なマルチプレイヤーの仮想サイクリングおよびプログラムです。
(Wikinの翻訳おわり)
オンラインバーチャルサイクリングの世界はZWIFTの一人勝ちですが、今後はこのMyWhooshだけでなく、RouvyやKinomapといったサービスも含めてどのプラットフォームが主流になるのでしょうか。。。
どのサービスにしても、自分の知り合いが果たしてどのサービスを使っているかという、コミュニティプラットフォームのほうが影響があるのは間違いないですね。
2. インストールと設定(Windows版)
MyWhooshは日本語版はないのですが、インストールはスムースで特に大きな問題はないと思います。
Windows版はMicrosoft Storeからダウンロードしました。
起動画面
追加モジュールのダウンロード
モジュールはオーストラリアのコースでしょうか
グラフィック環境は自動調整されます
アカウント作成、パスワードは注意書きどおり英数と記号を組み合わせる必要があります
身長、体重、生年月日、FTPを入力
次はデバイス接続(ランもできます)
歯車アイコンで各種環境設定、デフォルトではANT+がoffになっているのでOnにしました
これで右上のアイコンでBluetoothに加えてANT+が選べるようになります(WiFiはなぜか選べない)
自動検出
心拍計も検出させます
パワー、ケイデンス、心拍と繋がりました
トップページからWorkoutsやEvents,
FreeRideなどが選べます。コースの数はかなり豊富に揃っています。
Eventsリスト
SANDS OF TIMEというイベントが10分後に開始、早速参加することに!
PARTICIPATEボタンを押して参加登録
そうだ、モバイルアプリ(ZWIFTコンパニオンのようなヤツ)もあるかも、と調べたら、モバイル版のMyWhooshと、MyWhoosh
Linkというアプリが見つかりました。
MyWhoosh Linkがコンパニオンアプリのようなものだろうとインストール
慌ててイベント参加したので、てっきりレースだと勘違い。実はグループライドだと知ったのは完走後のことでした
笑
3. 走行記
ということで、以下の走行記はレース前提です。
カテゴリーというのがどうなっているのか不明ですが、どうやらCat1というカテゴリーのようです。
地域はArabia、My Bunch - SANDS OF
TIME(走行距離22.6km、獲得標高225m)を1ラップです。
平坦コースではないが、KOM(のようなもの)があるのか勾配は不明です。
いきなりWindowsセキュリティのポップアップが出現、スタート直前で焦るが冷静に「許可」を選択
そして。。。MyWhooshのメイン画面はこんな感じ
白いストライプのにーちゃんがオレのアバターかな?
いきなり後ろの集団をガン見 笑
始まりました!
58人も参加してるのか。。。思った以上にコミュニティ充実してるのか
中央に現れるメダルのようなものは、いろいろな条件(この場合はReach
3wkg)でポイントが獲得できる仕組みです
パワーグラフらしくものは見当たらず、選手名の横に国籍の旗が表示されているけど、MONIOはなぜか表示なし。。。
パワーアップアイテム相当のものってあるのか?
左下のメニューを見てみたいけど、走行中はマウス操作できないので断念
右下にはチャット用のアイコン、絵文字を送るアイコン、音声オンのアイコン、と想像
ところで、走っている最中は無音なんだけど、どこかでアンミュートできるのか?
(後で知ったのですが、MyWhooshはどうやら走行中の効果音の類は一切ないようです)
わからないことだらけですが、とにかく今はレースに集中
気張って集団トップに出てみた
前の選手と間隔が空くと "Hold the Wheel!"と警告が出る
カーブではアングルが自動的に変わる仕様
集団が急にペースアップ、千切られそうに!
スプリント区間でポイントとかあるのか?
ハアハア、必死に541wで踏む
サーフェスも変わるが、走りにどう影響しているのか?
残り2km、心拍180突破でかなりキツイ。。。
左上にトップでフィニッシュと表示で、やった、初戦で勝ったぞ!!
4. 結果
タイム:35分36秒
平均速度 38.58km/h
平均パワー: 239w(3.7wkg)
平均心拍数: 170
最大心拍数: 194
TSS: 72.87
上の結果はMyWhoosh Linkアプリから当該Activitiesを選んで、Statsのボタンを押すと表示されます。
ウェブサイトの個人ページ(国籍を日本に設定しました)よく見ると、データが全部ゼロになってる
モバイルアプリのプロフィールも、年齢が0才になっていて修正の方法がわからず
まあ、細かいところを見ると、有償サービスのZWIFTに至らない点はありますが、無償サービスと考えると全体の完成度は結構高いと思います。
ちなみに、アバターの設定もいろいろと変更が可能で、ここらへんはZWIFTに近いです
初期バイクは以下の3台
顔の変更は全体のみ
初期ジャージは豊富に揃っています
アチーブメントは、ルートアチーブメントなどZWIFTに似ていますね
外部アプリとの連携は、StravaとTraining
Peaksの2種類のみ(設定方法はこちらを参考、プロフィール写真のアップロードも同じ画面で可能です)、fitファイルのダウンロードは可能です。
以下はIntervalsの結果です
W'balは途中のダラダラ登り坂でほぼ枯渇しましたがその後復活。ゴールスプリントではマイナス2.0まで枯渇でした。
WindowsではIntel i5第7世代、AMD Ryzen 5、RAM: 8GB、GPU: AMD Vega 64、Nvidia GTX 1080 Tiが推奨されています。
解像度の高い動画はこちらを御覧ください(かなりキレイです)
ZwiftキラーMyWhooshでワークアウト等やりつつ所感
MyWhoosh、予想以上に完成度が高くて驚きました!
欲を言えば、走行中が無音なのが物足りないのと、後ろの選手との距離がわからないことくらいでしょうか。
UAE政府の支援も受けているようで、潤沢な資金力で今後の技術開発への投資が見込まれる点もプラスです。
バーチャルライドの頻度が高くないライトユーザーであれば、無料のMyWhooshは間違いなく有力な選択肢になると思います。
ZWIFTもこんな強敵を相手に大変なことに。。。果たしてZWIFT値上げでMyWhooshに流れるユーザーはどのくらい発生するのか?
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