[ベトナム旅行記その5 - クチ/ミトー] クチ地下トンネルとメコンデルタ 1日ツアー

 家族とベトナム旅行に行ってきました。


南部のホーチミンと中部のホイアン/ダナンを6泊7日で家族4人で夏休み旅行。

ベトナムは、2か月前(2024年6月)に、北部のハノイとその近郊(ハロン湾、クアットドン村、ヴァンフック村、バッチャン村)を妻と一緒に旅行したのに続いて2度目です。

初日はホーチミン市内を観光しました。

[ベトナム旅行記その4 - ホーチミン市内] 二階建て観光バス、Pizza 4P's(フォーピース)、ルーフトップバーなど

以下は旅行記その5(クチ/ミトー)です。

2. Day 2

今日はオプショナルツアー(Cu Chiトンネル&メコンデルタ小グループ1日、Kim Travel)に参加する日です

朝食は朝6:30から、ビュッフェスタイルです


麺はオーダー式(今日はChicken Vermicelli Soup with Asparagus)


摂り過ぎ(太り過ぎ)に注意


ビュッフェの料理はどれも美味しく、ついつい食べ過ぎてしまいますね

今日のツアーの概要です



市街から北西70kmのクチトンネルを訪れたあと、市街から南西70kmのミトーのメコンデルタ地域のジャングルをカヌーに乗って探索します。

今日も良い天気に恵まれました!


朝8時40分、予定どおりホテルにKIM Travelのシャトルバスが迎えに来ました


最後部の4人席に座って出発準備完了


ツアーの参加者は、アメリカ人とフィリピン人のカップル、イタリア人のカップル、そしてオーストラリア人と、さまざまな国籍の観光客です

ツアーガイドのLaughingさん(本名Hoangさん)、道中英語でいろいろ説明してくれます

2.1 ハンディキャップ・ハンドクラフト

クチに向かう途中で、LAMPHAT COMPANYのハンディキャップ・ハンドクラフトという場所に立ち寄りました




ここは、ベトナム戦争で使用された枯葉剤(ダイオキシン、Agent Orangeとも呼ばれる)で犠牲になった身障者が手作りした工芸品の製造と販売を行っています


手作業の現場(現在は身障者だけではなく普通の職人も働いています)


デザイン、下絵作り、本塗と、分業されています


完成品の一部、漆製品が中心


色彩が艶やか


入口から店内の様子(許可済み、店舗内は撮影禁止)


身障者の救済になることもあり、店員さんのおススメの作品を購入しました(1,992Kドン)


ノンラーを被った6人のベトナム女性の図柄、6はベトナムでは縁起の良い数字のひとつだそうです

ChatGPTに訊いてみました

ベトナムでは、縁起の良いとされる数字には以下のようなものがあります。

6(Sáu): 数字の「6」は、ベトナム語で「Sáu」と発音され、これは「発展」や「成功」を意味する「Lộc」と音が似ているため、非常に縁起が良いとされています。

8(Tám): 数字の「8」は、中国文化と同様にベトナムでも「発展」や「繁栄」を象徴するとされています。「Phát」と発音が似ており、良い運気や成功を呼び込む数字とされています。

9(Chín): 数字の「9」は「永遠」を意味することから、長寿や永続的な繁栄を象徴する縁起の良い数字とされています。

これらの数字は、特に電話番号や車のナンバープレート、家の番号などで好まれることが多いです。

再びバスに乗ってクチを目指します


運転手はとにかく飛ばしまくり、クラクション鳴らしまくり 笑


車窓からの眺めが飽きないけど、ベトナム語わからないんで残念。。。


渡航中もDuolingoで頑張ってます 笑


Vui lòng cho một tách trà nong 「熱いお茶を一杯ください」

街中でも良く見かけるBIDVというのは、ベトナム投資開発銀行


バイク専用レーンになった


数えきれないほどの雑貨屋や小物店、みな生計をちゃんと立ててるのか?


大きな荷物を運ぶバイクも多い


NGUYEN(グエン)はベトナムで最も多い苗字ですが、「オリジナル」という意味もあります


ベトナム式のお墓


田園風景が広がる田舎に


牛も発見


バイン (BANH)」とは「餅」の意味、バインセオ、バインミー、バインクオン。。。


以下適当に写真を撮りました







地元の名門幼稚園か何かか?


この黄色い花(ゴールデン・シャワー・ツリー)は良く見かける


こんな小さな店にも果たして客が来るのだろうか?

2.2 クチの地下トンネル

クチの地下トンネル(クチの町から約30km離れたところ)に到着


ベンディン地下トンネルのエリア図



『地球の歩き方』の紹介記事


地下トンネルの全長はなんと250kmに及ぶ


1960年代初頭から1975年にかけて掘られ、南ベトナムでのゲリラ戦の一環として、ベトコンが使用する地下の避難所、物資の貯蔵庫、病院、指令センターなどに利用されました


ガイドのLaughingさんがトンネルの入り方を実演


入口はホントに狭いです


娘たちも挑戦



トンネルの通気口


爆破された戦車


ベトナム戦争時のアメリカ兵に対する数々の落とし穴や罠(バンブートラップ)


不発弾からは火薬を抽出、当然非常に危険な作業



奥には射撃場が


AK47(カラシニコフ銃)は10発で600Kドン(3,500円)


ライフルは安全上固定されている


ヘッドフォンで耳をふさぐ


娘たちは興味津々で射撃に初挑戦


射撃するとかなりの衝撃が


娘たちは大よろこび


空の薬莢はおみやげに 笑


射撃のあとは実際に地下トンネルに潜りました


トンネルは3層構造で、上層階は地面から約3m、中層階は地面から約6m、下層階は8mから12mまでの深さに分かれています


下層階は腹這いにならないと進めない狭い箇所があって結構大変でした


ベトナム兵の主食だったキャッサバ(タピオカの原料)の芋


コリコリとした食感


地下トンネルの地図


施設内のレストランでランチ


ボリュームたっぷりのランチでした


クチの地下トンネルを出発して、メコンデルタへ向かいます


ティエン川観光地のメコンデルタまでは2時間以上かかります


しばらく田園風景が続きます


こんな地域に生まれ育ったら何をやっていただろうか。。。


高速道路のゲート


ヤシの木 南国の雰囲気


河川を横断


ティエンザン省軍事司令部

2.3 メコンクルーズ

メコンクルーズの拠点、ミトーマリーナ(Cảng du thuyền Mỹ Tho)に到着


ここからメコン川を渡ってトイソン島に向かいます


茶色く濁ったメコン川


ベトナムの河川はなぜ汚く濁っているのか?ChatGPTに訊いてみました。

ベトナムの川が茶色く濁っている理由はいくつかあります。

土壌の流出: ベトナムでは降雨が多く、特に雨季には土壌が河川に流れ込みやすくなります。山地からの土砂が川に流れ込むことで、水が茶色く濁ります。

河川の地質: ベトナムの河川流域の地質は、粘土質やシルト(細かい砂や泥)が多いことが特徴です。これらの細かい土粒子が川に溶け込むと、水が濁って見えます。

人間活動: 農業、建設、採掘などの人間活動も土壌流出を助長し、川を濁らせる原因となります。特に無秩序な開発が進むと、土壌が劣化しやすくなり、雨が降ると多量の土が川に流れ込みます。

河川の流速: ベトナムの河川は流速が比較的速いことが多く、土砂や泥が沈殿する前に水中に拡散しやすいです。そのため、水が常に濁った状態になります。

これらの要因が組み合わさることで、ベトナムの多くの川は茶色く濁って見えるのです。

ベトナム戦争の象徴のひとつが、メコン川を進む米軍の哨戒艇です

(出典:映画『地獄の黙示録』)

ベトナム戦争の無情さを象徴するこの殺戮シーン、忘れ難い。。。

AP Now Sampan Massacre

話が逸れましたが、こうしてはるばるメコン川を訪ねることができて感無量。。。

ペアルックの娘たちは相変わらず陽気にはしゃいでいる 笑


ターミナルからモーターボートでメコン川を渡り、トイソン島に向かいます



メコン川はチベット高原に源流を発し、中国の雲南省を通り、ミャンマー・ラオス国境、タイ・ラオス国境、カンボジア、ベトナムをおよそ4200 kmにわたって流れ、南シナ海に注ぎ込む、東南アジアで最長の河川である(wiki)


ボートからターミナルの全景


川には昔はワニが住んでいたそうで、今はオオナマズが住んでいるそうです


トイソン島(ユニコーン・アイランド)に上陸、蜂の養殖が盛んだそうです


ミツバチの集まる巣箱のスリット、実際に持たせてもらいました(娘たちはダメ)


蜂蜜の入ったお茶とフルーツ


クルーズ前にベトナム民謡が披露されました


トイソン島内のマングローブをジャングルクルーズ



諫早湾のムツゴロウのような生き物が岸にチョロチョロと


静かに進みます



再び島に上陸、ココナッツキャンディ工場を見学


キャラメルですね


梱包も手作業


娘たちがお土産に大量に買い込みました


メコン川を渡るボートに戻ります


ココナツのジュースが配られました


ボートは風が気持ち良い


スコールも止んでメコン川に陽が射してきました


これですべてのツアー行程が終了、あとは2時間かけてホーチミン市内に戻ります








市街に戻ってきました


バイクも数が増えてきた


豪華な建物は、LA CHÂTEAU - Hotel & Beautyという最新の5つ星ホテル


よく見かける親子3人乗り


これも


川沿いの何かの工業施設


午後5時15分、バスが宿泊先のホテルに到着

ツアーガイドのHoangさんから暖かいメッセージをいただきました


Hoangさん、このツアー担当は今日が最後で、あと少しでレビュー200イイねを達成するということで、早速その場でTripAdviserに5つ星レビューを投稿 笑

Laughingさん、そしてツアー参加者のみなさん、楽しい1日ツアーをありがとうございました!

2.4 Bep Me In

ホテルで身支度をして夕食に出かけました


ベンタイン市場の裏にあるBep Me Inという店



ラッキーなことに、ハノイの郷土料理のCHA CA(チャーカー)があったので早速オーダー


チャーカーは、白身魚(ナマズ)を揚げ焼きにしたものに、ディルやネギ、ピーナッツやライスヌードルなどと合わせて食べる料理です。6月のハノイ旅行で大好物になりました。

Bo Luc Lac/ボー・ルック・ラック、ベトナムの代表料理。 牛肉のサイコロステーキがサラダの上にのっているシンプルな一品です


バインセオ(ベトナム風お好み焼き)もオーダー


今日は一日ツアーお疲れさまでした!


料理はどれも美味、ベトナムは何を頼んでも外れがありません

4人でドリンク代込みで958Kドン(5,650円)と、これまたかなり割安でした

2.5 コンビニ/スーパー

夕食のあとは近所のコンビニやスーパーで買い物



ここは高級食材が中心


日本の成城石井のような品揃え


各種高級チョコレート


日本製のステーキソースやわさびなど


各種ふりかけも


インスタント食品


プリンやゼリー




ヨーグルト


スナック類


冷凍食品


酒類、ワインはすべて輸入品


ドラゴンフルーツ


次はMINI STOP(ミニストップ)へ


Oishiブランドのお菓子はどれもホントに美味しい!



このチョコ菓子Pillowsは安くて(100Kドン、59円)とても美味しいです!


ケーキ類はリーズナブルな価格


日本の店舗と同じく、おにぎりやサンドイッチ


豚まんも販売していました


本日の歩数は12,389歩、バスツアーにも関わらず今日も結構歩きましたね。


明日は午前中はホーチミン市内を観光したあと、昼の便でダナンに飛んで、そこから世界文化遺産のホイアンに向かいます。

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