[ZWIFT Race 1000レースの5年間を振り返る] 記憶に残るズイレー10選


ZWIFT Race(ズイレー)参戦が先日1000レースを超えました。

出典:ZWIFT Japan

5年前に始めたZWIFTですが、気が付いたらワークアウトとかやらずにレースばかり出てる 笑

今回はそんなズイレー過去1000レースのうち、記憶に残る10戦を時系列でピックアップしました。

0. Zwift Race (ズイレー)

ZWIFT Race (ズイレー) は脚力 (PWR) ごとにA~Eまでカテゴリーが分かれており、順位を競うものです。

A: 4.0 ~ 5.0W/kg
B: 3.2 ~ 4.0W/kg
C: 2.5 ~ 3.1W/kg
D: 1.0 ~ 2.4W/kg
E: 1.0 ~ 5.0W/kg

各カテゴリーに対応するZwiftレーススコアは以下のとおりです。

690〜1000(Aカテ)
520〜690(Bカテ)
350〜520(Cカテ)
180〜350(Dカテ)
1〜180(Eカテ)

最近導入されたZwiftレーススコアによる新しいランキングシステムでは、5つのカテゴリーがあります。これらのカテゴリーはレーススコアの範囲によって定義され、レース成績とパワーデータに応じてライダーを適切なグループに振り分けます。

新しい5つのカテゴリー分けには、いくつかのパターンがありますが、Zwiftレーススコアによって以下の3パターンに分かれて開催されます。

ADVANCED CATEGORY = 650+
CATEGORY RANGE 1 = 0-159 | 160-269 | 270-389 | 390-509 | 510-649
CATEGORY RANGE 2 = 0-209 | 210-329 | 330-449 | 450-569 | 570-699

例えば、CATEGORY RANGE 2では、Zwiftレーススコア別に

570-700(Aカテ)
450-570(Bカテ)
330-450(Cカテ)
210-330(Dカテ)
0-210(Eカテ)

に分かれます。

私の脚力はBカテですが、現在のZwiftレーススコアは607なので、新しい5つのカテゴリー分けではBカテには参戦できず、Aカテに参戦することになります。

私は2020年5月にZWIFTを始めたのですが、レースに初めて参加したのは2020年7月でした。

以来、毎年のようにズイレーに参戦

2020年 43レース
2021年 125レース
2022年 239レース
2023年 277レース
2024年 280レース
2025年 40レース

と、先日のタイニー参戦で1000レースを超えました。

通算のポディウム獲得回数は

金 36回
銀 49回
銅 30回

勝率にすると約3.6%ということになります。

以下、記憶に残るズイレー10戦を時系列でまとめました。

1. Crit City Race (B) on Downtown Dolphin (03/24/2022)

勝てそうで勝てないクリットシティー、直近8戦で5度のポディウムも未だに優勝ゼロという状況で参戦したレースでした。

[Crit City Race (B) on Downtown Dolphin] やっとクリットで勝てた。。。と思ったら!?
以下はゴールスプリントの映像です


ゴール前ストレートで独走態勢に入ってトップでフィニッシュ!ついに勝った!

。。。と思ったら、画面表示は2位。しかも1位の選手は2分前にゴールしているという摩訶不思議な状況。

結局、1位の選手はZWIFTのバグが原因だったことが判明し、修正順位はB完走22人中1位と、ついにズイレー(完走5人以上)で初勝利を挙げたレースでした。

2. Richmond UCI Worlds on 2015 UCI Worlds Course (D) (04/13/2022)

猫狭間の戦い(現在は狭間ノ会)のデビュー戦。

猫狭間の戦いとは、ZMPという脚質判定ツールの数値ごとに、脚力の近い人を集めたミートアップレースです。

ZMPの数値ごとに分かれるカテゴリは以下の4つです。

極(73 - ):Aカテ上位
松(69 - 72):Aカテ下位(脚質によってはBカテ上位)
竹(65 - 68):A/B境界
梅( - 64):~Bカテ中位

当時の脚質判定の結果は、ZMP61(脚質は「パンチャー」)だったので、「梅」カテゴリーで参戦。
以下はLibby Hillからゴールまでの映像(8分間)です


Libby Hillからの登り坂で飛び出して、そのまま8分間独走で何とか逃げ切りました。

順位は (D) 完走9人中1位。

初挑戦の狭間で勝つことができましたが、これが最初で最後の狭間での優勝でした。

今はカテゴリー分けがvELO Ratingベースになったことで、分不相応の (B) に昇格してしまい、勝ち目は永遠にないです 笑

3. ZWIFT Racing League | WTRL (B) on Libby Hill After Party (04/26/2022)

チーム対抗ZWIFT Racing League (ZRL) の第4戦、ZRL初参加のワタシは、何とかチームに迷惑をかけないようにと必死のレースでした。

序盤のFAL獲得のスプリントで脚力を削ってしまい、敢え無く集団に千切られてしまいました。

ゴール前のKOMの激坂区間では、限界を超えて踏み込み何とか50位でフィニッシュ、ギリギリ順位ポイントを獲得しました。
以下はゴールスプリントの映像です


以下はタムロリエさんの実況中継の動画です


順位はB完走74人中50位。

ゴールスプリントで記録した最大心拍数198は、2年後に200超えで更新するまでは過去最高値という限界突破のレースでした。

チームTMR(B)は6名(ぬこー様ちゃん、ケニさん、メロさん、ターボマンさん、ヤスダさん、そしてワイ)、スゴイメンバーだった。。。

みんなの活躍で13チーム中2位の好成績でした。

4. Road to Sky (E) (06/01/2022)

猫狭間の戦い(現在は狭間ノ会)の特別企画「俺たちの富士ヒル」、全カテゴリー混走のRoad to Skyでアルプを登るレースです。

このレースの2日前に50分57秒で自己ベスト更新していましたが、当日は3戦目で脚が攣ってしまいムリせず登頂。
シゲさんの実況中継に乗せられて、残り200mでエアロ点火してスプリントしたらみんなにウケた 笑


以下はシゲさんの実況中継の動画です


アルプは57分12秒、順位は完走34人中29位。

普段は地獄のアルプですが、みんなでワイワイ盛り上がりながらの楽しいレースでした。

5. Zwift Classics - Watch The Femmes! (B) on Casse-Pattes (07/28/2022)

Zwift Classics Series 2022は、7つのZwiftワールドでフィニッシュ順位と積算ポイントの両方で競う個人戦のレースです。

2022年7月11日から8月28日までの7週間、毎週ルートが変わる全7戦で、通算18レースに出走しました。

この日は第3戦Caase-Pattesを1ラップのレース、同じコース4度目の挑戦。

以下はゴールスプリントの映像です


順位は49人中6位

4度目の挑戦で、終盤のPetit KOM(5分30秒)を初めて千切れずにフィニッシュできました。

Petit KOMの登りで、Wbalは驚異のマイナス11.8まで枯渇。。。このWbal枯渇度は未だに記録です。


以下はPetit KOMの映像です


5分のCPも318W(5.05w/kg)と、自己ベスト更新、いろいろな点で限界突破したレースでした。

[Zwift Classics 2022 全7ステージ走行記] 7週連続でフィニッシュ順位と積算ポイントの両方で競う個人レース
全7ステージを終えての総合ランキングでは、BカテでZEALのebiさん、Sudoさんに次いで国内3位(世界ランキング41位/5261人)にランクインできたのは自分でも驚きでした。

6. 3R Racing (A) on Innsbruckring (08/05/2022)

当時はInnsbruckringのレース(通称インス)に狂ったように参戦していました。

毎週金曜日には、3R Racingの朝インス(2ラップ)と夜の魔境インス(4ラップ)が開催され、毎週のようにLeg Snapperを駆け上っていました。
以下はゴールスプリントの映像です


順位はA完走18人中13位。

ケニさんは王者ぷぷりんに次いで惜しくも2位、ebiさんは5位という、ツヨツヨメンバーに蹂躙されたレースでした。

3R Racingのインスはもうなくなってしまいましたが、インスのレースは今でも大好物です(Leg Snapperは通算250回)。

7. Team Electric Spirit Co. Preprandial Crits (A) on Hilly Route Reverse (08/19/2022)

ZEALのチームジャージお披露目スプリントレースということで、ZEALとアニマルズ、そしてTMRのメンバーが勢ぞろい。。。ZRL前哨戦のような身内レースになりました。
以下はゴールスプリントの映像です


以下はシゲさんの実況中継の動画です


「モニオさんの前に出ないとブログに映らないんですよ」(シゲさん)笑

順位はA完走21人中13位。

13分くらいのショートレースでしたが、みんなでワイワイ盛り上がりながらの楽しいレースでした。

8. Zwift Insider Tiny Race (B) Week 38 Race 1 (04/29/2023)

第38週目のタイニー第1戦、Two Bridges Loop (2.832km) です。

Race 1からRace 4まで同じTwo Bridges Loopですが、徐々に距離が長くなるという企画の第1戦。

以下はゴールスプリントの映像です


順位はB完走66人中1位。

3位くらいかなーという感じだったので、結果を知ってビックリでした。どうして勝てたのかは今でもよくわかりません 笑

9. STAGE 4: Crit Club — Neokyo Crit Course (B) (5/25/2023)

STAGEレース(ZRacing Monthly Series)は、かつてのZWIFT Classicsに代わって2022年9月からスタートし、同じレースが毎週月曜日から土曜日まで最大15回/日開催され、週ごとにSTAGE1, STAGE2..とコースが変わるレースシリーズです。

この日はNeokyo Crit Courseを4周回のクリテレース、同じ週3度目の挑戦。

以下はゴールスプリントの映像です


残り700mで28位からスルスルーっと順位を上げましたが、同じTMRのくるパパさんに惜敗

順位はB完走42人中2位。

STAGEレースは以降も勝利まであと僅かというレースが続いて、ついに0勝100敗の金字塔を達成。

[ZWIFT STAGEレース 0勝100敗忌念] あと僅か優勝に届かなかったSTAGEレース8選
STAGEレースは現在0勝177敗で連敗記録を更新中です 笑

10. Zwift Insider Tiny Race (B) Week 49 Race 4 (07/15/2023)

第49週目のタイニー第4戦、Innsbruckring (インス) です。

ズイレー99連敗中で挑んだインス戦、全身全霊で優勝を狙いに行きました。
以下はゴールスプリントの映像です


スプリントパワーでは勝ち目がないので、Ghostで隠れて橋の手前から早駆け、あとはひたすら限界突破でLeg Snapperを激走。

順位はB完走70人中1位。

インスで悲願の1位となりましたが、以降、同じタイニーのインス戦では優勝はおろか、ポディウムさえ届かない状況が続いています。
11. まとめ

以上、ズイレー過去1000レースのうち、記憶に残る10戦のまとめでした。

高強度のズイレーを1000レースも出走したというのは、ズイレー依存症なのは間違いない 笑

しかしなぜこのような苦行を続けているのか?

それはおそらく、レースならではの駆け引きの楽しさ、勝ったときの喜び、仲間と一緒に切磋琢磨する連帯感などのメリットが、レースに出る苦しさや痛さといったデメリットを上回っているからでしょう。

あるいは、他では得ることのできない非日常体験を身体が求めているのかもしれませんね。。。

コースの好みとしては、インスや平坦基調のLondonなどは好きですが、ダラダラ登りが3分以上続くTurf N SurfやCasse-Pattesのようなコースは苦手です。

最盛期のRace Rankingは86.11(2023年7月15日)でしたが、現在は113.47まで落ちています。


一方、脚力のほうは、15s NP 11.39wkg、1min 8.11wkg, 20min 4.09wkgと、Bカテとしてまずまずの数値までバランスが改善しました。


課題はFTPが236w(3.80wkg)と低いこと。。。これでは勝ち目はありません。

また、こうして過去のズイレーを振り返ると、W'balマイナス11.8とか、我ながら今より遥かに根性ある走りをしていましたね 笑

ズイレー1000レースを超えましたが、過去の自分に負けないようにこれからも続けたいと思います。

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