五島美術館は、東京都世田谷区上野毛(かみのげ)にある美術館です。
国宝や日本と東洋の古美術品を多数所蔵する美術館として有名ですが、広い敷地内には紅葉が素晴らしい庭園もあるのです。
快晴に恵まれた週末、五島美術館の庭園に行ってきました。
以下はWikiからの引用です。
五島美術館(ごとうびじゅつかん)は、東京都世田谷区上野毛(かみのげ)にある美術館。1960年(昭和35年)4月18日に開館し[1]、所蔵品は日本・東洋の古美術を中心に国宝5件、重要文化財50件を含む約5000件にのぼる。運営主体は公益財団法人五島美術館で、同法人は五島美術館および大東急記念文庫の運営を行っている。
概要
国宝『源氏物語絵巻』を所蔵することで名高い五島美術館は、東急(東京急行電鉄)を創設した実業家五島慶太の美術コレクションを保存展示するため、五島の没した翌年の1960年(昭和35年)に、東急を中心に、京浜急行電鉄、小田急電鉄、京王電鉄(当時は京王帝都電鉄)の出資により開館した。
美術館の敷地は、五島邸の敷地の一部が提供された。敷地は庭園を含めて約6000坪になる[1]。建物は吉田五十八(いそや)の設計で、寝殿造の要素を現代建築に取り入れたものである。特に苦心したのは建物の色で、仕上がるまで60日かかったという。また、同建物は1961年(昭和36年)に第二回建築業協会賞を受賞している。展示館の背後には武蔵野の面影を残した広大な庭園が広がる。庭園には、「大日如来」や「六地蔵」など伊豆や長野の鉄道事業の際に引き取った石仏が点在し、散策路には明治時代に建てられた茶室「古経楼」や、五島が古材を使用して作らせた立礼席「冨士見亭」〈共に非公開〉がある。[3] また、この土地は台湾総督や逓信大臣などを務めた田健治郎の旧宅で、庭園内の茶室はその一部である。展示室は2室で、常設展示はなく、随時企画展が行われている。ただし、重要文化財指定の木造愛染明王坐像は常設展示されている。
(引用おわり)
〒158-0093 東京都世田谷区上野毛3丁目9−25
開館時間 10:00 - 17:00
東急大井町線 上野毛駅 下車 約5分
入場料 一般1,100円(庭園のみは300円)
2. 庭園
およそ6000坪ともいわれる美術館の敷地内には素晴らしい庭園があります。
五島美術館の庭園は、多摩川が武蔵野台地を侵食して出来た「国分寺崖線」上に位置する傾斜地で、五島家から寄贈された当時の姿を出来る限り変更せず残しています。
五島慶太翁はこの地を購入した後も自然環境そのままに、石塔、石灯篭、石仏などを配置し、経路を整え、足腰の鍛錬も兼ねて庭園内を散策するのが日課であると伝えられています。
庭園案内図
国分寺崖線の傾斜ですので高低差は35mもあります。
庭園内には稲荷村古墳があります。
3. 庭園内散策
扉から庭園内へ
松の木
天佑庵門
ここから入ります
椿が満開
コントラストが美しい
松琴亭置灯篭
東右京江戸
五重塔の灯篭
稲荷丸古墳
あずま屋
お手植えの松
見晴台庭園から
樹木の隙間を通して富士山が!
もうひとつ先の道に入ると
メタセコイアの木か?
見晴荘(第2講堂)
ライズタワーがばっちり拝めます
国分寺崖線を下ります
芸術的に曲がった木の幹
いたるところに石像が
茶室 富士見亭
菖蒲園
赤門
瓢箪池
蓬莱池
国分寺崖線を下ったところ
春山荘門
駒沢通り出口(二子玉川駅方面)です
出口側から
いったん出てしまうと再入場できません
出口からだとこんな感じです(別の日に撮影)
椿と紅葉と青空
東急大井町線が通過しました
大日如来
石段を登っていたら
また大井町線が通過
紅葉をバックに走る大井町線
えっちらおっちらと登ります
再び国分寺崖線の上に到着
象の像
ノコンギクが可憐に咲いていました
ノコンギクと紅葉
庭園のスタート地点に戻ってきました
五島美術館の庭園の紅葉が見頃なのは、比較的遅く、おそらく12月上旬から中旬ではないかと思います。
庭園は思った以上に広く、約1時間コースでした
コメント