オンライン・バーチャルサイクリングのZWIFT(ズイフト)を始めたのは、今から4年半余り前の2020年5月でした。
2年前にはサイクリングに加えてラン(ZWIFT Run)も始めました。
先日1000マイルを走って最後に残っていた250個目のバッジを取得、ようやく(現時点で)すべてのバッジが揃いました。
ZWIFTのバッジは今後も増え続けるのでこれで完了というわけではないのですが、250個のバッジ獲得のハイライトを以下に振り返ってみました(以前のZWIFT総まとめ記事をベースにしています)。
0. ZWIFTのアチーブメントとバッジ
ZWIFTのアチーブメントとは、ある特定の条件をクリアするとアンロックされるものです。
アチーブメントがアンロックされると、バッジがもらえます(バッジは「メニュー」の右上から2番目の「バッジ」アイコンから確認できます)
(以下の数字はすべて2024年10月22日時点のもの)
ZWIFTには11のワールド(エリア)があり、それぞれのワールドのなかにもさまざまなルートが用意されています。
アチーブメント対象のルートを選んでグループライド(途中参加でもOK)やレースで完走すると、完走時にエクストラポイントが加算され、そのルートの完走バッジが貰えます。
以下はサイクリングの各ワールドのルート数とアチーブメント対象のルート数です。
Watopia(89ルート、70バッジ)
Makuri Island(36ルート、34バッジ)
Scotland(7ルート、5バッジ)
NewYork(21ルート、12バッジ)
London(20ルート、13バッジ)
France(9ルート、8バッジ)
Richmond(8ルート、6バッジ)
Yorkshire(8ルート、5バッジ)
Innsbruck(7ルート、5バッジ)
Crit City(2ルート、0バッジ)
Paris(2ルート、2バッジ)
以下はランニングの各ワールドのルート数とアチーブメント対象のルート数です。
Watopia(78ルート、12バッジ)
Makuri Island(32ルート、2バッジ)
Scotland(5ルート、2バッジ)
NewYork(17ルート、5バッジ)
London(13ルート、0バッジ)
France(8ルート、0バッジ)
Richmond(4ルート、1バッジ)
Yorkshire(8ルート、0バッジ)
Innsbruck(5ルート、0バッジ)
Crit City(2ルート、0バッジ)
Paris(2ルート、2バッジ)
サイクリングとランニングで合計196バッジが用意されています。
また、完走バッジとは別に、12個の共通アチーブメントと21個のサイクリングアチーブメントと11個のランニングアチーブメントというバッジもあります。
共通アチーブメント
サイクリングアチーブメント
さらに、隠しアチーブメントとして、10個のエクストラクレジットもあります。
エクストラクレジット
196個のルートアチーブメント
12個の共通アチーブメント
21個のサイクリングアチーブメント
11個のランニングアチーブメント
10個のエクストラクレジット
これらすべてを合計すると以下の250個のバッジになります。
全250個のバッジ
ちなみに最初にZWIFT総まとめ記事を書いた2020年12月30日の時点では、バッジの総数は137個でした。
ZWIFTはルートもアチーブメントも頻繁に増えていくので、すべてのバッジを揃え続けるのは至難の業ですね。。。
以下は、獲得したバッジのなかで最も厳しかった5つを紹介します。
1. エベレストだ!(エベレスティング)
エベレスティングとは、1回のライドでエベレストと同じ標高8.848m(Alpe
du Zwiftを8.5回上る獲得標高)を上るものです。
ZWIFTでのエベレスティングは、Alpe de
Zwiftを繰り返し登って達成するのが一般的ですが、私はEpic
KOMのすり鉢を利用して1000回以上Uターンを繰り返すインターバルで獲得しました。
エベレスティング記録
距離 197.1km
獲得標高 8,848m
走行時間 7:21:15(経過時間 11:12:21)
平均 26.8km/h
パワー 153W (2.6w/kg)
平均心拍数 147bpm
消費カロリー 3,862kcal
獲得標高/時間 1,203m/h
走行時間 7:21:15(経過時間 11:12:21)でTSS
505と、とんでもない苦行でした!
2. マゾキスト(Alpe du Zwiftを25回登る)
Alpe du
Zwiftは、距離12.2km、獲得標高1,042m、平均勾配8.5%というZwiftで2番目に高い山岳コースです(1番高いのは、フランスのルート「Ven-Top」で、距離20.9km、獲得標高1,534m)。
Alpe du
Zwiftに上るには、WatopiaのルートであるRoad
to
Skyを利用するのが便利ですが、完走するのにだいたい1時間くらいかかります。
なので、このアチーブメントをアンロックするためには、25時間くらいの長い時間がかかります。
ちなみにAlpeに上った回数をZwiftのアプリで確認する方法はありません。なので、25回登るためには自分でカウントして覚えておく必要があります(もしくはStravaのセグメント記録で確認する手もある)。
ワークアウトでAlpe du
Zwiftを上った場合も、頂上のゴールゲートを越えれば、上った回数にカウントされます。
私は、Absa Cape
Epicという全16回のMTB向けワークアウトで、Alpe
du Zwiftを選択して上りました。
アチーブメント達成するまでに要する時間は軽くエベレスティングを超えていますね。。。
ちなみに、このアチーブメントに似た「鋼の剛脚」(ヒルクライムポータルを25回完了する)のほうは、ルートをCol des Aravis(走行距離5.2km、獲得標高273m)を選択して強度を50%に設定すれば7~8分で完了できるので、25回も苦にはなりません。
3. 1.21 ギガワット(1200wを出す)
サイクリングの出力パワーに関連するアチーブメントは以下の6つがあります。
- サーキットブレーカー(700W)
- 削ぎ落しちゃえ(800W)
- ブロードライヤー(900W)
- プレミアパワー(1000W)
- 座礁からの生還(1100W)
- 1.21ギガワット(1200W)
「1.21ギガワット」は(瞬間でもよいので)1200Wの相当高いパワーを出す必要があります。
体重が重ければ重いほど出力パワーも大きくなりますが、私の体重62.0kgでは、1200Wというのは19.35倍というとてつもないパワーを出さなければなりません。
ちなみにこの「1.21ギガワット」というのは、映画『バックトゥザフューチャー』のデロリアンを駆動させる「1.21ジゴワット」(ドクの言葉)に由来しています。
私の場合は、ZWIFTの接続がバグって突然アチーブメントが次々とアンロックするという現象で幸運にもゲットできました。
ちなみに、最近で最も高いパワーを出したのは、2024年3月17日、BigSpinでAtomic
Cruiserを当てた時に出した1194Wでした。
なので、今の脚力なら実力でも「1.21ギガワット」はアンロックできるということで
笑
4. The PRL Full(距離173.1km, 獲得標高2606m)
LondonのThe PRL Full(距離173.1kim,
獲得標高2606m)は、ZWIFT全ルートのなかで最も距離が長いルートです。
The PRL Fullは、London Loop(15km)を11周回まわるコースで、Box
Hill(3.0km、4.3%)を11回上ります。
The PRL Full(Zwiftワールドとサイクリングルートより)
The PRL Full(ZwiftInsiderより)
173.1kmを走るとなると、30km/h平均で走ったとしても6時間近くかかる計算です。週末のまとまった時間でないとなかなか走ることができません。
5. 幸せを求めて(総距離で1000マイル走る)
ZWIFTランは、トレッドミルがなくてもランニングポッドやセンサー内蔵のシューズを履けば屋外で楽しむことができます。
6. レベル100に向けて
2024年4月2日のZwiftInsiderの記事によると、サイクリングの最終レベル100に到達するためには、累積で1,000,000XPが必要になりました。
私の今のペースで行くと、レベル100に達するのは2025年以降になる見通し。。。まだまだ先は長いですね。
2022年1月30日のZwiftInsiderの記事によると、ランの最終レベル30に到達するためには、累積で149,000XPが必要だそうです。
こちらもまだまだレベル30には到達しそうもありません。。。
サイクリングもランも、まだまだ続けなければですが、年齢とともに体力も落ちてきたし、怪我の頻度も増えています。
カンストまで果たしてZWIFTを続ける体力が残っているでしょうか?
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