久し振りのピアノ関連の記事です。
先日、偶然にも近所でピアノ教室が開講されているのを見つけました。
ピアノを習ったのは、バッハコンクールに出た2015年にスポットで4回ほどレッスンを受けたのが最後です。
ピアノ教室を見つけて、10年振りにピアノ習おうかなぁ。。。と、軽い気持ちで体験レッスンを申し込むことに。
以下は、その体験レッスンの様子です。
1. ピアノ歴
私のピアノ歴ですが、小学生から高校1年まで近所のピアノ教室に通っていましたが、それ以降は長いブランクが続き、本格的に再開したのは30年後に突然バッハコンクールに出場を決めた2015年のことでした。
『音楽の捧げもの』の「6声のリチェルカーレ」を3か月の短期間でゼロから練習して、コンクール直前でスポットで4回ほどピアノレッスンを受けました。
コンクール本番は緊張でボロボロの演奏、予選突破はなりませんでしたが、奨励賞をいただきました。
J.S.バッハ『音楽の捧げもの』から「6声のリチェルカーレ」(全曲)
バッハコンクール以降は、再び長いブランクが続いたのですが、3年前(2021年)に、映画『羊と鋼の森』を観たときに、今度は突然、ショパン
ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 第4楽章を弾けるようになりたいと思いました。
下の演奏は、YouTubeにアップした私の演奏です(2021年4月25日 更新)。
ショパン ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 第4楽章(1-75小節)
他にも弾きたい曲はたくさんあるのですが、結局このピアノ・ソナタも中途半端に終わってしまいました。
なので、ピアノのレッスンをちゃんと受けたのは、(スポットで教えてもらった4回を除くと)高校1年のときが最後でした。
2. 体験レッスン
春の入会キャンペーン期間中(2024年4月1日~5月31日)は、体験レッスンが通常1,100円のところ無料に。
レッスン当日、ショパン ピアノ・ソナタと、バッハの6声のリチェルカーレの楽譜を持参ししました。
まずショパン ピアノ・ソナタを弾きました。
普段弾いている電子ピアノとは違って、スタジオのグランドピアノ(YAMAHA)は良く響きますね!
人前で弾くことに慣れていないのですが、今日はリラックスして弾けました。
弾き終わって。。。
「ハーモニーをしっかり理解して弾いている」と、お褒めの言葉をいただきました!
がしかし。。。
楽譜を読み間違えている箇所をいくつか指摘を。。。自我流で弾いていたので全く気付きませんでした。
パッと聴いただけで音符の読み違いがわかるのは、さすがプロですね!
スラ―とかも楽譜に忠実に弾くよう修正です。
楽譜の途中から弾き出すのがメチャクチャ苦手で、これも要改善ポイント。
薬指と小指が逆に交差するところは、脇を締めて腕が広がらないようにすると弾きやすいという実践的なアドバイスもいただきました。
30分のレッスンの時間も残りわずか。。。最後に少しだけバッハのリチェルカーレも弾きました。
ポリフォニーの練習方法のコツとして、それぞれ個々の声がどこに向かってゆくかを意識して弾く、というコツを教えていただきました。なるほどー
体験レッスンを終えて、ワタシの学習過程は、8段階のうち上から3番目のB2-1(中級)という判定でした。
ブランクも長く、ここまで独学でやってきた身としてはまずまずのレベルでは?笑
教室はお月謝制とチケット制を選ぶことができます。
これを機にピアノレッスンを始めるかどうか、じっくりと検討したいと思います。
先生、今日は懇切丁寧に教えていただきありがとうございました!
3. プロの演奏
以下にプロの演奏を紹介します。
個人的にリファレンスにしているアシュケナージの演奏、こんな風に弾けたら最高でしょうね。。。
ショパン ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 第4楽章
(演奏:ウラディーミル・アシュケナージ)
「6声のリチェルカーレ」は、YouTubeにはあまりアップされていないようですが、以下のAsaf Kleinmanの演奏は、この難曲をさらっと弾いていてスゴイです。
J.S.バッハ『音楽の捧げもの』から「6声のリチェルカーレ」
(演奏:Asaf Kleinman )
(演奏:Asaf Kleinman )
プロの演奏はどれも神業で、ド素人のワタシの演奏と同じ楽曲に聴こえないほどですが、ピアノという楽器を通して自己表現ができるのは楽しい経験だと思います。
(2024年5月29日追記)
ピアノ教室入会しました!
まずはチケットコースで30分4回分です。
自宅での練習なくしてはレッスン受けられないので頑張ります!
(2024年10月24日追記)
5月にピアノ教室に入会したものの、その後ずっとレッスン予約を入れずに気が付いたら4枚のチケットの6か月有効期限が来月(11月25日)に。。。
なので、ようやくレッスンの予約を入れました 笑
そして。。。長年の待望だったバッハのフーガの技法「コントラプンクトゥス11 4声の3重フーガ」の練習をついに始めました!
J S Bach The Art of Fugue BWV 1080 Contrapunctus 11
楽譜はIMSLPからダウンロード
(2024年11月9日追記)
5月の入会から半年。。。ついにレッスンを再開!
バッハの音楽の捧げもの「6声のリチェルカーレ」もおさらいで練習を始めました。
楽譜への書込みがカオスになったので、ISMLPの通常の楽譜(Petrucci版)を改めてダウンロード
ショパンのピアノ・ソナタ第3番第4楽章の完成と併せて、弾けるようになりたいと思います。
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