今日は、久しぶりにフルマラソン大会に参戦してきました。
第50回スポーツメイトラン川崎多摩川マラソン大会、多摩川河川敷を走るローカルイベントです。
最後にフルマラソンを完走したのは15年も前のことです。
トラブルが発生しなければ制限時間(5時間30分)内の完走は問題ないと思いますが、果たしてどうか?
これまでに4回フルマラソン大会に参加したことがあります。
1回目は、2008年11月16日の第3回湘南国際マラソンでした。
初フルでサブフォーを狙ったものの、結果は4時間12分29秒(ネット)と玉砕、おまけにゴール直後に悪寒で動けなくなり、そのまま大会事務局のバンに収容され、病院送りで点滴を受ける羽目になりました。
2回目は、2009年11月22日の第29回つくばマラソンでした。
前年の悔しさをバネに走り込んだおかげで、結果は3時間56分06秒(ネット)でサブフォーを達成しました。
3回目は、2021年3月27日の「第2回
東京・葛飾ウルトラマラソン&フル」、自己ベスト更新を狙ったものの、まさかの30km地点でリタイアに終わりました。
4回目は、2021年4月18日の「第7回
大田区多摩川新緑マラソン」、前月のリベンジで今度こそはサブフォー完走を狙いましたが、またまた悪夢の再現で30kmリタイアに終わりました。
結局、過去4回出場したフルマラソンは、完走はわずか2回しかなく、最後に完走したのは、もう15年も前のことです。
フルマラソンは、走っている間全く脚を休めることができないし、フィニッシュ後の足腰のダメージが酷いので苦手なんですよね。。。
ガチで走ったら、持久系スポーツのなかでも特に苛烈な競技ではないでしょうか?
そんなフルマラソンですが、今年は出場した持久系スポーツの大会が少なかったこともあり、久しぶりに挑戦してみることにしました。
2. 第50回スポーツメイトラン川崎多摩川マラソン
第50回スポーツメイトラン川崎多摩川マラソンは、多摩川河川敷の土手を往復するマラソンイベントです。
種目は⦿フル⦿30km⦿ハーフ⦿10km⦿5km⦿5km親子の6部門。記録証即時発行、計測チップを使用した自動計測となります。
初心者からベテランまで気軽に参加でき、エントリーも大会前日まで受け付けています(フルマラソンのエントリーフィーは5000円)。
開催場所は、神奈川県川崎市幸区の古市場グラウンドです
古市場グラウンドは、生まれて初めてマラソン大会(ハーフマラソン)に出た思い出のコースでもあります。
フルマラソンは、ガス橋と多摩川大橋の間の1周5kmの土手を9往復するほぼフラットのコース。
3. 今日の作戦
今年は年間1,000kmのペースで走ったので、足腰の調子はまずまずといったところです。
しかし、2年前の教訓からサブフォーはもはやムリと諦めて、今日のレースはキロ6分くらいのマイペースを心掛けることにしました。
また、2か月前の首の怪我の後遺症が残っているので、もしムリそうだったら無理せずにDNFするつもりです。
幸いにも制限時間は5時間30分と余裕があるので、タイムオーバーの心配はまずないでしょう。
それでも、2年前のように前半飛ばし過ぎて後半にいきなり脚が動かなくなってしまうような事態は何としても避けるつもりで、とにかく完走することを最優先に決めました。
4. 大会当日
当日は雲一つない快晴に!
かなり冷え込んでますが、風も穏やかでマラソンには絶好のコンディションです(最高予報13℃、最低0℃)
富士山もクッキリ
ガス橋を渡ります
会場の河川敷に到着
フィニッシュゲート
受付で計測チップとゼッケンなどを受け取ります
午前9:10、ブリーフィング
フルマラソンは午前9:30スタート
スタート前に集合写真
(出典:スポーツメイトランInstagram)
スタート時の映像です
最初の1周だけは距離を合わせるため2.195kmを走ります
出だしは好調、1週間ぶりのサラ脚ということもありスイスイと脚が前に出ます
それでも、キロ6kmペースを維持して抑え気味に走ります
最初の10kmはあっという間に過ぎました。普段10km走っているのでいつもと同じです
エイドにはポカリと水が
10kmを過ぎるまではエイドは利用しませんでした。
キロ6分平均で42.195kmを走り切ると、完走タイムは4時間13分12秒です。
初フルマラソンの完走タイム(4時間12分29秒)を上回ることができますね。。。
10km地点までは、初フルのタイムを意識しながら、あわよくばネガティブスプリット(前半より後半のタイムが速い)とか挑戦してみようかなどと夢想していました 笑
ところが、15kmを過ぎたあたりから、次第に足腰のあちこちに痛みが発生するように。。。
以下は21.1km(ハーフの距離)までのスプリットです
20kmまでは一定ペースを保っており、心拍数も150台で安定していましたが、20kmを過ぎてから心拍が171と一気に上昇、かなーり厳しくなってきました。
21kmの地点が精神的に一番厳しかったかもしれません。
ハーフを2時間6分15秒(キロ5分59秒)で何とか通過して、もうこのペースは維持できないと断念。
その後は一気に減速。
以下は21.1kmからフィニッシュまでのスプリットです
キロ7分台から8分台まで落ち込んでいますね。
ハーフ以降はエイドにも頻繁に立ち寄るようになりました。
エイドには途中からバナナが追加に!これは助かりました!
フルマラソン、ハーフマラソン、10kmの選手と、コースにはさまざまな選手が混じっています
右脚のふくらはぎにズキッと痛みが走ったり、腰がわらわらと腰痛発生しそうになったり、あちこちに異変が。。。
左脚のシューズのなかでは足の小指が圧迫されて、ずーっと痛かったです。。。
せめて5時間は切りたかったのですが、そんなわけで、早々に5時間切りも諦めて、制限時間内完走だけを目指すことにしました。
そして。。。ボランティアやエイドの方々が出迎えてくれるなか、制限時間5分前にフィニッシュ!
このエイドの方は、来年で70歳になられるそうですが、トライアスロンやフルマラソン現役でやられているそうでスゴイです!
フィニッシュ後に完走証をいただきました
MTBでガス橋を渡って帰路に
足腰が痛すぎてMTBがフラフラ運転で危なかったです 笑
帰宅して、近所のマッサージで施術してもらい、ラーメン花月嵐で遅い昼食
体重は62.10kgまで減少
そういえば2015年にウルトラマラソンで90km走ったときは、最初の42.195kmを4時間50分と5時間を余裕で切って走っているんですよね。。。
15年ぶりのフルマラソン、足腰へのダメージが酷くて想定以上にキツかった 泣
それにしても、昔はサブフォーとか、ウルトラマラソンとか、よくそんな苛烈なレースに出ていた自分を褒めたい。。。
まあ、いつものことで、終わってしまえば苦痛はあっという間に忘却してしまい、完走できたという充実感だけが残るという
笑
大会に参加された選手の皆さま、今日はお疲れさまでした!
そして、運営やボランティアの方々、今日はこのような素晴らしいイベントをありがとうございました!
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