世田谷界隈の紅葉スポットで、おそらく最も人気なのが九品仏浄真寺です。
今年も紅葉の時期に九品仏浄真寺を訪ねました。
九品仏浄真寺の紅葉の見ごろは、12月中旬~12月下旬くらいです。
以下に九品仏浄真寺の紅葉を紹介します。
以下はWikiからの引用です。
九品仏浄真寺(くほんぶつじょうしんじ)は、東京都世田谷区奥沢七丁目にある浄土宗の寺である。山号は「九品山」、正式名称は「九品山唯在念佛院淨眞寺」。「九品仏」(くほんぶつ)とは、一義的には、後述のとおり同寺に安置されている9体の阿弥陀如来像のことであるが、一般には同寺の通称となっている。転じて、同寺の周辺の地区を指す場合にも用いられる。
歴史
浄真寺の地は、もともとは世田谷吉良氏系の奥沢城であった。小田原征伐後同城は廃城となったが、寛文5年(1675年)に当地の名主七左衛門が寺地として貰い受け、延宝6年(1678年)、珂碩(かせき)が同地に浄真寺を開山した。
「九品仏」の由来
本堂の対面に3つの阿弥陀堂(中央に「上品堂」・向かって右側に「中品堂」・向かって左側に「下品堂」)があり、それぞれに3体ずつ合計9体の印相の異なる阿弥陀如来像が安置されている。この9体はそれぞれ、上品上生・上品中生・上品下生・中品上生・中品中生・中品下生・下品上生・下品中生・下品下生という、『観無量寿経』に説く九品往生の思想に基づく浄土教における極楽往生の9つの階層を表している。
浄真寺の九品仏については、阿弥陀如来の印相のうち、定印・説法印・来迎印をそれぞれ「上品」「中品」「下品」に充て、親指と接する指(人差し指・中指・薬指)でそれぞれ「上生」「中生」「下生」を区別している。なお、九品往生を9通りの印相で表す教義的根拠は明確でなく、日本において近世になってから考え出されたもののようである。
このような九体阿弥陀は、他に京都の浄瑠璃寺にも見られる(ただし浄瑠璃寺の九体阿弥陀の印相は中尊が来迎印、残り脇仏8体はすべて定印である)。
(引用おわり)
〒158-0083 東京都世田谷区奥沢7丁目41−3
開門時間 6:00 - 16:30
東急大井町線 九品仏駅 下車 約5分
東急東横線 自由が丘駅 下車 約15分
以下はウェザーニューズのサイトの「東京の紅葉名所ランキング」です。
九品仏浄真寺は、8位にランキングされています。
世田谷区の紅葉名所だと、ほかに等々力不動尊が15位にランキングされていますね。
以下は、2020年、2022年、2024年にそろぞれ訪れたときの紅葉を紹介します。
2. 紅葉(2020年12月13日)
以下は2020年12月13日に訪れたときの写真です。
九品仏駅からの参道
300mくらい進むと
総門が見えてきました
奥には境内の紅葉が
ちょうど見頃でした
以下は境内の映像です
お地蔵様
開山堂
区内で唯一の楼門(2階造りの門)建築だそうです
落ち葉も絵になる
晴天ともみじのコントラストが素晴らしい
以下は境内の映像です
龍護殿(本堂)
イチョウの木
天気も良く紅葉も真っ盛りでした
4. 紅葉(2024年12月10日)
以下は2024年12月10日に訪れたときの写真です。
東門(自由が丘駅方面)から境内に入ります
山門
開山堂
鐘楼
イチョウの絨毯
銀杏が空から落ちてきました
龍護殿(本堂)
大仏が三体
大仏が三体
三体 x 三仏堂 = 九品仏ですね
イチョウの木
樹上からはワカケの鳴き声が
推定樹齢700年(!)
仁王門
金剛力士像
おみくじひいたら大吉でした
十夜講
お地蔵様
閻魔堂
総門の出口
九品仏駅前の参道入り口
紅葉の色づき具合は年や時期によってバラつきがあります。上の3回の訪問では、2020年12月13日が一番紅葉が見頃だったと思います。
毎年この紅葉の景観を楽しめるのは幸せなことですね。
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