[春の箱根旅行] 恩賜箱根公園、箱根神社、箱根強羅公園、箱根ラリック美術館、箱根関所など

妻と箱根に行ってきました。


応募していた別荘体験宿泊が当たったので、それに宿泊するのが目的です。

4月中旬の平日、富士山は少し雲に隠れて全景を拝むことはできませんでしたが、幸いにも天気に恵まれて、桜も満喫することができました。

以下はその旅行記です。

1. 初日

1.1 はつ花そば本店(箱根湯本)

箱根を訪れるのは、友人とロードバイクでヒルクライムに行って以来2年ぶりです。

午前9時に自宅を自家用車で出発、東名高速道路~小田原厚木道路を経由して箱根湯本を目指します。


天気は晴天、午前10時30分、箱根湯本駅に着きました


駐車場に車を停めて、駅前の商店街を散策


人気のはつ花そば本店で少し早いランチ


はつ花そば本店


店の前にはもみじが!


店内2階にはガラスケースに人形が、初花というのは慶弔時代の貞女の名前が由来なんですね


美味そうな天そば、いただきまーす!


店を出たらすでに結構な行列が。。。良いタイミングで入店できました


橋を渡って商店街方面へ

1.2 恩賜箱根公園

ChatGPTに聞いたところ、芦ノ湖畔の恩賜箱根公園の桜が見頃ということで、行ってみることに


ちょうど八分咲きでした!


マメザクラが素晴らしい


外国人観光客も結構多い


空気が冷たくて風が強いけど、快晴の絶好の天気






高台からは芦ノ湖の向こうに富士山の姿が


富士山と芦ノ湖と桜のコラボ


湖畔展望館の2階テラスより


富士山の麓に雲が掛かっているのが残念


それでも絶景なのは変わりない


館内1階には、箱根離宮建設計画から完成までの資料が展示された展示室(資料室)がありました


庭園も手入れが行き届いていて立派


抜けるような快晴に映える桜



マメザクラはソメイヨシノより小粒ですが、花がとても可憐

 

1.3 箱根神社

次は箱根神社に参拝



強風で波が荒い



石段を頑張って登って本堂に到着


九頭龍(くずりゅう)、箱根九頭龍神社(本宮)は別の場所ですが、ここには新宮がありました


樹齢うん百年の杉の大木


観光客のお目当ては、この湖に面した平和の鳥居での撮影です!


外国人観光客中心の行列に並ぶこと30分余り、ようやく順番が来て撮影


インスタ映えのする写真


今日は湖畔の波が荒かったですね




チェックインの時間15:00が近づいてきたので、初日の観光はここでおしまい、別荘に向かいました。

別荘の体験宿泊は以下のブログを参照ください。

2. 2日目

2.1 箱根強羅公園

昨晩の夜から激しく降った雨は、朝には止んで、今日もまた良い天気に恵まれました!

丘の上にある洋風の植物公園、箱根強羅公園へ



駐車場のある正門から西門までの段差がスゴイ


カサムラサキツツジのピンクが鮮やか


階段を登ります


しだれ桜も満開


噴水に出ました



バラ園の前の音楽堂



これはサトザクラかな?


クラフトハウスに立ち寄りました


エマニュエル・トッフォロさん(イタリア・ムラーノ島出身)の作品


昆虫のガラスアートがスゴイ



駐車場のしだれ桜

2.2 箱根ラリック美術館

妻がチラシで見つけた箱根ラリック美術館、開館20周年


フランス人のガラス工芸家・宝飾デザイナーであるルネ・ラリックの作品を展示しています


入場料は大人1500円ですが、じゃらんネットで購入すると1200円に割引となります(リロクラブの1300円よりさらに割安)


ちょっとわかりにくい場所でしたが無事到着、モダンな建物


ルネ・ラリック(1860~1945)は、アール・ヌーヴォーの宝飾デザイナーとして活躍し、1925年のパリ万博で一躍有名になったそうです。



展示室入口(館内は撮影禁止)


以下はすべて公式ホームページからの写真です


とにかく展示ルールが豪華でスタイリッシュ!

エントランス

ラリックの仕事場

ラリックのデザインした香水瓶(100近くのメーカーから発売された)が勢ぞろい

香水瓶

当時のパリ上流階級のハイソな生活が伺い知れます

ジュエリー

友人の邸宅に寄贈した室内噴水

室内噴水

セレクトコーナー

花器

ベル・エポックの部屋

サロン・ド・サラ

ここは撮影OK


静かな空間


ちょうど屋外の景色が楽しめました


いやーこのラリック美術館は素晴らしい!


箱根観光の穴場ですね


受付前の作品「ここだけ撮影OK!」


展示室を出て併設レストランへ


当時の自動車のエンブレムにもラリックのガラスアートが!


どうしてこれだけのラリックコレクションが箱根に集結しているのかChat GPTに聞いてみました

日本にある箱根ラリック美術館(正式名称:箱根ラリック美術館)のコレクションを集めたのは、主に創設者である実業家・吉田俊男(よしだ としお)氏です。

🌟 吉田俊男氏とラリック美術館
吉田氏は元々、自動車業界やレジャー施設の経営などで成功した実業家でしたが、ある時ラリックの作品と出会い、その美しさに感動し、本格的に収集を始めました。

特に、ラリックのガラス作品に強く惹かれ、その後長年にわたって世界中から作品を集め続けます。

約40年かけて形成されたそのコレクションは、世界でも有数の規模になり、美術館設立へとつながりました。

🌍 コレクションの特徴
作品数は約1,500点以上とされ、ラリックの初期のジュエリー作品から晩年のガラス工芸品まで網羅されています。

特に注目すべきは、オリエント急行の**サロンカー「ル・トラン」**が実物展示されていること。この車両もラリックによる装飾が施されており、世界的に貴重です。

なぜ美術館にしたのか?
吉田氏は「この素晴らしい芸術をより多くの人に見てもらいたい」という想いから、単なる個人コレクションにとどめず、2005年に箱根の地に美術館を開館しました。


吉田俊男という人物については調べてもあまり詳しい情報は出てきませんでした。

2.3 Hakone Emoa Terrace

美術館併設のレストラン(Hakone Emoa Terrace)へ


オリエント急行の車両内でのランチは団体客の予約でほぼ満席


ランチメニュー


エモアセット(2750円)にスイーツとサラダのセミビュッフェ(1760円)を足して4,510円


入口横には販売品


掲載されている雑誌


中はとても広い



屋外テラスも


ビュッフェが豪華だ~


多種多様なデザート類


スープや小鉢


サラダなど


いただきまーす


メインディッシュ(豚バラ肉のプレゼ)が到着


妻のメイン(鰆のロティ)もメチャクチャ美味しい~


もう最高のランチでした


デザートもたっぷり


外にはなんとオリエント急行の車両が


団体ツアーの観光客は車内でランチでした


ランチの後はギフトショップに



アルフォンス・ミュシャ(アール・ヌーヴォの代表的なデザイナー)の商品


ラリックのデザインの商品各種



分厚いカタログも販売


妻はラリックを大変気に入りお買い上げ


アクセサリーなど


書籍



ラリックブランドの正規品


なかなかのお値段だ~






香水の瓶


いやーラリック美術館もレストランも最高でした!

2.3 山のホテル庭園

仙石原のススキがスゴイところを通過


今はすべて刈り取られてました


小田急山のホテルに到着



庭園(無料)が素晴らしいということで訪れました


なるほど立派な庭園だ




野鳥の鳴き声も



しだれ桜




広大な敷地


チャペルもある




たくさんのツツジ、季節はこれから



銅像


シャクナゲ庭園



残念ながら季節はまだこれからでした。。。


2.4 箱根関所

最後の目的地、箱根関所へ、場所は昨日訪れた恩賜公園のすぐ隣


まずは資料館を見学、おたまちゃん(関所破りをして死罪になった女性)の解説がわかりやすい


全国にある城一覧


大名紋章城郭図


関所を見学





見張り台まで頑張って登りました


達見番所


芦ノ湖が一望


再び戻って


関所から旅物語館へ


寄木細工の店にいたら妻がやってきて、「こっち来てみて!」と


なんと、土産物店内には外国人観光客が大勢で日本酒の試飲大会!


秀逸な試飲システム


全国各地の日本酒を選んで試飲できる


どうやら観光バスで外国人観光客が大勢到着したようでした


300円で3コイン、3種類を選んで試飲できる仕組み



お酒選びはAIで


もちろん多言語対応


これは良い企画だ~


外国人観光客もみな大喜び


本日のおススメ


メキシコシティーから来たカップルとしばし歓談


車を運転しない妻も参戦 笑



無料のボトルも振る舞われました



あのナカタも絶賛








外国人観光客がみな撤収したところ


静岡の鉄道会社が委託されて昨年から始めた企画だそうです



フィリピン国籍で日本語堪能なバスガイドさんに聞いたら、今日は強風で遊覧船もロープウェーも運航停止なので、外国人観光客の方々は不満がたまって日本酒で発散しているとのこと!


確かに遊覧船は強風で運行中止でした



帰りは海老名S.A.で持ち帰り夕食を調達


以上で箱根1泊2日の旅行は終了、お疲れさまでした!
[小田原からの箱根ヒルクライム] 箱根駅伝5区のルートで芦ノ湖を目指す

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