[ZWIFT TINYレースの2年間を振り返る] 記憶に残るタイニーレース10選


ZWIFTのTINYレース(タイニー)が今週末で第100回目の開催になります。


2年前に始まったタイニー、第1回目に偶然に参戦して以来よく参戦しています。。。

短距離のレースを1時間のうちに4回走るタイニーは、多くのZWIFTレースのなかでもマゾ度が高く、正直なんでこんなレースに出続けているのか自分でもよく理解できず 笑

今回はそんなタイニーレース過去99回のうち、記憶に残る10回を時系列でピックアップしました。

0. Zwift Insider Tiny Race (4 races)

タイニーとは、4つの短いレース(それぞれ6~10分くらい)を1時間以内に走るレースです。各レースは15分間隔でスケジュールされており、早くフィニッシュすればそれだけ次のレースまでの休憩も長くなります。

毎週末に開催されるZwiftInsider企画のタイニーレース4連戦、同じレースシリーズで3つのタイムゾーン(Zone1, Zone2, Zone3)で開催されます。

Z1(Zone1): 日本時間土曜日午後6:00スタート
Z2(Zone2): 日本時間日曜日深夜0:00スタート
Z3(Zone3): 日本時間日曜日午前6:00スタート

短距離高強度のタイニーは、苛烈なのにいつも参加者が多い人気レースです。

1. Week 1 (B) (07/30/2022)

記念すべき第1週目のタイニーです。

久し振りにのんびりと週末を過ごすつもりが。。。何気なくZwift Companionを眺めていてコレを見つけてしまったのが運の尽き、脊髄反射でエントリー 笑

以下はWeek 1 レースの結果です

- Race 1: Neokyo Crit Course - 9位/116人
- Race 2: Bell Lap - 10位/109人
- Race 3: LaGuardia Loop Reverse - 2位/110人
- Race 4: Volcano Circuit - 87位/113人

なんと、4戦中で3戦が10位以内という今では想像すらできない戦績を残しています!

昔はワシもそこそこのスプリンターだったんじゃのう。。。笑

ちなみに初回のレースではRace RakingはBカテで119と、ごく普通のレベルのレースでした。

当時のワタシのRace Rankingは187.80だったので、4レースで合計16.07のGainがついて、Race Rankingは171.73に急上昇。

この結果に気を良くして、ヘロヘロの結果に終わったRace 4だけ深夜のZ2に再度参戦(当時は単独レースへの参戦が認められていました)。

- Race 4: Volcano Circuit - 1位/105人

なんと、勝ってしまいました!


タイムは9分24秒、同着1位のAlessandraさんとは1000分の1秒まで同じという珍しい結果に(なぜワタシが1位にランクされたのかは不明)。

Week 1の最終総合ランキング(Z1)でも9位という快挙


今から振り返ると、この第1回目のタイニーが、ワタシのZWIFT人生のハイライトだったような 笑

2. Week 2 (B) (08/06/2022)

第2週目のタイニーです。

Race RakingはBカテで93と、100を切ってレースがハイレベル化。

知り合いも続々と参戦するようになり、国内でも盛り上がってきました。

以下はWeek 2 レースの結果です。

- Race 1: Serpentine 8 - 9位/92人
- Race 2: London Loop - 95位/98人
- Race 3: Duchy Estate - 32位/99人
- Race 4: Downtown Dolphin - 89位/111人

Race 1のダートでは、まだグラベルの存在を知らずにMTBで参戦。全選手のなかで唯一の5.0wkg越えで踏みましたが及びませんでした(パワーをムダに使っている証拠でもある)。

自分で言うのもアレですが、当時はパワーもそこそこあったんですね。。。(遠い目)

しかし、Race 1でオールアウトしてしまい、その後のレースはグダグダの結果に終わりました。

以降、ワンレースだけ気合入れて走ってGainを荒稼ぎし、あとは流す(というか脚力的に走れない)というのがパターン化していきます。

3. Week 7 (B) (09/10/2022)

なぜかすっかりタイニーにハマってしまい、初回から毎週欠かさず参戦。

第7目のタイニーです。

タイニーはいよいよ盛り上がり、ついに150人以上が参戦というとんでもないレースに!

以下はWeek 7 レースの結果です。

Race 1: Railways and Rooftops - 65位/138
Race 2: Chasing the Sun - 102位/132
Race 3: Spirit Forest - 78位/135
Race 4: Two Village Loop - 108位/143

もはやポディウムどころか、平均順位にも届かないという惨憺たる順位に沈みました。

言い訳をすると、コロナに罹患した後のリハビリ期間でした。

まあ、それを差し引いても、以降のタイニーでは10以内に入ることも厳しくなった節目のレースでした。

4. Week 19 (B) (12/03/2022)

第19週目のタイニーです。

しばらくタイニーから離れていましたが、Race 4が思い入れのあるインス(Innsbruckring)と知って迷うことなく参戦!

インスに思い入れが強過ぎて、3つのタイムゾーンすべてのレース(全12戦)に参戦しました!笑

タイニーのインス戦では、Leg Snapper(通称1分坂)の登り切った新設ゲートがゴールなので、Leg Snapperを如何に駆け上がるかが勝敗を決めます。

Race 4のインスに勝つことだけに集中し、他のレースはすべて捨てるという(タイニーの精神に反する?)卑劣極まりない奇策を取ることに(一応ルール規定内)笑

以下はWeek 19 レースの結果です(Race4以外は捨てレースなので割愛)。

Z1 Race 4: Innsbruckring - 9位/119
Z2 Race 4: Innsbruckring - 16位/107
Z3 Race 4: Innsbruckring - 7位/67

奇策の甲斐なく、3つのタイムゾーンいずれもポディウムにも届かずの結果でした。

スプリントパワーでは14倍とか出す選手がザラにいるので勝ち目なし。

3つのタイムゾーンに参戦で週末がメチャクチャになるという犠牲を払ってまで挑戦したものの報われず 笑

5. Week 35 (A) (04/08/2023)

第35週目のタイニーです。

この頃は、1レースだけ頑張るという卑劣な戦略で着実にGainを獲得し、Race Rankingも96.05と100を切るまでになりました。

で、怖いものに見たさで分不相応のAカテに初参戦、ちなみにこの日のAカテのRace Rankingは40という超魔境レベル。

以下はWeek 35 レースの結果です。

Race 1: City and the Sgurr - 37位/65
Race 2: Loch Loop - 62位/66
Race 3: Queen’s Highway - 58位/64
Race 4: London Classique Reverse - 60位/62

わかっちゃいたけど、あまりの脚力差に茫然自失。。。Race 1のダラダラ登りゴールでは、心頭滅却したにも関わらずトップ選手のタイムから23秒!も遅れてのゴールでした。

Race 4はビリから3番目の順位にも関わらず、Resultが157.08という凄まじい数値。

Race Rakingを上げるだけなら、タイニーのAに参戦して4戦すべてビリでも180くらいにはなるのでは 笑

異次元のタイニーAカテの世界を垣間見ることができました。

6. Week 38 (B) (04/29/2023)

第38週目のタイニーです。

Race 1からRace 4まで同じTwo Bridges Loopですが、徐々に距離が長くなるという、以前も走りましたがかなーりの地獄企画 笑

以下はWeek 38 レースの結果です。

Race 1: Two Bridges Loop (2.832km) - 1位/66
Race 2: Two Bridges Loop (5.62km) - 11位/65
Race 3: Two Bridges Loop (6.37km) - 59位/64
Race 4: Two Bridges Loop (7.3km) - 55位/64

Race 1でなぜか1位に。。。3位くらいかなーという感じだったので、結果を知ってビックリでした。

下がそのゴールシーン、どうして勝てたのかは自分でもよくわかりません 笑


気を良くして2戦目以降も気合入れて走ったものの、10位以内にさえ入れず。。。本当に強い選手は、4戦続けて走ってコンスタントに上位に入れるので、ワタシは単なる一発屋に過ぎませんね。。。

7. Week 49 (B) (07/15/2023)

第49週目のタイニーです。

ズイレーは不調が続いて99連敗中(2023年の戦績は2勝183敗)ですが、今日のタイニーはRace 4がなんとインスレース。

これは全身全霊で優勝を狙うしかないということで、いつになく気合を入れて挑みました。まあ今までインスで勝ったことないんですが 笑

以下はWeek 49 レースの結果です。

Race 1: Neokyo Crit Course - 60位/85
Race 2: Volcano Circuit CCW - 16位/85
Race 3: Railways and Rooftops - 67位/75
Race 4: Innsbruckring - 1位/70

最終戦のインス優勝。。。やりました!


スプリントパワーでは勝ち目がないので、Ghostで隠れて橋の手前から早駆け、あとはひたすら限界突破でLeg Snapperを独走。ツヨツヨの追走軍団はみんな諦めてくれました!

これで連敗もストップ、何よりも格別の思い入れがあるインスで初めて勝てて感無量のレースでした。

X(旧Twitter)では、たくさんの知り合いから祝福メッセージをいただき感謝感激でした。


こういうことがあるからタイニーは止められない 笑

8. Week 50 (B) (07/22/2023)

第50週目のタイニーです。

これまでに50週中41週168戦に参戦(通算成績は3勝165敗)。ろくにトレーニングもせずタイニーばかりやっていたせいか、1min CP(下のオレンジ)だけ突出したアンバランスな脚力に。


Race Rankingは86.11(ZWIFT Racing Scoreは858)と高いものの、ほとんどがタイニーのGainなので、実際の脚力はBカテの中の下くらいですね。

常連メンバーに加えて初参戦の知り合いも多く、記念の50週目にふさわしい賑やかなレースになりました。


以下はWeek 50 レースの結果です。

Race 1: Downtown Dolphin - 11位/93
Race 2: Valley to Mountaintop - 79位/88
Race 3: Park Perimeter Loop - 43位/85
Race 4: Watopia Mountain 8 - 58位/60

みんなの前でいいところを見せようと気張ったものの、まったくダメダメ。。。Race 4に至っては、グズグズしていたらスタートに間に合わず、仕方なくAカテで走る羽目に 笑

まあいつもの脚力でこんなもんです。

9. Week 59 (B) (09/23/2023)

第59週目のタイニーです。

Race2のSerpentine8は過去に何度かMTBで走りましたが、グラベル勢に惜敗しています。

なので、今日はグラベル(Crux/G23の組み合わせ)で上位入賞を狙うことにしました。


以下はWeek 59 レースの結果です。

Race 1: Neokyo Crit Course - 85位/92
Race 2: Serpentine 8 - 5位/92
Race 3: London Loop - 86位/87
Race 4: Island Outskirts - 85位/92

スプリント勝負で及ばず5位でした。

Race2の平均心拍は182、最大心拍数は201と、いずれも新記録更新。

短時間とはいえこんなに高い心拍数で心臓に負担をかけては健康に絶対良くないですね。。。

10. Week 87 (B) (04/06/2024)

第87週目のタイニーです。

昨年11月にMTBで骨折して以来、タイニー出る機会はぐっと減りました。

が、Race 2がインスとあっては、出ないわけにはいかず。。。またまた3つのタイムゾーンすべてに 笑

第19週目のタイニーでも3つのタイムゾーンすべてに参戦しましたが、そのときのRace Ranking (Z1) は91でした。

今日のRacen Ranking (Z1) 57と魔境化が一層進行。。。タイニー出走者数は一時期よりも減ったものの、Bカテ自体がレベルアップしているのは間違いありません。

以下はWeek 19 レースの結果です(Race2以外は捨てレースなので割愛)。

Z1 Race 2: Innsbruckring - 7位/65
Z2 Race 2: Innsbruckring - 16位/107
Z3 Race 2: Innsbruckring - 7位/67

今回も全身全霊で挑んだものの、3つのタイムゾーンいずれもポディウムにも届かずの結果でした。

11. まとめ

以上、タイニーレース過去100回のうち、記憶に残る10回のまとめでした。

これまでに走ったタイニーレースは、99週中45週で合計231レース(3勝228敗)です。






過去2年間のレース結果の推移を見ると、PWRやスプリントパワーなど、徐々に脚力が衰えてきているのがわかります。

最近はポディウムどころかトップ10位もほとんど届かなくなってしまいました。

一方、レースのレベルはどんどん高くなっており、Race Rankingが60を切るような魔境レースも珍しくなく、勝つのは至難の技。。。

そして、次から次へとスゴイ選手が湧いて出てくる。例えばこのEricさん


2年前に一緒に走っていた選手の多くは、着実にレベルアップしてAカテに行ったり、他のレースで活躍したりしています。

一方、ワタシは弱体化が進むばかりで情けない限り 泣


直近のRace Rankingは115.40、ゴールスプリントは10倍出せなくなってしまいました。

そして、何よりFTPが226w(3.5wkg)では勝ち目はありません。

今週末の100回目のタイニーから新たにRacing Scoreが導入されるようなので、少しでも自分のRacing Scoreを上げるようにこれからもタイニー続けようと思います。

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